「ホッタラケの島」録音千秋楽
来月公開される映画「ホッタラケの島」。全編CGアニメで、手書きも混ざっているのが「新しい」のだそうで。プロジェクト自体は4年ほど前から始まり、音楽制作は今年6月に入って急ピッチで進みました。何しろ8月5日は完成披露試写会がありますから!
その制作もようやく終わりを迎えました。
中世ヨーロッパを連想させる音楽。
我々が普段目にする楽器とは、
少し違った楽器を用いての録音でした。
この種の音楽は専門家がいて、もちろん楽器も独特なもの。
田崎瑞博氏もその専門家の1人。
今回は制作側から「誰かいないかネ?」と聞かれ、
即座に田崎氏を推挙。
録音が実現しました。
楽器も数種類持ってきて頂き、
いろいろ試しながら作っていきました。
今回私の上司(!?)に当たる、
作曲担当の上田禎さん自らヘッド・アレンジ(その場の指示で編曲すること)し、出来上がっていく様は、聞いていてなかなか楽しいものでした。私が弾いたPianoやBandoneonはたいして目立っていませんが、この田崎氏の弦楽器は、使われる場面も特徴的なので、すぐに分かると思いますヨ。
振り返ってみると今回の仕事。私が「編曲者」として上田さんとタッグを組むのは初めてで、これまで葉加瀬太郎さんの「流転の王妃」、榊原大さんの「ファイト」、本間昭光さんのTEAM NACSの演劇などと並ぶ、大仕事になりました。何しろ劇中で使われる曲なので、数が多いですし、それらの殆どが割と大きめな編成だったので、限られた時間での録音は大変でした。
今回改めて上田さんの音に対する感覚の鋭敏な事、またClassic音楽のエッセンスをうまく使った作曲、それらをスコアにした私は、本当に良い仕事をさせてもらったなぁ、という感じでした。
来月の公開が楽しみ!
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コメント
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『流転の王妃』も『ファイト』もよかったです…ということで、今回もとっても期待大です!
アニメは実写以上に音楽を感じれるような気がするのは、私だけかしら?
投稿: にこ | 2009年7月17日 (金) 00時25分
> にこさん
そうですね。例えばジブリも久石さんの音楽がとても栄えています。
今回の上田さんの曲も素晴らしく、編曲のし甲斐がありました。
投稿: ていほう | 2009年7月17日 (金) 13時56分
チェロみたいな不思議な楽器がとっても気になります。
どんな音がするんでしょうか?
啼鵬さんのアレンジが好きなので聴ける日を楽しみにしています。
投稿: かおる | 2009年7月18日 (土) 14時47分
> かおるさん
この楽器、Celloが低域の主役になる以前、主役でした。音量はあまりないのですが、透明感のある音がします。
投稿: ていほう | 2009年7月19日 (日) 22時16分