2025年7月 7日 (月)

Circle A Sax!! 6th Concert 〜たなばた de 会いま SHOW!!〜

 彼らの演奏を聴くのは2回目。前回は昨年2月で、Blogの記事にはありませんが、啼鵬スコアのHolst「第一組曲」を演奏して頂きました。

Circleasax6  今回は冒頭の酒井格作品から度肝を抜かれました。お恥ずかしながら原曲は存じ上げませんが、其れを想像させるに十分な色彩感をもった編曲。そして中低域の重厚さからくるメリハリのある演奏。明らかに前回の印象とは違うものを受けました。

 その中低域。小編成の演奏を聴いたときに確信しましたが、中核を成したのはTenorの小松崎美沙さんと、Baritoneの平賀美樹さん。この2人の最強サウンドが合奏全体を誘発していたに違いないかと。

 それにしてもアタシはご両人、FigurOtto Vociでご一緒させて頂きましたが、そのときには見せなかった別の姿。んま、当然職業演奏家ともなれば、どこへ行っても我が道を行く同じ演奏!ってワケにはいきませぬ。加わるアンサンブルによっては豹変する事もしばしば。アタシも。

 も1つ特筆事項と言えば、神保佳祐氏の筆によるHolst「木星」。先の酒井作品同様、様々な楽器の集合体である原曲を、単一楽器の合奏でここまで再現させるのは至難の業。一昔前のオケ編曲モノと言えば、単なるコピー&ペーストで済ませた、「やってみました」感満載のスコアばかり。それらとは一線を画す素晴らしいサウンドで、同じスコアラーとしてはため息モノでしたわ。これは専門奏者ならではの仕事。ポイントは...と、ここでタネを明かす事もないかネ。

 啼鵬スコアと言えば、MCでは触れていませんでしたが、今年生誕150年を迎えるRavelの「Ma Mere l'Oye」。あぁ、これも前世紀に書いたもの。啼鵬がタクトをとった演奏以外では、洗足学園のSaxcherzetがやって下さったくらいか。冨岡和男先生(2025年4月8日参照)に「最初の音、高くて出しにくいんだヨ!」とか言われたっけな。久しぶりの再演。有り難うございました。

 彼らの演奏を聴くと、当然お師匠さんの新井靖志さんを思い出すワケですが、こうして門下生が集って、先生の遺志を引き継いでいく。これが本来の師弟関係なのでしょうけど、なかなか出来る事ではありませぬ。新井さんかぁ。啼鵬も思い出があるな。いつか語りましょう。

 ところでこの楽団はすんなり客を帰してくれないのか、アンコール最後に演奏されたメンバーのオリジナル作品。これが作曲家的には本日のショーゲキ作。いろいろな事を問題提起。大袈裟な事を言えば音楽とはなんぞや?生きるってなんなんだ!ってなところまで考えさせられ、この記事を書いている今も、答えが出ませぬ。

 やってくれるなぁ。山浦雅也氏、そういうセンスの持ち主だったんだ。接触無いんで知らんケド。一字違いの山下雅也さんの事は知ってるんですがネ。

 1曲終わる毎に張り詰めた緊張が緩むのが、目に見えたような会場の雰囲気。有り難うございました。

2025年7月 5日 (土)

筑西市誕生20周年記念S.C.E.ファミリーコンサート

 ふとした事で思い出して訪れた演奏会。昔共演したSocius Clarinet Ensemble。その共演も大分前ですが(2016年1月31日参照)。

Dsc_0902 冠にある筑西市誕生20周年。あぁ、もうそんなんなりますか。深キョンの「下妻物語」や下妻二高の甲子園出場等で、下妻市が合併から離脱したのも懐かしいハナシ。

 今回啼鵬は複雑な思いで演奏を聴いておりました。そもそもこの演奏会の開催を調べて赴いたのは、このグループの座付き作家、佐川光一朗さんが亡くなられた事を知ったからです。それも全く違うスジから。

