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2011年10月30日 (日)

国鉄の色

 富山と言えば市電。いや、路面電車と言った方が正しいですな。

Toyamashiden  私が富山市を初めて訪れたのは、

葉加瀬太郎さんのツアー。

そのときにも乗る機会を得ず、

今回も時間がありませんでした。札幌、函館、松山、岡山、広島、長崎、熊本の路面電車は乗った事があるんですがね。あと都電も。

Kuha455  そして富山駅で、

隣のホームを見ると、

この懐かしい色!

私がガキの頃、常磐線はこの小豆色とクリーム色だったのですよ。そして車内の壁には灰皿と栓抜き備え付けられ、煙草とワンカップ、さきイカの臭いが充満していたなぁ。新聞紙を敷いて地べたに座って、酒盛りをしているオジさん達をよく覚えていますよ。今から思うとスゴい電車だった。

2011年10月29日 (土)

Trianguloの深夜ラーメン

 最近は深夜ラーメンを食べる勇気がなくなり、Blogの話題にも上らなくなっていましたが、この前のTriangulo富山公演で、久し振りに無茶を。

Higeramen1  もう24時をまわっていたし、

パッと見、開いてそうなラーメン屋もなかったので、

泊まったホテルでわざわざ聞きました。

そこで勧められたのがこの店。

 そもそもTrianguloは殆ど飲み会などもせず、リハーサルと本番以外、顔を合わせる事はまずありませぬ。そう、一見「仲悪いの?」とも思われそうな感じですが、其れが長く続く秘訣かしらねぇ。ワタシと相川麻里子さん、高校からの同級生ですが、特に親しかったワケでもありませんし。まさか卒業してから一緒にタンゴ・バンドをやろうなんぞ、思ってもみませんでした。

Higeramen2  冒頭で「~勇気がなくなり」

と書きましたが、

そう、後先の事を考えなければ、

カラダ的には全然食べられるんですヨ。しかしながら最近、お腹周りなども気になりだし、「このラーメンを我慢すれば太らない」などと思うように。トーゼン年はとっていくし、いつまでも若い気で昔と同じように食べていると、人前で演奏するとき「テーホーも重厚になったなぁ、見た目は」とも言われかねませぬ。

 今後は胃袋も小さくしていく生活か...。

2011年10月28日 (金)

発見ライブ「タンゴっておもしろい!」

 随分前から決まっていた本番でした。久し振りのTrianguloでの本番。Guitarは病気療養中の高田元太郎さんに代わり、金庸太さん。

Orbistri04  今回はシリーズモノの中に組み込まれた企画です。

「~っておもしろい」というタイトルで、

今回はタンゴという事になりました。

会場はこぢんまりした多目的ホールで、3人のアンサンブルだと、この大きさが良い感じでしたね。

Orbistri14 思えばTrianguloの北陸公演は、

新潟のりゅーとぴあがありました(2009年9月17日参照)。

あと私と元太郎さんとで、

オーケストラ・アンサンブル金沢にお邪魔した事もありました。いつか北陸全県制覇したいですね。

2011年10月26日 (水)

打ち上げランチ

 MUSIC FAIRの収録を無事に終え、湾岸スタジオを出るとまだお昼。さっきまでTangoという、夜の音楽をやっていたのとは裏腹。後は帰るだけだし、んならば打ち上げがてらランチ!もとい、ランチがてら打ち上げ!?

Tragilunch1  普段ならば¥500を超える事は、

滅多にないランチ。

今回は奮発して焼き肉ランチと。

まぁ、値段だけあって結構内容は充実していました。肉質もなかなかイイ。

Tragilunch2  更に私を喜ばせたのはコレ。

ランチの内容には明記していませんでしたが、

こんなデザートが!

...って、待てよ。書いていないってコトは、出されない場合もあるのか...。いや、出されないのがフツーなのか。もしくは数量限定、先着順とか。とにかくラッキーだったワケだ。

2011年10月25日 (火)

お台場で初仕事!

