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2010年10月17日 (日)

地元で世界初演

 少し前からこのBlogで紹介している、拙作のギター四重奏曲。その世界初演の日を迎えました。公演場所はお隣、石岡市なのですが、思えばココ茨城での自作世界初演は、久し振り。恐らく土浦交響楽団の創立30周年記念演奏会まで遡るか...。2006年の話です。

4flores1st3  本番直前の、

最後のリハーサルを聞かせて頂きました。

このドーム状の会場の響きも確認。

ギター文化館では、

来年3月に演奏会の予定を入れています。

そのユニットでの視察の模様は、2010年8月12日の記事で。

 演奏会は奏者それぞれのソロから。年功序列(!?)でしょうか、トップバッターは一番若い船津ひろみさん。「若いなら、こういう演奏をして欲しいよ」という、守りに入らない、お手本のような演奏。好感がもてました。次は佐藤絢子さん。彼女だけ今回の4人の中で、銘柄の違う楽器を使っているのですが、音色の使い分けが巧みで、Guitarの可能性を引き出した演奏。

 休憩をはさみ、このギター文化館で講師も務める一番人気(!?)、足立江美子さん。彼女のScarlattiは、オリジナルの鍵盤楽器での演奏と比べても、全く引けを取らないどころか、Guitarの機能的な部分を考えると、驚異的とも言える演奏。更に定番「魔笛の主題による変奏曲」にはノックアウト。こんな人が同じ茨城県人とは!

 トリをとるのは姉御の河野智美さん。女王の風格とでも言いましょうか、文字通り高田元太郎門下の高弟という感じでした。そんな後に私の作品をやるなど、何だか4人の演奏を聞いているうちに、「あ~ぁ、大丈夫かなぁ」と心配に。「世界初演」という看板以外には、何のアドバンテージも無い作品ですからねぇ。

4flores1st4  自分は演奏しないのですが、

やはり緊張し、

終わってホッとしました。

こればかりは、MozartやBeethovenも初演のときは同じ気持ちを味わっているに違いありませぬ。いやはや、4人の演奏家の皆様、ご自身のSoloもあるのに、有り難うございました。

 そしてその世界初演の生き証人になって下さった、会場にお越しの皆様。本当に有り難うございました。今回の曲を書いていた時期は、NHK「てっぱん」の1回目の録音の後で、実のところ体力知力を消耗気味の中でした。今日改めて聞くと、そのスタミナの無さが曲中に露呈しています。それが今回の反省点かな。

 次作はもっと頑張らなくては。仕事もいいけど、自己表現をしなくなったら芸術家としてオシマイだからね。

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コメント

昨日は啼鵬さんの作品の世界初演に立ち会うことができて、本当に嬉しかったです。
感想を言おうとしても、ご本人を目の前に緊張して、「すばらしかった」としか言えず、本当に自分のボキャブラリーと表現力のなさを呪いたいくらいでした^^;
まずもちろん誰もが思ったと思うのですが、曲名のユニークさ。『板前の好む4つの食材』なるほど!「砂肝」も「やりいか」も「アスパラガス」も「あじ」も、それぞれギターの良さをすごく引き出している作品だなぁと強く感じました。ギターって大きな可能性を持つ楽器なんだなぁと改めて実感。啼鵬さんのお父様曰く「オーケストラのよう」とゼゴビア(だったかな?)ひとりの演奏でも思わしめる楽器。それが四重奏ともなれば、本当にいろいろな音を表現できて、パーカッションにもなるギターは、ギターを弾かない人に対しても「ギターってかっこいい!」って思わせる楽器だよなぁと。そして私自身聴いていて、素敵な女性陣の四重奏に「かっこいい」とうっとりしてしまいました。
CD化を強く希望します(って誰に言えば実現するのかしら?)。
昨日はどうしても・・・の用事ですぐにお暇せねばならず、残念。もっとおはなしを伺いたかったです。
それにしてもお父様とのおはなしとても楽しかったです。お父様おはなしも面白いですが、ご自身もとてもユニークで魅力的な方ですね!またどこかでおはなしできる機会があればなぁと思います。
長くなりそうだったのでメールを送ろうと思いましたが、アドレス分からずこちらに。
長文にて失礼いたします。

今回は都合つかず行けなかったので、来年3月の演奏会には是非!
世界初演の生き証人にはなれませんでしたが、素晴らしいギター演奏で啼鵬さんの楽曲聴きたいです!

最近、生演奏を聴く機会が少し減ってしまっているのでパワー不足ぎみです。

初めてコメントさせていただきます♪
昨日はお疲れさまでした。
伺ってよかったな~と、心ほかほかしながら帰路につきました。
ギター四重奏、とても素敵な作品でした♪
タイトルがユニークなのに加えて、美しいメロディあり、掛け合いあり、視覚的にも大変楽しめました。
ありがとうございました(^-^)

ギターの様々な表現を楽しめた演奏会だったのですねぇ~。
会場も面白い造りで、どんな響きだったのか・・・
今回体調の事がなければ、ホント行きたかったですぅ(涙)
生き証人にもなれず仕舞いでございました。
ガックシ。嗚呼・・・残念でなりませぬ。
また是非機会を作って頂きとうございます。

話には聞くギター文化館でしたが4人も乗ると舞台が狭いように見えますな・・・というか本当に舞台か・・・?

> Hiromiさん
 ご来場有り難うございました。拙作をそこまで評価して下さり、とても嬉しいです。何と言ってもあの女性ギター奏者達! とても格好良かったですよね。父の世代のギター界とは大きく変わりました。村治佳織さんがTOYOTAのCMに出演したときも衝撃でしたが。
 ところで私のアドレスは、サイトの方にあります。何かありましたらどうぞ。

> 北海道在住希望さん
 少々アクセスに難がある所なんですが、個人的には奥志賀高原の音楽堂を連想させる場所で、とても好きです。是非次回は。

> スザンナさん
 ご来場有り難うございました。実は私4人の方々、全員以前から知り合いだった訳ではなく、今回が初めての接触という人もいました。皆さん個性的で、とても楽しかったです。

> pyonstyleさん
 次は東京での公演を企画したいですね。せっかく世に出した作品なので、なるべく多くの方々に聞いて欲しいです。
 そして女性陣を引率して、今回のタイトルになった板前さんの料理を食べに行かなくては。

> ゴルゴさん
 さすがに4人はね。でもこのドーム状の響きがなかなかイイ。座る場所によっては、後頭部から音が聞こえてくるのだ。弦楽器Soloには相性の良いホールだと思う。

おはようございます。
絢子virgoの父でございます。

9月30日の方に、書かせてもらいました。(こちらにかくべきだったかと・・・) (・_・;)
娘は、しっかり演奏できたかと心配です。
そのときによりムラがあるので、いい演奏してくれたかとか、
他の方と演奏して恥ずかしいものでなかったかとか・・・・。

最近、河野智美さんともよく行動してるようですが、皆さんの演奏の迫力や、
丁寧さに、娘はまだまだ追いついていないと思いますが・・・。
綺麗な音色を出すのは、自慢できる所でしょうか?

今後とも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

> 詩響 光さん
 綺麗な音を出す、という事は練習してもなかなか難しく、もって生まれた感覚のようなものです。大いなる魅力です。
 そして絢子さんはマイペースとの事。我々音楽家に求められる部分でもあります。もちろんアンサンブルでは協調性も大事ですが、音楽家として活動していくには、自分の道が大事です。彼女にはそのしっかりしたペースがあると感じました。
 今後も何かでご一緒出来るのを楽しみにしております。

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