たまて箱コンサート2010
我が弟ゴルゴの主宰する佳秋クァルテット。看護士をしながらの音楽活動に、ようやくリズムを見出し、近年稼働率が向上。今年は何と3回も演奏会をする事に。弟がまだ看護士になる前、音大卒業後間もない頃は、佳秋クァルテットは、某広告代理店とのタイアップもあり、イベントでの演奏を結構やっていました。その時代を彷彿とさせる感じです。そのおかげもあってか、私も今年は弦楽器を弾く機会が多いですね。
障害者団体の主催で、
基本的にはその関係者向けでしたが、
何度かやっている会場、
デイズタウンの屋上「あーる」もほぼ満員に。
前回の自主公演(2010年8月11日参照)では、Haydn作曲通称「ひばり」という弦楽四重奏曲を全楽章演奏しましたが、今回は依頼演奏ともあって、有名曲を並べ、どちらかというと、ポップス寄りのプログラム。しかし最後にMozartの代表曲「Eine kleine Nachtmusik」の1、4楽章を演奏。編曲モノを除けば、今回唯一のClassicの曲。実はこれが一番好評でした。
不思議な弦楽四重奏団です。
実に営業的な成り立ちで始まったのですが、
気が付くと結成から10年も経ち、
ポップなものよりも、
クラシカルなものに評価を頂く。これはある意味武器かも知れませぬ。
こういう状況を目の当たりにすると、「Classic音楽は聞かせ方次第!」と強く思うんですわ。もちろんこれは、普段あまりClassic音楽を耳にしない人達のみならず、こよなく愛する人達にもですが。Classicは「長い」「退屈」「よく分からない」「同じ事ばかりしてる」など、批判的なご意見もよく耳にします。しかしこの歴史ある本物の音楽を、生かすも殺すも演奏家次第。音大で学んだ専門的な技術、知識をどうすれば良いのか。なかなか卒業したてのフレッシュマンに考えろ、というのも重荷かも知れませぬ。また音大では卒業後の事は、何一つ教えてくれませんし。
さてその佳秋クァルテット。何と今年はクリスマス・コンサートも計画し、それもディナー付き。こちらは一般向けですので、どなたでも聞きに来られます。Classicから、佳秋クァルテットでしか聞けない啼鵬アレンジの曲まで、盛り沢山。12月9日土浦市内にて。詳細はたくみスタジオサイトにて、後日発表致します。
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そうそう。ハイドンやモーツァルトなど極上のネタを我々演奏者側がどう料理するかなのでね・・・。10年も経ってしまいましたか。そういえばさ○まのまんまのま○まくんと一緒にイベントに出たこともありましたね・・・。
投稿: ゴルゴ | 2010年10月30日 (土) 20時31分
> ゴルゴさん
そんな事もあったなぁ。あとCMに出演していたモモンガとかね。
投稿: ていほう | 2010年11月 1日 (月) 00時01分
そういやコンサートって、ここ数年聴いてないなぁ、と思ってですね。
写真を見たら、丁度その日はしょくばをサボっていた日ぢゃないですか。
....知っていたら聴きに行ってたなぁ...って、一般向けじゃなかったんですね。
テレビねたといへば...
そういやもう十数年も前になるのかな。
まだテレ朝の夜10時が「ニュースステーション」だった頃、
その直前にやっていた「世界の車窓から」をぼんやり眺めていたら
「music by TEHO」の文字を発見したことがありました。
曲名は失念しましたが、そういやなんとな~くタンゴ風の曲だったような気が...
(多分その時もへべれけ状態、のハズ)
ただ...そのことを当の啼鵬さん本人も何も語らないですし
ひょっとすると見間違いだったのかも。
それとも海外にも「TEHO」という方がいらっしゃるのかな....??
いや、あんまり関係ない話題でスミマセン
投稿: 響酒@へべれけ | 2010年11月 1日 (月) 22時06分
> 響酒@へべれけさん
いやぁ、生き証人が他にもいたとは。実はその「世界の車窓から」で使われた曲、といぼっくすのファースト・アルバムに収録されている「パストラル」です。私自身は見逃してしまったのですが、後から知人に指摘されました。正にタイトル通りの曲なので、「世界の~」で使われるなど、本望です。...って、のどかな田園風景だったらの話しですが。
投稿: ていほう | 2010年11月 2日 (火) 01時45分