 お台場で仕事、と言えばうすうす気付いているBlog読者諸君もおられよう。今回はMUSIC FAIRに出演させて頂きました。歌手の森山良子さんのバックバンドです。実は少し前に、彼女のアルバムに参加しました。タンゴ調の楽しい曲で、今回もその曲での出演。

Mfair2011a  恐らく豆粒程にしか映らないであろう、

単なる末端のバンドマンですが、

一応メイクも入り、

この前の「題名のない音楽会」ではコスプレだったので断ったものの、今回は素で出るので、少しお顔をポンポンと。

Mfair2011e そのバックバンドはこの3人。

島健さんと楽曲の作曲者、

村上ゆきさん。

つまり私のBandoneonの他は、Pianoが2台という、私も初めての編成です。いやはや、どうなるかと思いましたが、終わってみると島さん「これで島村啼鵬というユニットやろうか」と言わしめるほど。んじゃ衣装とスポンサーの楽器屋は決まりだにゃ。ちなみに写っているGuitarは歌姫のもの。

Mfair2011h  そして収録も無事終わりました。

今回は森山良子さんの、

様々なコラボレーション。

オンエア予定は11月5日(土)です。

2台のPianoに囲まれた(!?)テーホー、お時間のある方は是非ご覧下さい。

 そうそう、コレに似たお写真、番組P様のBlogにアップされていました。思えばフジテレビの仕事は初めて。思い出深いものになりました。

2011年10月24日 (月)

お台場の夜景

 実はお台場って初めて行きました。

Odaibayakei1  仕事まで間があったので、

少しカフェでお茶を。

いやぁ、こんな景色を見ながらお茶など、

なかなか良いもんですな。自由の女神もどきが気になりましたが。

Odaibayakei5 また夜景も素晴らしい。

んま、このカメラだと、

キレイには撮れませんがね。

 そう言えばお台場じゃないのですが、同じゆりかもめに乗って行った場所、どこだったかしら。船舶免許の更新の会場がそこで、そのとき初めてゆりかもめに乗りましたねぇ。

 さてお台場でやる仕事と言えば...!?

2011年10月23日 (日)

羊のタンゴ!?

 もう何年前だったかも忘れました。少なくとも10年以上前の話。千葉県は内房に近い山の上。マザー牧場という牧場のテーマパークがあるんですが、そこでTangoの仕事をしました。牧場でタンゴの仕事!って、何すんのってな感じですが、私(Bandoneon)の他、歌手1名、ダンサー確か5~6組。そのダンサーは、其れがご縁で、何度かご一緒する事になる、シンゴ&アスカさんとその門下生なんですがね。

Motherfarm01  そのマザー牧場に、

そのときの仕事以来、

行ってきました。

そう、演奏をしたのは正にこのステージ。ドーム型の会場なのですが、何となく前回来たときよりも、大きくなったような...。普段はこうして羊さん達がショーをする場所。毛を刈るシープ・ショーとかね。

 渋谷に集合し、バスで移動。出来たばかりのアクアラインを通った覚えがあります。今回はプライベートで行ったのですが、とても懐かしかったですねぇ。食事がバーベキュー食べ放題(ギャラの一部!?)でした。

 このマザー牧場、ソフトクリームが美味しい事で有名。何しろ某アーティストさんが横浜滞在中に、カノジョが「アイス食べたぁい」と言ったばかりに、マザー牧場まで買いに行った話があるほど。ワタシだったら...!? コンビニでモナ王かな。

2011年10月21日 (金)

Macのおもひで

 ユーザーでもないのに思い出話です。やはりモバイル・ヲタクとしては、Macはちょっと気になる存在でした。そもそも当時のエントリー・モデルのPLUS(ディスプレイ一体型、定価¥398,000)は、何と持ち運び用ケースが販売され、つまりはモバイル・コンピューティングの草分けとも言える存在でした。何のための持ち運びかと言うと、当時PCを使ったコンサート・ステージというのが、ようやく現実的になり、Macをステージに持ち込んでのライブがちらほら出てきた時代。ちなみにTMネットワークは国民機98だったなぁ。

Pdrv0101  そんな中、

Appleマシーンで、

初めてバッテリ駆動するマシーンが出現。

古いMacユーザーにはとても懐かしい「Macintosh Portable」です。まぁ、Power BookだのMacBook Airだのと、進化を遂げたノート・タイプのAppleマシーンですが、元祖はコレってこと。

 性能としてはMacintosh PLUSと同等の68000がのり(PLUSはMotorola製、Portableは日立製)、PLUSが8MHzだったのに対し、16MHz。これで「うわっ、はえぇ!」と言っていた時代。ディスプレイはモノクロながら(当時は当たり前)、何とTFT液晶。更に今でも驚きは鉛電池のおかげで10時間という駆動時間。それで更に驚きはPLUSと変わらない7Kg以上の重量!デスクトップとノートが同じ重さというのも、逆にスゴイ話。そしてノックアウトされる驚きとしては、価格は100万円!

