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2011年5月11日 (水)

大平記子&シュレイファー弓子 DUO RECITAL

 久し振りに足を運んだ、同級生のリサイタル。Fluteの大平記子(おおだいらのりこ)さんは現在芸高の先生。担任も受け持ついわゆる「高校教師」! そしてHarpのSchlaffer弓子さんは初めてこの名のチラシを見たときは驚きましたが、結婚相手が外人さんらしく、このお名前に。今は活動拠点がアメリカです。2人ともワタシ、結構仲良しでした。

Kikoyumiko  もう演奏のクオリティの高さに、

感嘆の域でした。

彼女らの演奏については、

恐らく評論家先生が絶賛記事を書くと思うので、

私は作曲家らしく、

曲自体のレポートを少々。

 Fluteのレパートリーは、楽器のメジャー度の割に意外と少なく、バロック時代のような古い作品か、あとはフランスを中心とした近現代の新しい作品といった、両極端です。古典派、ロマン派にはみるべき作品は殆どありませぬ。Mozartの協奏曲、室内楽曲くらいなものです。

 今回はリサイタルによくありがちな、ソナタをまるまる1曲やって、のようなものは無く、小品をバランスよく並べ、実はよく考えられたプログラムだったのではと。そういう意味では、どちらかというと「リサイタル」という「どうだ、アタシャこんなに弾けるんだぞ!」的なものではなく、お客さんの事を考えた「コンサート」色の濃いものだったかと。

 興味深かったのはCharles Rochester Youngというアメリカの作曲家の「The son of the Lark」。1965年生まれの人。本国での評価は分かりませんが、年齢的に言えば中堅といったところでしょうか。3つの楽章から成り、1楽章と3楽章は似たような感じ。2楽章がとても激しく、Harp独特の奏法なども駆使されています。1、3楽章と2楽章の落差が有りすぎる感じで、それを埋めるためにもあと2つくらいは楽章が必要な印象でした。

 そしてAndre Jolivetの「Alla Rustica」。ワタシ密かにJolivetは好きな作曲家で、そんなに作品も知らないですが、彼の醸し出す和音の響きはたまりませぬ。この曲ではHarpという特性上、和音の響きはちょっとキレイな感じになってしまって、Jolivet和声を100%堪能出来るかというと、そこの部分はちょっと希薄。しかも「田舎風」というタイトルにしては「フランスの田舎って、スゴイんだなぁ。土浦とは大違いだ」と思いました。

 武満徹の「海へIII」は、Alto Flute & Guitarのバージョンしか聞いた事がありませんでしたが、ご自身による編成を変えたバージョン。さすがはタケミツ・サウンド。今回のHarpのバージョンも「世界のタケミツ」でした。

 最後にやったJean-Michel Damaseの「Variations on "Early Morning"」は、パターンを特化したような変奏はなく、音楽の流れの変遷による変奏というもの。ストーリー性があり、なかなかの聴き応えがしました。何となく前述のYoungとDamaseを比べてしまい、そこには37年の歳の差があって、作曲というのはそういうところに表れるのかなぁと、何となく。

 久し振りに会う2人の他に、同級生や学校の先生方。とても盛り上がりました。「てっぱん、アメリカで見てたよ」と弓子さんに言われたときは嬉しかったな。そして話の中で「でもさぁ、やっぱりすげぇのはNAOTOだヨ、今や彼は...」と始めると、「え?そうなの」ってな反応。ClassicとPops、フィールドが違うとそんなもんです。

て 「だってSoloライブでJCBホールいっぱいに出来るViolinistなんて、あんまいないよ。葉加瀬さんくらいだろ」

友達 「はぁ、そうなんだ。で、JCBホールって?」

 知らないのも無理ありませぬ。Classicのホールじゃありませんからね。結局あとはNAOTO君の凄さを力説して飲み会を辞してきました。

 それにしてもFluteのキコさん、教師の仕事の傍ら、腕前も維持するというのは大変な事。昔からチョー真面目な子で、ちなみにワタシと共に皆勤賞をとった1人。坂戸市から御茶ノ水に通っていました。しかも聞くと「アタシ小学校3年からずっと皆勤よ」だって。いやはや超人だ...って、昔某CMのキャッチにあったな。

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コメント

T京Bんかの小ホールはやはりこのようなきらびやかで華やかな方々の為にあるのではないでしょうか・・・。我々弓組はそれに対抗できますかな?

同級生が色々なところで活躍している話ができるっていいですね。
NAOTOさんがバイオリン弾きながらブリッジしてるなんて知ったら驚くのでは!?

> ゴルゴさん
 行ってみて改めて考えさせられた。弓組公演をやるとしたら、本家ヅカからトップスターでも呼ばないとなぁ。

> 北海道在住希望さん
 そうそう、そもそも何で人気があるのか説明するのに苦労しましたよ。同級生はなかなか信じてくれませぬ。

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