Victor製のPiano
旅先の公演地でお目にかかった、珍しい楽器。何とVictor製のPianoですよ。
音響機器や映像機器、
レコード事業といった、
言ってみれば音楽に関係する会社ですから、
楽器の1つや2つ作っていても、不思議ではありません。私もVictor製の電子オルガン「ビクトロン」の存在は知っていました。とは言え電子楽器なので、今回見つけた、まるっきりのAcousticの楽器は、初めてです。
トレードマークの、
蓄音機に耳を傾けるワンちゃん、
ニッパー君もいるではありませんか。
このHis Master's Voice(HMV)を見るまでは、同じ名前の別メーカーではないかと思いましたがね。なのでカテゴリも「わんこ」に入れました(笑)。
Victorは、1958年に楽器事業に参入して以来、30年以上にわたって楽器を作り続けていましたが、もう撤退して久しいです。少し前に話題にしたβビデオ。そのSONY陣営と、VHS陣営の中心とも言うべきVictorの競争は、歴史的なものでした。
ちなみにVictorは、アルゼンチン・タンゴにおいても、歴史的な関係があります。20世紀前半、当時2大レーベルと言われたオデオンとRCA(Victor)。そのオデオンに対抗してRCAのアーティストでオルケスタを組み、オルケスタ・ティピカ・ビクトルという楽団名でレコードを残したのです。今でもその音源は入手可能で、私もこういった古い時代のTangoは好きで、時折聞いていますね。
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啼鵬さんお久しぶりです!
すごいですね!!全然知りませんでした私も小さいころから11年近くピアノをやっていますが.本当に初めて見ました!!
投稿: 祥子 | 2008年12月29日 (月) 09時36分
> 祥子さん
「へぇ、こんな事してたんだ」というのは、色々な所で発見します。そういう我々も同じようなもの。変なところで名前を見つけられ「てーほーサン、こんな事してたん!?」と言われる事もね。
投稿: ていほう | 2008年12月29日 (月) 22時38分
ていほうさん
あけましておめでとうございます♪
今年も更なるご活躍をお祈り致します。
のんびりとしたお正月、久しぶりにていほうさんのブログを読んでいたところです。
じつは私のピアノも写真と同じビクター製です。めずらしいんですね。確かに他で見たことはありません。
今でも時々私の相手をしてくれてます♪大事にしないとですね。
投稿: ぴちかーと | 2009年1月 2日 (金) 14時44分
> ぴちかーとさん
ただ思うに、Victorが独自の生産ラインをもってPianoを作っていたとも思えないので、恐らく中身はどこかの製品と同じでは?
投稿: ていほう | 2009年1月 2日 (金) 23時52分