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2011年6月17日 (金)

シベ7の名演を求めて【ウォルフ=都響】

 好きなシンフォニーの3本指に入る、シベ7ことSibeliusの「Symphony No.7 in C Major,Op.105」。じゃ、あとの2本は?という問いに...。まぁ、スラスラとは出てきませんが、今だとKalinnikovの1番とBrahmsの2番かな。

 ブラ2はオケのレパートリーとしては定番。全4曲のシンフォニー中、いまいちマイナーですが、Tubaも入っている事から、実は意外と演奏回数は多いでしょう。下手すれば3楽章が有名な3番よりも多いかも。

 カリ1は近年急激に演奏回数の増えたシンフォニー。これで部分的に映画にでも使われたりしたら、一気に「くる」のでは。

 さて今回の話題はシベ7。Sibeliusの最後の交響曲で、2番や1番、5番に比べれば、はっきり言ってマイナーです。しかし我が土浦交響楽団でも取り上げた事を機に、ワタシはこの曲の虜になり、そりゃもう夢中になりました。プロ・アマ問わず、演奏機会も少ないので、プログラムにのるときは、なるべく聞きに行きたいと。

Tmso201106b そしてようやく。

東京都交響楽団の定期。

指揮はJoseph Wolfe。

...って、知らん。

と思っていたら、

何とSir Colin Davisのご子息と。

Joseph Wolfeは芸名だそうな。なんで?って人のコトは言えないケド。

 Sir Colin Davisはシベリウス指揮者としても有名。実は彼の指揮するシベ7は、年代の違う録音を2つ持っています。芸大在学中も図書館でLPを聞きました。今回楽しみに行ったのですが...。

 まずプログラムを見て「!?」 演奏時間が書いてあって、21分とありました。これを見ただけで聞く気がなえてしまいましたヨ。実はこの曲、何故かテンポを速めにとる指揮者が多く、そういった演奏は聞いていても、良い印象はありませぬ。

 スコアを見ると「Adagio」とあり、その隣にはカッコして四分音符が書いてあります。拍子は2分の3拍子ですが、四分音符が書いてある以上は、其れをベースにAdagioのテンポをとるべき、というか作曲者の意図はそこにあるハズで、それをどう解釈しているのか、速く振る指揮者がいるのですよ。

 案の定今回の演奏も(プログラムの表記通り)テンポが速く、私を満足させるものではありませんでした。本来遅い曲を速くやるというのは、結構勇気のいるコトだと思うんですがね。

 ちなみに私の愛聴するカラヤン=ベルリン・フィル盤では約23分半。同じ曲で2分半違うというのは、この規模(長さ)で考えると、結構あると思いません? 単一楽章ですが、もちろんずっとゆっくりな曲ではありませんから、速い部分もあって、そこはさしてテンポの違いはありませぬ。そうそう、おとっつぁんのSir Colin Davisは23分弱。

 演奏で一番印象が変わる部分の1つがテンポ。下手すればこのテンポの取り方で大失敗するケースも。どうやら今回のコリン・ジュニア。私と同世代のようで、今後に期待といったところ。テンポの取り方は、たまたま今回の曲で目立っただけなのでともかく、演奏中にぴょんぴょん跳びはねるのは、ちょっとなぁ。

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