神栖市民音楽祭2010
しばらくご縁が無かった、県東地区。今年は神栖市民音楽祭に出演させて頂きました。
拙作でコンクールに出場してくれたのも、
もう過去の話。
このBlogでも何度も紹介しました。
今回、こういう形で戻ってこられるとは、
嬉しい限りです。
音楽祭自体は今年で3回目だそうで、市内の太田小学校、高校の合同バンド、そして一般バンド、それぞれの演奏がありました。
Saxophone奏者の服部光洋君との、
二重奏で出演。
彼はかつて波崎高校の先生をしていました。つまり拙作の世界初演者です。私の事は、駆け出しの頃から知っていて、様々な場面に立ち会っていて、啼鵬史の生き証人にもなっている、言ってみれば啼鵬's Child。そんな2人のガチンコDuoでした。
2台のPianoで伴奏した、
Beethovenの「交響曲第9番『合唱付き』」。
なかなか力強い合唱が印象的でした。
そして何よりも素晴らしかったのは、お客さんがたくさんいた事。これはこういった市民の手作りコンサートでは、とても重要です。勘違いされがちですが、こういった音楽祭の成功の可否を決めるのは、内容では無く、どれだけたくさんのお客さんに聞いてもらえたかです。どんなに芸術性の高い内容をやろうが、客席が閑古鳥では「大成功」と言えるでしょうか。そもそも市民が一生懸命作り上げるステージです。内容がNGなんて事は、まずありませんし、となると今回のように、その一生懸命さを多くの方々に観て、聞いて頂くのが大事です。
私も同じ茨城県人とは言え、土浦から来ているので、厳密にはアウェーですが、そんな私の演奏も、温かく受け入れて下さいました。
学生さん、一般バンド、
合唱団の皆さんが参加し、
皆さんでイベントの成功をお祝いしました。
私も2010年の演奏仕事納めでしたが、まさかこんなに素晴らしい音楽祭だとは!
...っと待った。大晦日のカウントダウン・ライブがある。神栖がこんなに音楽で盛り上がっているのです。我が土浦だって頑張らなくては。つくばではソラミミ・クァルテット(現・佳秋クァルテット)でやったカウントダウンですが、土浦でやるのは初めて。ここ最近は演奏や指導など、音楽家として仕事をして20年以上、ようやく地元での機会も増えてきました。私のように地方に住む音楽家のあるべき姿で、今後はもっと地盤固めをしなくてはなりませぬ。
カウントダウン・ライブを予約して下さり、土浦で一緒に年を越す事になったアナタ!覚悟して下さい。めっちゃ楽しい事になりますぜ。
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音楽祭のチラシに啼鵬さんの紹介、"「てっぱん」音楽担当"と書いてありますね。
全ての出演者が素晴らしいのはもちろんですが、啼鵬さんの出演も観客動員につながったのでは!?
カウントダウン、本当に土浦になるとは思いませんでした(笑)
終演25時・・・ホテル予約しなければいけないですね。
昨年同様、楽しい新年の幕開けになりそうです。
どんなライブなのか・・・楽しみ♪
座席は昨年のように決まっているのでしょうか?
投稿: 北海道在住希望 | 2010年12月27日 (月) 01時05分
昨日は神栖市での素敵な演奏ありがとうございました。
さっそくブログにも書いて下さり、感激です。
市民の音楽祭はたくさんのお客さんに聞いてもらってこそ成功とのお話、納得です。
レセプションにも来ていただき、お話できてとてもうれしかったです。
またどこかで演奏を聴けるのを楽しみにしています。
投稿: 合唱団員 | 2010年12月27日 (月) 09時43分
合唱に2台ピアノの伴奏って珍しいのでは?リスト編曲は2台ピアノだけで合唱なしですし、ワーグナー編曲やふつうに「第九」練習するときのピアノ伴奏は1台です。2台なら1台では手の回らないところも補えるし、音量も合唱に対抗できて盛り上がったことでしょう。私もひさしぶりに「第九」歌いたくなりました。
投稿: ほーほ | 2010年12月27日 (月) 12時56分
> 北海道在住希望さん
私の出来る精一杯の企画です。今回は場所を提供して下さったお店に大感謝ですよ。本来ならばお休みなんですから。
今後は地元での演奏活動が増えていく(いや、いかなきゃ困る!)ので、その布石としては良いきっかけかと。
> 合唱団員さん
大変お疲れ様でした。後で聞いたのですが、昨年よりは動員数が減ってしまったとの事。こういう企画は立ち上げる事よりも、続けていく事の方が難しいです。私も応援しております。
> ほーほさん
そうなんですよ。私もそこが聞きたくて、自分の出番が終わった後、観客席で聞きました。2台にリスク分散かと思いきや、ご両人大変そうでした。
私も久し振りに「第九」がやりたい!...って、今ならばContrabassですが。
投稿: ていほう | 2010年12月27日 (月) 23時56分