 もう追悼演奏会は2年前に。なので彼女らの中では通常の活動になっているのでしょけど、啼鵬にとってはどの曲を聴いても、佐川さんが書いたスコアなのか、と思うだけで涙が溢れてくるのですが、残念ながら編曲者のクレジットが全く無く、かと言って聴いただけで佐川譜面かどうか分かる!ほどアタシも彼を知らない。

 我々スコアラーは楽譜を通じて演奏者、そして聴衆とつながります。それは死んだ後、何百年経っても。現に300年も前に書かれたBachの譜面を、楽器を始めたばかりの子どもから、円熟したプロ奏者までが弾く。もっと言えば、その楽譜に全てを込めるわけで、スラーの線1本、スタッカートの点1つにも重要な意味があります。何故付けたのか、何故付けなかったのか、楽譜は読み込めば読み込むほど、新たな発見があります。

 Sociusの皆さんは、今後も佐川さんの楽譜を吹き続けると思いますが、恐らくこれからも楽譜から新たなメッセージを受け取ることでしょう。

2025年7月 4日 (金)

南インド料理

 話題としては少々前。大学時代の友人と久しぶりに食事。彼オススメの店へ。

Img_20250424_181524552 カレー好きのテーホーにという事で、今回は南インド料理の店。何も知らずに「美味い、ンまい!」って食べていたんですが、後でこの店、グルメサイトでも何度もタイトルを獲得している名店だと知りました。

 この日はアタシらの他に、10人くらいの団体さんっぽいお客さん。平日の夜でも賑わっておりました。

2025年7月 3日 (木)

変わらぬ病院

 少し前の話。リハーサル会場がかつての母校の近くだったので(2025年6月2日参照)、周辺を散策。母校の跡地は大分様変わり(2025年6月5日参照)。

Img_20250602_104025254_hdr しかしこの病院だけは移転せず昔のまま。思い出の地です。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の合格発表が13:00から。食事を済ませたテーホーは合格発表までの時間、この病院の待合室でNHK連続テレビ小説の再放送を視聴。12:45から15分間。観終えて親父と「そろそろ行くか」と、重い腰を上げやした。

 ナニを観たのか覚えていないのですが、調べるとどうやら「純ちゃんの応援歌」だったよう。山口智子さんの。近年再放送していたので、それも観ました。高嶋兄弟や鶴瓶師匠も若かったですねぇ。後に旦那さんになる唐沢寿明さんも。

 ちなみに合否は自分で見て知ったのでは無く、この病院から芸高に向かう途中、既に見終えた受験生親子が向こうから歩いてきて、「ウチはダメだったわ。松本さんはあったよ」というので知った次第。

 その受験生。3年後の芸大受験で一緒になり合格。後に一緒に演奏する仲間になろうとは。

2025年7月 2日 (水)

似て非なるBandoneon

 古い友人から頂いた楽器。

Img_20250616_133038910 ま、このBlogの読者諸君がフツーに見れば「なんだBandoneonじゃん」となりますが、この楽器アタシは弾けませぬ。そう、配列が違う楽器。

 クロマチックという、ボタンが半音階に並び、更に蛇腹を開いても閉じても同じ音がします。あぁ、なんと合理的なんだろう。でも普及度で言えば啼鵬の使っているディアトニック、配列がバラバラで蛇腹の往復で音列が変わるタイプの方が広く出回っておりまする。

 実物を見るのは何回目でしょう。しばらく前に買い手を探すのを手伝った楽器群の中に(2023年12月18日参照)。そう言えばあの楽器達はどうなっただろう。

 ちなみにコレを弾きこなせるようになると、「おぉ!ディアトニックとクロマチックの二刀流か!!」なんて、同業者には驚かれますが、一般人には「ナニが凄いの?」となるでしょうな、見た目一緒なので。 

2025年7月 1日 (火)

