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2010年12月13日 (月)

渡英の理由

 メディアづいていたり、海外に渡ったりと、やけに忙しかった2010年。その渡英は何のためだったのか? ようやくご報告が出来ます。

Bleach  現在公開中のアニメ映画、

「BLEACH 地獄篇」の音楽。

大御所鷺巣詩郎先生が担当し、

そのオーケストレーションをやらせて頂きました。

その録音がロンドンのオーケストラだったのです。

私も(NAOTO君の)少年ジャンプを読まなくなって久しいので、

今どういう漫画があるのか、全然知りませんが、この「BLEACH」も連載10年、ジャンプの看板漫画と言っても過言ではなく、劇場公開版もこれで4作目。私のような無名の編曲者が抜擢されるなど、身に余る光栄です。

Bleachsoundtr またサウンド・トラック盤も発売され、

こちらのライナー・ノートには、

先生からの賛辞を頂戴しております。

何だか穴があったら入りたいような...。

 何しろこのBlogでも報告した通り、世界一流のプレイヤー、スタジオを使った録音。博士もとい、葉加瀬太郎さんとのモスクワ・フィルもそうでしたが、生涯にこういうチャンスは滅多にあるものではありませぬ。

 またこのサントラ、単にオーケストラ曲が収録されているにとどまらず、プログラミングされたリズム、そして特筆すべきは人の声。そう、独唱や合唱が効果的に使われています。鷺巣先生の音楽の豊かさがうかがい知れる1枚です。「BLEACH」を知らなくても、このサントラで大規模な映画音楽を楽しむのも良いですね。

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コメント

すごい!最近ますます大活躍ですね!!
BLEACH好きの友達にいっぱい宣伝します!

ていほうさんこんばんは。
葉加瀬氏とのモスクワ・フィル・・・・そのサントラ持ってますヨ。
先に音楽から入るって楽しみ方もありますね。
アニメ映画音楽ですか?才能がある人は仕事の幅もめっちゃ広い。
ますます尊敬します!

> かんおさん
 いやぁ、今年だけですよ。来年は地元潜伏充電かな。

> こまこさん
 私が太郎さんに作・編曲者として認められるに至った、重要なアルバムです。全てはそこから始まったと言っても良いでしょう。

劇場版『BLEACH』の音楽でしたか!! すごーいっ!!!
私は読んだ(観た)ことないのですが根強い人気でファンが多い作品ですよね。
アニメファンは音楽も重要視しますから、そのオーケストレーションを担当したとなれば…
来年も忙しくなりそうですね!

お久しぶりです。
毎日『てっぱん』をみていたのですが、一昨日
音楽:葉加瀬太郎、啼鵬・・・の文字にびっくりしました。
活躍されていますねピアノの音も入っていて、なんか嬉しい。
とても素敵な曲ですね。懐かしいな。

これからも頑張ってください。応援しています。

追伸:まだ、naoto とも仲いいのね(*^m^)

> マーガレットさん
 はぁ、誰かと思えば。劇中ヘタクソなPianoで申し訳ありません。

いえいえ、とても素敵です
最近、ただの主婦になっているので
啼鵬さんに見習って、頑張ろっと

> マーガレットさん
 ふ~ん、主婦ねぇ。15年前からは考えられない変わり様。
 私は土浦で、もはや隠遁生活をしている身。見習っても何もならんさ。

ご謙遜しちゃって
相変わらずみんなに人気ですね
ふと、あの曲思い出しちゃいました。
6/8でアウフタクトでdmollで・・わかった???

・・・・・ラ/レーミファソラ/シーファミ、ラ/レードレファミレード、

ふふふ。。

> マーガレットさん
 昔の話さ。あれから何度か再演した。今でも当時の精一杯の作品だと思っている。

へぇ~、そっか再演。あの曲やっぱ、涙出ちゃう
卒演の録音にnaotoのアインザッツが入ってて、かわいい。

> マーガレットさん
 彼は自分の試験曲よりも、私の方をたくさんさらってくれた。一生頭が上がらないよ。

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