« 他では買えない逸品 | トップページ | 台風9号 »

2007年9月 6日 (木)

丼の意味

 久しぶりのカレー丼です。某駅直結の飲食店街の中の店。

Datecurrydon 結論からいうと、

話になりません。

付け合わせを工夫し、雰囲気を丼モノにしたところで、所詮は本来皿で出すべきものを丼に変えただけ。レンゲまで付けているならば、何故普通に皿によそって、「カレーセット」と名乗らないのよ! 「丼モノ」に社運(店運)をかけて闘っている料理人の方々に申し訳が立たないでしょ。

 とまぁ叩きましたが、更に手に負えないのは味が良いという事。これが普通のカレーだったら、「美味しいカレー」として紹介するんですがね。「丼」と名乗る以上は、そのスタイルを評価しなければなりませぬ。

 食の世界、美味しければ何でもイイって訳でもないっしょ。

« 他では買えない逸品 | トップページ | 台風9号 »

カレー」カテゴリの記事

コメント

『丼』であることの意義...ッスか。
単純なようでちょっと考えると難しいですね。
天丼だと最初からタレの絡んだあの程よいしっとり感のてんぷらに
ご飯(これにもタレが絡んでる)がミックスされるあの食感は
てんぷら定食とはまた一線を画した楽しみがありますが...
「カツ丼」の場合、卵とじ系のカツ丼が普通のとんかつと違う
バリエーションを見せてくれるのは言うまでもないのですが、
ソースカツ丼も上記の天丼のような楽しみ方なのでしょうか。

...で、カレーの丼である理由は....???

てなことをウチの相方と話してましたら。
「鰻丼」と「鰻重」の見解の相違でケンケンガクガクに
なってしまいました。
私は鰻丼派。
相方は鰻重派。
私が「持ちやすくて温かみのある丼で食べるのがよい」といえば
向こうは「折角大枚はたくんだから高級感漂うのがよい」と。
どちらもご飯に鰻がのっている点では同じなのに
どうしてこんなにも意見が食い違うのか...

> 響酒さん
 ちなみに「鰻丼」と「鰻重」の違いは、単に器の違いだけでは無い場合がありまする。鰻重の方は、2段重ねのように、鰻とご飯をサンドウィッチのようにしているものを指す店があって、鰻丼とはまるで違うものになっています。
 重箱に入っていると、隅のご飯粒が取りにくいというデメリットもありますが、何と言っても高級感とステータスという点、店によっては価格設定も格差をつけていますし。鰻重を食べられる人生の余裕が欲しいものです(涙)。

ある方が「丼なんだから、カレーでも和食じゃないとだめ」と言われていました。出汁が決め手とも。ていほうさんのこだわりは何ですか?

> あさみすとさん
 やはり「丼」という、物理的形状の中で、料理がどう表現されるか。また思想、主張において「丼」である必要があるのか。
 「味」は殆ど関係ありません。何故ならば、作り手が違えば、味はどうにでもなるからです。簡単に言えばそんなところです。

あさみすとさま。
すみません、単なる傍観者(しかもよぱらい)の私が
チャチャいれてしまいます。
出汁が決め手のカレー、というと、私の場合
とっさに連想してしまうのが蕎麦屋のカレー。
アレはアレで結構好きです。
定食もやっているような大衆的ソバ屋でカレーうどんを
注文する時、一緒にご飯も頼んでしまうのですわ。
まずは麺類だけをズズッとすすり込み、残ったカレー汁に
おもむろに傍らのご飯を投入してグチャグチャ混ぜ混ぜして
喉に流し込むように食べるのが、好きです。
...これ「カレーう丼」でいいのかな??

こんなアホなネーミング考えるヤツぁ、ワシの他におらんじゃろぉ...
って試しに検索かけたら....こんなの出ちゃぃました↓
http://www.wasyoku.cc/menu/Curry_udon.html

> 響酒さん
 カレーうどんにご飯は、珍しいものではありませぬ。例えばこのBlogの「カレー」カテゴリの2007年6月15日をご覧下され。
 あとそば屋のカレーも、このBlogでは度々話題に出まする。
 お時間があるときにでも、過去logをご覧頂くと、かなり笑えるものもありますぜ。

はい、響酒さん。まさに出汁の効いたカレーはカレーうどんの味です。でも丼にするにはまだ、工夫も意味も必要だと思います。って、私はいったい何者?(笑)

> あさみすとさん
 是非とも「丼」への飽くなき戦いを。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 丼の意味:

« 他では買えない逸品 | トップページ | 台風9号 »

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