作編曲家と言っても、今では五線紙に手で音符を書く事が殆ど無い私。作業の大部分はパソコンでやっています。しかも今となっては化石のようなマシーンで。
そんな今日、
もう15年以上も使っている機材が故障!?
いきなり電源が落ちました。
壊れたのはMIDIパッチベイというもので、パソコンやシンセサイザー、キーボードなどの配線の中心になっているもの。高校生のときに新品で購入。以来パソコンでの作業の際は、必ず使っていて、はたまた初期のなおていライブでも、ステージに上げて使用。
う~む、代替え機はあるものの、また配線し直すのも面倒臭い。それでもよいこらと機材を動かしてみると...。
ありゃ、
電源入った。
つまりは電源部の接触が悪くなったのか。
もとの位置に戻すと、また電源が落ちました。このままの位置で使えと。
今後この手のものに悩まされるんでしょうねぇ。無理もありませぬ。長く使っているのですから。ちなみに入力に使っている(画像右側に少し写っている)Master Keyboardは、私が中学生のときに購入したもの。しかも展示品を買ったので、相当使い込んでいる事になりますが、こちらはピンピンしております。当時Electric Pianoの音色に定評のあった、Roland HP-5500。
ついでに申しますと、画像右上の画面。私のメインマシーンで、国民機NEC PC-9801UXにCyricsの載せ換えCPUと、8M(メガですよ、ギガじゃありません)のメモリを載せ、TEACの外付けHDD(340MB)から起動しております。大学時代に作曲の師匠から賜ったもの。つまり私の手に渡って、もう10年以上使っているのですが、師匠の時代から数えたら20年も使っている事になりますか。OSはMS-DOS 5.0。
今では携帯電話よりも遅いパソコンですが、このご時世こういった機械類を20年も使い続ける、しかもそれが不便でなく、逆に今のいらない機能ばかり付けた最新型のマシーンよりも、桁違いにエラーが無く(桁違いどころか、皆無)堅牢。消耗品とも言われるHDDも、よくぞ保っていますよ。今のHDDなんて5年が良いところでしょう。
モスクワ・フィルが演奏した葉加瀬太郎さんの「流転の王妃」、群馬交響楽団が演奏した榊原大さんの「ファイト」、NAOTO君の「Blue 'G'」などなど、みぃんなこの骨董品のようなマシーンから生まれました。
これからもね。
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