「石の海」とは!?
私の初の舞台音楽監督作品となる「石の海」。「初の」という部分はもちろん特別で、学生時代の学芸会の劇伴はともかく、この分野で「編曲」での関わりが多かった私の、初めて劇と向き合い、作曲をしたものです。
サウンド・ノベルと称する、
あくまで音楽を先行させ、
新たな境地を切り開こうとする、
実験的な作品です。なので舞台芸術としてみた場合の、「音楽」の占める割合はとても大きく、其れをお馴染みNAOTO君、我がVioloncelloの師匠植木昭雄先生、なおていとしても舞台音楽仲間としても付き合いの古い萱谷亮一君、そして県南四重奏団でも一緒にプレイしている茨城県人同士の倉持敦君によって、舞台上で演奏します。
この「舞台上」というのがポイント。普段「ライオンキング」等で、オーケストラ・ピットに入ってしまうと見えない萱谷君もちゃんと見えます(笑)。まぁ、逆に舞台上なので、演奏していないときでも、ちゃんとしていなくてはいけないのですが...。
序曲から始まり、
劇の無い部分での演奏も、
間奏曲のようなサラッとしたものもあれば、
かなり濃い内容で聞かせるものも有り。
とは言え、頭の中では仕上がりが想像出来ても、実際の舞台での効果、更にはお客さんの目にはどう映るか、どう聞こえるのか、それは本番を迎えてみないと分かりませぬ。
そして今回の聞き所と言えば、私のClassic音楽の書法で書かれたスコアを、ポップ畑のNAOTO君、サイトウ・キネン・オーケストラなどでもプレイする植木先生のクラシカルなCello、豊富な経験を持つ舞台音楽のエキスパート、萱谷君、そして若いながらも抜群のセンスで以て、様々なジャンルを相手に出来る倉持君と、普段の活躍の現場の違う面々によって、演劇をリードします。
是非、お越し下さい!
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啼鵬さん、「石の海」の説明ありがとうございました!
劇伴を生演奏で聴けるなんて贅沢ですよね。
演奏とダンスと演劇とが全て同じ舞台上でなんて!本当に今から楽しみです。
運良く?予定してた事がなくなり、一ツ橋ホールに足を運ぶ事ができ、嬉しいです。
チケット取っといて良かった~。
今頃、チケット争奪戦かも!?
投稿: 北海道在住希望 | 2010年1月 7日 (木) 00時31分
以前○ーミン様の「シャングリラ」にて、水・空・地の壮大なる3D空間にておりなされるパフォーマンスに、どこを見ていいのやらと贅沢な悩みを抱えた記憶が甦りました。
二つの目と耳では足りなさそうですが^^;、見所、聴き所、心して余す所無く堪能させて頂きたいと思います。
それでは初の試みにてご苦労も多々おありでしょうが、素敵なworkとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
投稿: Rie | 2010年1月 7日 (木) 01時45分
石の海とっても興味がわきました!!!!
公演場所って東京とか、そっちですょね……
関門海峡渡ってきませんょね……
ぁあでもみてみたいです★
頑張ってくださいヾ(’-^*)☆
投稿: りんな | 2010年1月 7日 (木) 13時25分
「石の海」面白そうですね。行きたいけど行けなくて、すごく残念です。
ずいぶん前のことですが、私も生で劇伴やってたことがあります。ナマ演奏の緊張感に加えて、たとえ演奏のないところでも、演奏者がうっかり動いて舞台で進んでるお芝居をぶち壊してしまわないかとか、客席から見て美しいか(せめてお見苦しくないか)とか、ドキドキワクワクでした。
しかし舞台に気を取られるあまり、座っていた椅子をうっかり後ろに引きすぎて舞台正面の山台から椅子ごと仰向けに転落、あわてて上がろうとしたら、ちょうど「何かあったのですか?」「子どもが川に落ちたのですよ」という場面(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)だったため上がるに上がれず・・・という失敗も(赤面)。本番後に「あれは演出ですか?」という質問もあり、それなりのインパクトはあったようでしたが・・・参考になりませんね。
ご成功をお祈りいたします。
投稿: ほーほ | 2010年1月 7日 (木) 14時01分
> 北海道在住希望さん
有名な筋書きのお芝居でないと、なかなか宣伝が難しいですね。更に今回の場合は、新境地の開拓ですから。
どうぞご期待下さい。
> Rieさん
そうなんですよ、確かに盛り込みすぎると、受け手のキャパを越えてしまう事もあります。今回は吉と出るか凶と出るか...。
> りんなさん
関門海峡を越えてまでも見る価値は十分にあると思いますが...。と言うのも、普通のコンサートやライブと違って、「では次の機会に」というのがありません。余程の事が無い限り、再演は無いでしょうし、主催者のシリーズを見ていると、似たような事をまたやるとも思えませんしねぇ。
> ほーほさん
いやぁ、そんな事故が!? でも舞台関係は事故がつきものだそうで、●フィルの団員さんの話だと、オペラ「シンデレラ」を上演中、かぼちゃの馬車が横転したとか、事故以前に、メイン・キャストがディズニー・ランドに遊びに行っていて、欠席していたとか!
投稿: ていほう | 2010年1月 8日 (金) 01時03分
質問なんですが、上演時間はどれくらいなんでしょうか?
1日目のチケットを持っているのですが、どうしても少し遅れてしまいそうで…なら2日目も観よう!と思ったものの新幹線の時間が。
何とか時間調整頑張ります!
投稿: ゆき | 2010年1月 9日 (土) 14時54分
質問なんですが、上演時間はどれくらいなんでしょうか?
1日目のチケットを持っているのですが、どうしても少し遅れてしまいそうで…なら2日目も観よう!と思ったものの新幹線の時間が。
何とか時間調整頑張るので教えてください。
投稿: ゆき | 2010年1月 9日 (土) 14時56分
> ゆきさん
実のところ、正確な上演時間はまだ分かりません。おおよそ2時間弱くらいだとは思うのですが、稽古でつめている箇所もあって、どれくらい伸縮するか分からないのです。すみませぬ。
投稿: ていほう | 2010年1月 9日 (土) 22時57分
啼鵬さん、お返事ありがとうございます。
大まかな時間だけでもわかればかなり助かります。2日目も観劇可能な時間の新幹線手配しときますね。
投稿: ゆき | 2010年1月10日 (日) 01時29分
こちらでは遅ればせながら

