浅利真Sax Night Vol.2
仕事以外でコンサートに出掛けるのは、何年ぶりでしょう。Sax奏者、浅利真君の演奏会に行ってきました。
年に1回開催しているそうです。
Euphoniumの牛渡さんもそうですが、
こうして自主公演を毎年するのは、並大抵の事ではありませぬ。私なぞ勇気と気力が無く、単発では過去にやったものの、コンスタントには無理ですわ。
今回の私にとっての目当ては、RakhmaninovのVioloncello SonataをBaritone Saxophoneでの演奏。2~4楽章という抜粋でしたが、それでも聴き応えは十分。そもそもロシアの作曲家は、Saxという楽器に好意的で、オーケストラで使用したり、中には協奏曲も書いた人もいますし。ドイツとは対照的ですわ。ちなみにこの曲、Violoncelloの植木昭雄君がアルバムにも収録。
それにしても浅利君、スラッと背が高く、MCもイケるし(ライブハウスのダラダラ系とは大違い!)。そして何よりも、彼は編曲を良くします。これが、さすがプレイヤーの立場での編曲。以前聞いたコンサートでも感心したものです。
20歳前後を「若手」と呼ぶクラシック界においては、もう彼は中堅の仲間入り。こういう音楽家が私のすぐ後ろにいると思うと、驚異ですよ。うかうかしていられませぬ。
そう言えば浅利君が親友とおっしゃる八木澤教司先生の作品も演奏。先生ご自身もお見えになられていました。私の斜め前(汗)。
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