ベト7弦楽器制覇!
最近「団友」というポストについた東京プロムナード・フィルハーモニカー。1回目の演奏会から参加し、今回で3回目なのですが、毎回違う楽器でのりました。1回目はViola、2回目はContrabass。そして今回はVioloncelloです。
昔から弦楽器は上から下まで弾いていましたが、Celloでオケにのるのは、今回が初めて。しかも曲もBeethovenの「Symphony No.7」です。この曲、実は私のオケ・デビュー曲なんですわ。高校2年生のときに土浦交響楽団に入団して弾いたのがこの曲。
いまやプロのオーケストラも、音楽鑑賞教室の仕事では、第5番「運命」よりも、弾く回数が多いとも言われる「ベト7」こと「交響曲第7番」。私もDvorakの「交響曲第9番 新世界より」と並んで、多く弾いている曲です。土響入団当初は1st Violinでしたが、2回目に弾いた、芸大の学生オケではViola。そして土響が最近とりあげたときはContrabass。そう、今回で「ベト7」は弦楽器を全部制覇した事になります。
Celloは舞台上手側手前なんですが、
Violaがこの位置で弾く事もあるので、
私にとっては、
ここから見る指揮者は初めてではありませぬ。
もちろんよく知っている曲ですし、Celloパートはこの前弾いたContrabassパートと、大部分同じ事を弾いています。また私のContrabassの弓はフランス式で、持ち方がCelloに似ていますので、違う事と言えば楽器の大きさと傾き加減!?
いやいや、大きく違うのは調弦です。Contrabassはミ・ラ・レ・ソと、4度間隔ですが、Celloはド・ソ・レ・ラと5度間隔。4と5の差なんてと思うなかれ、これは大きな違いで、左手の指使いに大きく影響します。まぁ、楽器のルーツが違うので当然と言えばそうですが。
本番も間近。仕事も山積しているのですが、私の場合、楽器を弾くことが仕事でも趣味でも「気の休まる」ときです。いやぁ、楽しい、楽しい!
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