地方郵便局カレー【牛たんスパイスカレー】

 以前にも郵便局でカレーを買った事がありました(2023年8月23日参照)。今回は缶詰のカレー。

Dsc_0837 しかも買ったのは山形市の郵便局。郵便局で売っているものはてっきり、全国どこでも買えるのかと思ったのですが、このカレーは土浦の郵便局では見かけないので。局員さんに聞いてみると、やはり東北地区で販売とのことで、ならばと購入。

 実のところ、あまり期待はしていませんでした。「買った」時点でBlogのネタとしては十分なので。果たして食べてみると、これがなかなかゴイスー。 味もさることながら、牛タンがデカッ!

2025年6月30日 (月)

福島のスモッち

 「スモッち」と言えば、山形県は天童市のいではCOCCOで作っている半熟燻製卵。啼鵬もこれまで数え切れないくらいお土産で買って帰りましたが、今回福島県でも「スモッち」を目撃。

Img_20250626_150714904 いや、目撃どころじゃなくて、証拠品として買ってきたんですが、そもそも「スモッち」って登録商標じゃないのかネ? アタシは勝手に、山形は「スモッち」、福島は「燻たま」と思っていたのですが...。

 肝心の味の方はというと、正直違いが分かりませぬ。もしかすると両方用意して食べ比べれば、違いが分かるのかも知れませんが。  

Screenshot-from-20250628-090941 更に良くないのは、ネット検索での答え。このスクリーンショットのは2回目に検索したとき。1回目に検索したときなど、「福島では売っていません」と書いてありやした。んま、現段階でのAIはこの程度ですわ。

 もしやこの山形と福島の「スモッち」。「大阪王将」と「餃子の王将」のような、簡単には説明出来ないような関係なのか!?

2025年6月29日 (日)

第9回紫村千恵子とラヴィアン・シャンソン定期発表会

 このBlogにも度々登場する、紫村千恵子さんのご指導されているお教室。今回はラヴィアン・シャンソンの皆さん。発表会としては9回目なのですが、発足自体は2008年。前回は半年前(2024年12月13日参照)。

Img_20250629_170210001 ...って、いきなりもう打ち上げの写真ですが、今回悔やまれてならないのが、最後に会場の皆さんと歌った曲。「海」にまつわる3曲。せっかくの海だったので、あの楽器(2025年3月31日参照)を持ってくれば良かった...。

 お暑い中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。そして生徒の皆さん、お疲れ様でした。次回歌われる曲も楽しみです。

2025年6月28日 (土)

みんなで啼鵬スペシャル

 かっちゃんとのコラボ企画で福島市に赴いた松本兄弟(2025年6月26日参照)。前日にはそのかっちゃんで、施設のスタッフさんと作戦会議!?

Img_20250625_194329417 啼鵬は「いつもの!」ってな感じなのですが、その「いつもの」である「啼鵬スペシャル」。今回はスタッフさん達もオーダー。納豆のネバネバとレンコンのシャキシャキを味わって頂きやした。

 弟ゴルゴだけは「野菜スペシャル」で。

2025年6月26日 (木)

かっちゃん&松本兄弟

 以前からコラボ企画をしていましたが、今回は久しぶり。福島市でお好み焼き屋さんを営む友人、かっちゃんと松本兄弟(マツモトブラザーズ)。

Matsubros2025 今回お邪魔したのは視覚障害者の施設。実は啼鵬、昨年てっちぃずでもお邪魔しておりました(2024年5月7日参照)。我々兄弟のみでの演奏も久しぶり。先月のライブでは、ピアニストの猪野麻梨子さんにサポート(!?)で入って頂きましたので(2025年5月29日参照)。

 当然松本兄弟は音楽を提供。かっちゃんは食を提供。皆さん、熱心に聴いて下さいました。前日の移動は大雨でどうなるかと思いましたが、当日はウソのように晴れ!...あ、帰りはやはり雨になりましたが。

 お招き下さり有り難うございました。Img_20250626_120525261_hdr

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