ファミレスで土用丑
自他共に認めるイベント好きの啼鵬。節分には太巻き、(男なのに)桃の節句には桜餅、端午の節句には柏餅等、そうやってくれば当然土用の丑の日には鰻。こういうときは、普段なら行かない、鰻専門店に行って食べるのが啼鵬の流儀。まぁ、これまでもBlogに載せていないときは、無事食べられたか、別の記事の方が重要だったかですが、何故かOOSAKI病だったりという事もありました(2007年7月30日参照)。
ちょうど仕事で都内へ。
本来ならば地元で、
霞ヶ浦産や牛久沼産の鰻を食べたいところですが、仕方なくファミレスの鰻を。え?都内ならば鰻専門店などたくさんあるって? いや、地元で食べられないならば、都内の高級料亭でもファミレスでも同じ。要はその質ではなく、イベント性。しかも地元茨城は鰻に関しては重要な地です。
ちなみに「~発祥説」というのは各地にあると思いますが、牛久沼は鰻丼発祥の地という事になっています。江戸時代後期、今で言うお芝居のパトロンだった大久保今助さんという方が、江戸から故郷である現在の茨城県常陸太田市に帰る途中、水戸街道を牛久沼まで来て、渡し船を待つ間、茶屋で鰻を注文。しばらくして運ばれてきましたが、「船が出るぞぅ!」の言葉に、急いで鰻の蒲焼きを丼へ。そのまま対岸まで行き食べたところ、ご飯の温かさで、蒲焼きも蒸されて柔らかくなり、タレもご飯にしみこみ、とても美味しかったとの事。
真偽はともかく、今でも牛久沼湖畔の国道6号線沿いには、「うなぎ街道」と呼ばれるくらい、鰻屋さんがたくさんありますね。
昨年は二の丑があったのですが、今年はありませぬ。来年は地元で食べたいなぁ。
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ていほうさんこんにちは。
来年と言わず、今年もまだまだ暑いですから鰻食べましょう。
おっと土用の丑の日の鰻は来年になりますね(笑)
へぇ6号沿いはうなぎ街道なんですか?何度か走ったことあります。
お店の様子まで見てなかった。茨城っていろいろ名物ありますね。
ていほうさんのおかげで、茨城が身近に感じるようになりました。
投稿: こまこ | 2010年7月27日 (火) 18時05分
今年こそ鰻食べるぞ!と数日前まで思ってましたが、過ぎてました、、、残念。
牛久のうなぎ街道ですかー。覚えておきます!
来年は地元産を食べれるといいですね。
投稿: 北海道在住希望 | 2010年7月28日 (水) 00時02分
> こまこさん
最近は台湾産の鰻が注目を浴びているようで。私も興味があります。
まぁ、鰻は基本的に好きなのですが、そんなに頻繁にはねぇ...。
> 北海道在住希望さん
実は幼なじみが鰻屋をやっています。とは言っても小売りはしないのかな。昔まだ霞ヶ浦が綺麗だった頃は、良質の鰻がたくさん獲れたみたいですね。
投稿: ていほう | 2010年7月28日 (水) 15時59分