Pdrv0102  一体誰が買ったんだ?

とツッコミたくなるマシーンですが、

よほど電車や飛行機の中など、

コンセントの無い場所でバッテリ駆動させて動かす以外、別にPLUSでもいいじゃん、という感じです。しかもこの筐体の幅は、どうやら飛行機のエコノミー・クラスだと、肘掛けが邪魔になり、膝の上には置けなかったというハナシ。尤も100万もするマシーンを買うような方は、エコノミー・クラスには乗らんでしょうケド。

 う~む、骨のあるマシーンだ。モバイルのフロンティアとして、尊敬すべきマシーンで、またこれを買って、実際にバッテリ駆動させて使っていたユーザーは、もう神様の領域でしょう。

2011年10月20日 (木)

追悼:スティーブ・ジョブズ氏

 Appleユーザーでもない私が何故ジョブズ氏の追悼文をBlogの話題にするか、疑問をもたれる方もいるかも知れませぬ。ユーザーでないどころか、アンチMacの旗を掲げ、「絶対使うもんか!」と拳をふるったのが、高校生のとき。この手の古いPCの話題についてこられる方は、やはりマニアックでしょうな。

 私がパソコンで音楽をしようと考えたのは中学生のとき。そもそも何でパソコンで音楽を、というところですが、即興演奏がそのまま譜面にならないか、という夢があったのですヨ。作曲家にとっては、せっかく浮かんだものが、五線紙に書いているうちに忘れてしまうなんて事はしばしば。

 しかし現実的には、人間はいくらメトロノームに合わせても、零コンマの世界ではリズムを正確に演奏出来ません。それを修正しながら譜面表示するソフトは存在していました。まぁ、長くなるので詳細は割愛しますが、その1つがApple Macintoshで動くソフト。

Kb8901ishi  しかしながら当時Macはとても高価。

左の切り抜きは、

1989年の楽器屋の広告ですが、当時Appleの最新機種Macintosh IIが¥978,000。トーゼンそれは本体だけの話。エントリーモデルのPLUSでさえ¥398,000。そこにきて、やはり私の夢をかなえるソフトが走るATARI 1040STは¥200,000。

 本来Macは私のようなヲタクが得意がって使うようなマシーン。しかしこのときの敷居の高さに呆然と立ちつくし、そこに愛の手を差し伸べてくれたのがATARIだったワケ。Macintosh PLUSと1040STは同等のスペックながら、1040STは独自のグラフィック・アクセラレーター(Blitterと呼ばれていたかナ)があって、若干処理が速い(ように見える)ので、Macより性能がよくて安いならば、答えは言わずもがな。

 当時の業界はこのATARIユーザーがかなり多く、ソフトもチョー充実していました。このときに使っていたソフト「Notator SL」については、またいつか熱く語りましょう。

 んでもってこのATARIを手にしたワタシ。高校時代から相当活用し、バンバン仕事もしていましたねぇ。某(プロの)吹奏楽団の写譜とか。そう、何故か吹奏楽雑誌にも大々的に広告が載り、その方面でもかなりユーザーが増えたかと。しかしATARIはこの後、衰退の一途を辿る事になりまする。

 話を最初に戻しましょう、スティーブ・ジョブズ氏の追悼。そのジョブズ氏は、若かりし頃、このATARI社にいた事があるのです。そう考えると、Appleのルーツの1つには、ATARIが絡んでいると言っても、おかしくはないんじゃないかと。しかもその時代、後にAppleの共同設立者となる、スティーブ・ウォズニアック氏も、少々関わっていたようですし。

 尤もATARI社も創始者が映画になるくらい、紆余曲折あったメーカーで、ワタシが関わったATARIは、本来ゲームをフィールドとしているATARIからすると、亜流なのかも知れませぬ。ちなみにその創始者、ノーラン・ブッシュネル氏は、ATARIを追い出され、Appleに務めていた事もあるそうな。