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
さすがに「オレ様九州男児」を夫に持つと、カウントダウンに行くことは許されるはずもなく
悔しい思いをしておりました。
そのこともあり、「石の海」とっても楽しみです

2日共、伺います。
なんと初日16日は私の○○回目のお誕生日なんです
最高のお誕生日になりそうです。
は、娘のお誕生日付近に一緒にやるので
運よく娘の誕生日が1週間後。
いつも家族でのお祝い
当日でもお出掛けができます
投稿: chihiro | 2010年1月10日 (日) 23時39分
> ゆきさん
やはり2回観ると、かなり理解が深まると思います。ご期待下さい。
> chihiroさん
やはり通は2度観ますね。同じ演目なのに、観る度に発見があったり、違った受け止め方をするのが舞台です。ロングランをする演目があるのはそのせいです。
それにしてもお誕生日が重なるとはね。観劇でお楽しみ下さい。
投稿: ていほう | 2010年1月12日 (火) 00時11分
ていほうさんへ




「石の海」楽しみです
観に行こうかどうしょうか悩んでいたのですが、
やはり気になるから「行こう」と思ったのが先週です
ギリギリでチケット取ったのにかなり前の方の席でビックリ
しかも、演奏される方々もステージ上にいらっしゃると聞いてさらにビックリです
楽しみにしていまぁす
投稿: kazumi | 2010年1月12日 (火) 02時57分
> kazumiさん
有り難うございます!今回NAOTO君の奏でる私の曲は、クラシカルな雰囲気が多いです。加えて言うと、弦楽器がかなり活躍しますね。
ご期待下さい。
投稿: ていほう | 2010年1月12日 (火) 03時12分