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2009年11月 6日 (金)

縁の下の!?

 今回県南四重奏団旗挙げコンサートで、地味に活躍していたのがコレ。

Hinadan1  私がのっていた雛段です。

Bandoneonは基本座って弾くので、

もし会場が平面だった場合、

後ろに座っているお客さんから

楽器を弾いている姿が見えない、という事になるのです。今回の会場は客席とステージとで、多少の段差はあったものの、やはり座って膝の上に楽器があると、やはり後ろの方のお客さんには見えない可能性が高いと、コレを用意しました。高さ20cmほどです。

Hinadan2  何てことはない、

ホームセンター等で売っている、

他用途の台です。

それを4つ組み合わせ、

上にはゴムシートを敷きました。しめて数千円。1枚板で作ってある雛段に比べれば、安定感はありませんが、この4つに分かれる所が、逆に運搬に便利という利点になりました。

 演奏会に行く、と言うことは当然音楽を聴きに行くのですが、では弾いている姿は見えなくても音だけ聞こえれば良いかというと、さすがにそういう訳にはいかないでしょう。例えばPianoのコンサート。音の善し悪しで言えば、Grand Pianoの低音鍵盤部と、蓋のくびれている部分辺りの直線上が、一番音が良いとされています。つまり客席で言ったら、上手側(向かって右側)です。しかし指や手の動きを見たい、という人も多く、そちら側の席に座る人もいます。これは下手側(向かって左側)なので、音の飛んでいく方法と逆です。

 Bandoneonの場合、もし普通に舞台上で演奏する場合でも、譜面台で楽器がかくれてしまう事も多いので、私の場合は低い譜面台を持参して使っています。

 音楽は基本「聴く」ものですが、意外と目からの情報も重要ですね。

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Tango」カテゴリの記事

コメント

ていほうさんの心遣い、嬉しく思います。
音の良し悪しを判断できるほどの耳ではないので、演奏している姿や手元が見たい派です。
来週のなおてい、新曲が楽しみ~♪

私もていほうさんの文章に感動しました。
見る側の気持ちをわかってらっしゃる!
やはり耳で聴くだけよりも目から入ってくる情報があると心への残り方が違います。
楽器を弾く姿も含めて楽しめるのが生で聴く(見る)醍醐味ですから。

私ももちろん演奏者の手がみえるほうがいいです。
私が不器用なのかもしれないんですが、バンドネオンやピアノを弾いているていほうさんに気を奪われているとNAOTOさんを見れなかったり…同時に見るのは難しいですね。
音の良し悪しを度外視するとクラシックコンサートでオーケストラの後ろの席っていろいろ見れて楽しいとこだなぁって思います。

来週のライブにも特製の台は活躍するんでしょうか?

素晴らしいお心遣いですね☆
いままで当たり前のように視覚と聴覚で楽しんでいましたが、考えてみれば、そういう工夫や心遣いがあったからこそのものですよねヽ(・∀・)ノ

次回のなおていに行く予定なので、今まで以上に視覚で楽しみます!

> Taekoさん
 やはりライブや演奏会は、会場の雰囲気から弾いている姿まで、全てひっくるめてですから。

> 北海道在住希望さん
 そう言えば菅原洋一さんがお客さんに「生で見るの初めて!」と言われたときに、「刺身じゃないんだから...」と言っておられました。

> ののさん
 なおていのフルメンバーライブは、Bandoneonは基本的に立って弾いています。なので台は使いません。

> くぅさん
 なおていはTrioやQuartetだと座って弾いていますが、フルメンバーでは立奏なので、台は必要無いんですよ。
 ちなみに台を持参出来るところでしか、コレは活躍出来ません。

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