 さて世界が驚いたジョブズ氏の訃報。私もアンチ・マック派ではありながら、マシーンの魅力は認めていたクチなので、残念でなりませぬ。iMac以前のジョブズ氏は、必ずしも成功を収めているとは言い難いと思いますが、その後iPod、iPhone、iPadなど、ヒット商品を生み出した事は周知の通り。生きていれば、今後もまた2~3、ヒット商品を生み出したのでは?と思うのは、私だけではありますまい。

 iPod以前にもMP3プレイヤーはありましたし、タブレットPCだってiPadが元祖ではありませぬ。今やiPhoneが代表機種とも言えるスマートフォンに至っては、Nokia製など相当昔からあります。そもそもAppleは1度Newtonで失敗しているし。つまるところ、技術は技術、発想は発想。更に其れらとユーザーを結ぶものが必要で、ジョブズ氏はその部分に長けていたのではないかと。ユーザーでもない私が言うのもなんですがね。

Macperf5500  最後にうちに飾ってある、

Power Macintosh 5500/225。

家人の嫁入り道具でしたが、

程なくしてWiondowsマシーンにとって変わりました。思えばPerformaからiMacまでの繋ぎのような存在。Appleも大変な時期の商品だったのかも知れませぬ。

2011年10月18日 (火)

松本兄弟:お誕生会で演奏

 子どもの通う保育所で、毎年お誕生会で演奏しています。昨年、一昨年は9月だったのですが、今年は10月に頼まれました。

Tsuwaho2011b_2  やはり子ども達にウケるのは、

アニメ・ソングや、

ディズニー、ジブリなど。

もうみんな一緒に熱唱していました。アニメ・ソングの場合、旬のものを演奏しないと、あまり意味がありませぬ。親御さんも一緒に聞いているならば、まだ「懐かしい~」で済むかも知れませんが、子ども達だけだと、今やっているアニメでないとね。私は見ていないので分かりませんが、どうやら「ドラえもん」のテーマも、我々と今の子ども達とでは、違う曲のようで...。

Tsuwaho2011a_2  3回目なので、

覚えている子もいるのですが、

それでも「この楽器、バンドネオンっていうの。

みんな覚えてねぇ~。じゃ、みんなで言ってみよう!サンハイッ!!」ってな感じでやりましたが、夕方チビを迎えに行くと、「あ、今日エンソーした人だぁ!」と子ども達に取り囲まれ、

ちびっ子たち 「さんぽ弾いたね」「ミッキーも弾いたよ」「忍玉乱太郎のテーマも!」

て 「じゃ、ボク何の楽器弾いたっけ?」

ち 「...」「...」「...」

て 「オイオイ、キミたち、覚えてないの?」

ち 「こんなの(手を開いたり閉じたり)」

 んまぁ、まだまだBandoneonの啓蒙活動は怠ってはいけませぬ。

Tsuwabirth2011  そしてお昼には給食を頂きました。

栗ご飯にチーズ入りミートローフ、

野菜たっぷりけんちん汁とサラダ。

いやぁ、子ども達もこういうの好きだろうけど、ワタシも大好きです。ご馳走様でした。

2011年10月17日 (月)

オトコは黙って独り焼き肉

 鹿島、神栖方面、いわゆる鹿行(ろっこうと読みます)地域に行く道すがら、いつも気になっていた焼き肉屋。ようやく入る機会を得て、大当たりだったのは以前紹介致しました(2011年1月4日参照)。

 少し前から神栖の第九プロジェクトに関わる事になり、この焼き肉屋にも入る可能性がでてきました。この日は練習を終え、帰りにラーメンでも食べようと、この焼き肉屋に寄りました。しかしメニューにはラーメンは見あたらない。おかしいなぁ、前回載せたBlogの写真には写っているのに。

  ならばと、焼き肉屋らしく「焼き肉定食」をオーダー。焼いてもらうか自分で焼くか選べたので、自分で焼く事にしました。そして届いたプレートを見てビックリ。

Ohtaketeishoku_2 これから焼く生肉と、

そのまま食べるであろう、

千切りキャベツが同居したお皿。

見た目のインパクトはありました。そしてナムル、キムチ。更にご飯の量もスープの量も多い。学生さん向けかしら。女将さんの威勢も相変わらず。恐らくあれからユッケ騒動で、色々大変だったかと。そう言えば私がこれまでの人生、最後に食べたユッケはここのでした。

 まぁ、次に来たときは、やはりラーメンかな。

2011年10月16日 (日)

