常磐線で同業者にバッタリ!
先日都内から土浦に帰ろうと、上野駅に止まっている常磐線に乗っていると、知った顔の青年に声をかけられました。
「おぉ!北村君ではないか」
そう、小松亮太門下の高弟、北村聡君です。住んでいるのが同じ沿線なんですよね。彼がまだ学生時代、私が京都で出演した演奏会に来てくれて、其れを聞いてBandoneon奏者を志したと。そして当時、京都で活動していたアマチュアのサークルを紹介しました。そこのサークルから小松君へ紹介され、「正確無比」と称される北村君が完成されたんですよ。また嬉しい事に、彼は私の事をちゃんと覚えていてくれていて、お忍びでなおていも聞きに来てくれたり、こうして見かけると声をかけてくれるのです。
最も注目すべきは、
AurorAという楽団。
orquestaと名乗っていますが、内容はSexteto(六重奏団)です。
私もファースト・アルバムは即買いました。その事を話すと、「そんなぁ、2枚目はあげますよ」と、プレゼントしてくれました。
この楽団、Violin奏者の会田桃子さんと、Piano奏者の青木菜穂子さんの双頭バンドなのですが、ほかのメンバーもそれぞれ自分の楽団がもてるくらいの実力派。そして何より大事なのは、彼らのスタイルがあるという事。かつて私も独自の編曲を施したものを、今使っている楽器の元所有者、Pocho Parmer氏に聞いて頂いたときにも言われましたが、「君には自分のスタイルがある。それが一番大事だ」と。
またこの楽団、仕事で臨時に集まって、ハイ合わせました、というものではなく、きちんとレギュラーで活動する人達です。そういった中で培われるものは大きいでしょう。ブエノス公演も成功させ、今後の活動がますます楽しみな楽団です。
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