東京吹奏楽団第59回定期演奏会

 自分が出演するわけでもなく、また作編曲作品を演奏してもらうわけでもない、全く関係ないコンサートに於いて、プログラム・ノートの執筆を頼まれました。しかも例えばTangoやPiazzolla関係の作品とか、私にとっての専門性の高いものでもなく、「映画音楽」です。

 そっち方面は、高名な評論家先生もたくさんいらっしゃるでしょうに...。もちろんワタシのBlog等で、この語り口調を評価されたとか、そんな事でもないと思われまする。基本、文筆活動をするにあたっては、ユーモアを盛り込む事をモットーとしているので、今回の仕事、どこまでやって良いやら、不安でした。

Tosui59th  しかも資料が届いてみると、

何と指揮が1つ下の後輩、

海老原光君。

彼は鹿児島ラサールから芸大の楽理科という秀才。

今は指揮者として活動していて、

若手ながら大活躍です。

 そして輪を掛けるように、司会(トークゲストという肩書き)は青島広志先生ではないか!何だかそんな中でプログラム・ノート執筆など、ヒジョーに難しい。とは言え、そんな事も言ってられないので、この手の解説としてありがちな「映画」を語るのではなく、あくまで「映画音楽」についての解説をしました。そう、作曲者の事とかね。重要ですヨ。

 そして招待券もきた事だし、そもそもこの仕事を持ってきてくれたのは、この楽団に在籍している芸大同期生なので、彼のプレイも聞きに行きました。それにしても通常「定期公演」というのは、その楽団をアピールする最大のコンサート。そんでもって指揮者(音楽監督)やら首脳部やらで、ガチンコ・プログラムを熟慮するのですが、そこに映画音楽がくるというのは、オーケストラではまず有り得ないコト。ファミリー・コンサートとかならいざ知らず。吹奏楽の世界ってそうなんだ、と思いながら聞きました。

 一番驚いたのが青島先生の司会。いやはや喋るシャベる、しゃべる!そんなに喋ったらセンセ、言葉の単価が下がっちゃうんじゃ...。と業界人として心配する程(!?)。しかも噛まないし、口ごもる事もないし、凄かったです。ただ惜しむらくは、ホールが響くので、先生の早口解説も残響で聞き取りにくかったですケド。さすがは「トークゲスト」として呼ばれているほどの事はありますねぇ。

 今や青島先生も、テレビ番組にもよく出演され、芸大作曲科卒としては、坂本龍一教授や三枝成彰先生などと並ぶほどの有名人。人気のヒミツはそのトークか...。

2011年10月15日 (土)

モバイル・ピアノ!?

 恐らく実物は見たことなくとも、雑誌等の広告で見たという方は多いかも知れません。

Rollpiano くるくる巻けるからか、

「ロール・ピアノ」と呼ばれているようです。

何故「モバイル」のカテゴリに入れたかと言うと、

Pianoを外に持ち出せて練習出来るなど、

究極のモバイル!

これを「モバイル」と呼ばないワケにはいきませぬ。

 今年は長生淳氏の「天頂の恋(Soprano Sax,Tenor Sax & Piano)」のPianoパートを弾く事になり、少しずつ練習するも、本番の前には渡英したり、広島のモダン・タンゴ五重奏団のツアーがあったりで、Pianoに触れる時間を確保するのが危うい!ってところで「おぉ、これは使えるかも」と買ったのですが...。

 買う前にまず作曲家の天野正道先生に「あぁ、アレはね、手を痛めるからやめた方がいいよ」と。そもそもPianoの鍵盤とは形状が違うので、いくらゴム製でも指にかかる衝撃は否めませぬ。更にNAOTO君にも「ありゃ使えんよ」と言われ「MIDI端子もあるし、データ入力用としてもダメかネ?」と聞くと、「うん、全然」という答え。

 それでもそんな意見を振り切って買ったのですが、お二方の仰る事がよく分かりました(涙)。

 まず練習用としては、長生センセの曲のような、ヘビー級にはとてもとても。恐らくコレでそういった曲をクリア出来るならば、練習場所に困るPiano科の音大生はいなくなりますわ。

 そしてデータ入力の面。これがどうもうまくいきませぬ。USBとMIDIを変換するケーブルを使ったのですが、動作しませんでした。しかしMIDI to MIDIでは動作しました。USBのドライバの問題か...。メーカーサイトも見つからず、ドライバの存在すら分からないですが。最近のUSB/MIDIは、ドライバ無しでイケる事が殆どですがね。

 そしてMIDI to MIDIで接続し、試しにシーケンス・ソフトに入力してみたところ、押してもいない鍵盤の音が入力され、それらを消去しながらの作業。こりゃNAOTO君の言う通り、使えない。

 あ~あ、くるくる巻けて持ち運びには便利だし、期待していたんですがね。ちなみに何社かこのくるくる巻Pianoを作っているメーカーがあるんですが、さすがにそれらを全部買って試すわけにもいきませぬ。

 我々の業界、最近はノートPCにポータブルのKeyboardを組み合わせて、打ち込みが出来る環境を整えるケースが増えています。私も取り敢えずはそういう事は出来ます(2009年11月17日参照)。しかし入力用Keyboardの鍵盤数が、も少し多けりゃ尚いい。私の見た限り、ミニサイズ鍵盤では37鍵が最多。せめて49鍵あるとねぇ。CASIO MA-150というのがありますが、これはデータ入力を目的として作られたのではないので、(私にとっては)余計な機能のために、ボディがデカい。

 ま、近年急速にラインナップが増えたジャンルなので、今後に期待といったところですか。

2011年10月13日 (木)

最新鋭の自販機は緑色

 少し前に緑色の自販機について記事を書きました(2011年9月30日参照)。すると今度は地元つくばで発見!

Greensolar  まぁ、同じ緑色と言っても、

前回のはモスグリーン系、

こちらは黄緑ですが。

しかし注目すべきはこの屋根。

何とソーラー・パネルが乗っております。いかにもつくばらしい。

 とは言え、このパネルだけで自販機全体の電力が賄えるかというと、さすがにそれは無理。いくら節電型のでもね。何しろ冷蔵庫とヒーターを同居させているようなもんで、明かり、モーター、熱とくれば、この「熱」が一番電気を使いまする。もちろん夜や曇天でも稼働させなくてはなりませんし。

 そう言えば何年も前ですが、当時ソーラー電池の大手メーカーにお勤めの人から話を聞いた事がありますが、電卓でソーラーとバッテリーのDUAL POWERのものだと、粗悪品はソーラーがダミーだったりする事もあると。確かにソーラーと電池と、どちらで作動しているかは表示もされないし、確認にしようがないので、チョー安い電卓では、そういう事もあったのかも知れませぬ。

 そのうちエコ自販機として、ソーラーに加え、買う人が自分で発電するタイプも現れるかも!? 自販機の前にチャリンコが置いてあって、それをこいで(自分の分だけ)発電してから買う。発電の容量によっては、ジュースを値引きしてくれたり。まぁ、それだと冷たくも、温かくもない、常温の飲み物くらいしか扱えないか...。

2011年10月12日 (水)

Novaの小ホール

 恐らくまだあまり知られていない、つくばノバホールの小ホール。今回、弦楽合奏団弓組がリハーサルで使わせて頂きました。

Novahallsho1  大ホールは、

今更説明の必要のない、

磯崎新氏の設計で、

茨城県内有数の音響を誇っていますが、この小ホールは、元々別の目的で作られた部屋をホールに。大きさは手頃で、ソロや室内楽には丁度良いですが、如何せんデッドなので、音楽をやるにはジャンルを選ぶかしら。

Novahallsho2  それでも注目はこのPiano。

何とC.BECHSTEIN。

しかも話によると、

明治時代のものだとか!

 思えばワタシ、今までC.BECHSTEINに触る機会などあったかしら...。眠っていたのを、工場で再調整したようです。

 楽器は弾かれてなんぼ。これからこのPiano、たくさんの人に弾かれて、更なる歴史を刻んでいって欲しいものです。

2011年10月11日 (火)

sul ponticelloの効能

 昨日の我が弦楽合奏団弓組の本番に続き、今日は高校生の弦楽合奏の指導を。そう、これまでも何度かやらせて頂いております(2011年7月29日参照)。弦楽続きだわ。

Ibarakigodostr  茨城県内の4つの高校の、

弦楽部の合同楽団。

音楽に対してとても純粋で、

我々大人が必要なものから余計なものまで覚えた、小難しい事は一切無く、かつてはワタシもそうだったのかなぁ、などと思いながら指導をして参りました。

 選曲は私が行ったのですが、その1曲Edvard Grieg作曲「2つの悲しい旋律」より「過ぎた春」。元は歌曲で、歌詞の内容も曲想も、実のところ高校生が生き生きと弾くような曲ではありませぬ。とは言え、技術的な事も考慮して選んだのですが、これがまたBowing(弓の使い方)など、かなり難しく、楽器を持って1~2年といった人には、キツかったかなぁと反省しております。

 そんな中、Violinのみになる部分で生徒が「sul ponticello」を指摘。「スル・ポンティチェロ」というのですが、これは弦楽器の特殊奏法。弓の弦を擦る位置を、極端にコマに寄せる事で、いつもと違う音が出ます。どれくらい違うかって、まぁ、寄せ具合にもよるのですが、場合によってはかなり汚く、ヘタすれば「おい外でやってくれ!」とも言われかねないような雑音。

 「え?こんな美しい旋律に、誰だスルポンなんか書いたヤツは!この楽譜、誰のエディションだ」と言っていると、ありゃエディションの問題ではなく、作者自身の指示の模様。

Varen  んじゃ、本人の言う通りにやってみよう。

って事で生徒に奏法を指導し、

実際に音を出してみると、

これがもう「恐れ入りました!」という結果。

1人でやっていると雑音にも間違えられそうな音ですが、

これが集合体になると「弦楽合奏ってこんな音も出るんだ!」というもの。これまで私のオーケストラ等の経験だと「sul ponticello」は、どちらかというと効果音的な扱いでしかお目にかかった事がありませなんだ。

 人によってはガラスを引っ掻くような音ともとられかねない「sul ponticello」の音色。こういった楽想に使うなど、Griegのセンスのスゴさを垣間見た瞬間でした。

2011年10月10日 (月)

第2回“鈴懸”コンサート

 自主公演ではないものの、やはり歌伴で始まった弦楽合奏団弓組としては、気合いの入る演奏会になりました。

Suzukakeyumi 「鈴懸」というグループ。

声楽やPianoの演奏家が集まり、

今回は2回目のコンサート。そこに我々弦楽合奏団弓組の演奏も組み込み、最後にはカタラーニの歌劇「ヴァリー」より、「さよなら、ふるさとの家よ」と、拙作「Ave Maria」を共演。

 個人的にはこの地元ノバホールで、弦楽合奏団弓組の演奏が出来た事が嬉しい。そして私の母と同い年、Sopranoの落合祐子さんに、拙作「Ave Maria」を再演して頂けたのは、作曲家としてこれ以上の喜びはありませぬ。

 何しろ音楽のキャリアだけとっても、我々弓組のメンバーの倍は過ごしている落合さん。私が芸高芸大に行く前からのお付き合い。その大らかな人柄が、とても魅力的です。拙作「Ave Maria」を最も歌って下さっている落合さん。本当に有り難うございました。また共演したいです。

2011年10月 9日 (日)

岸本葉子短編集最終回

 震災後の大きな仕事として、NHKラジオ第一「新日曜名作座」の音楽担当をさせて頂きました。「髪結い伊三次捕物余話」に次いで、2回目です。そのときの録音の楽しいエピソードは、このBlogでも紹介しました(2011年4月18日参照)。

Kishimoto5  実はもう放送が始まっていて、

チェックを怠った私は、

聞き逃していました。

そして気が付くと、今日が最終回!

 まぁ、私は一応放送される音源は頂いているのですが、やはりラジオから改めて聞くのが楽しみ。うっかりしていました。

 これから23:10に番組が始まります。最後くらい聞かなくては。

2011年10月 8日 (土)

3人目の歌姫

 今回歌曲の伴奏を頼まれた、弦楽合奏団弓組。思えばジブリ・カバーをした、宝塚歌姫を1組目と数えると、自主公演では2人目の田中佐代さん、そして今回は3人目。私の母と同い年、落合祐子さん。

Yumisuzureh2 都内まで足をお運び頂き、

リハーサルを行いました。

何しろ本番は明後日。

言ってみれば最終リハーサルで、あとは当日の出番まで、少し合わせる時間があるのみ。歌との合わせが大変で、何回も練習しました。果たしてどうなるやら。

 10月10日(月)14:00開演。つくばノバホール。入場無料。お時間のある方は是非お越し下さい。

2011年10月 7日 (金)

TANGO OGNATの原動力

 雨の中、拡大版のライブを終わらせたTANGO OGNAT。今思い出すだけでも、なかなか楽しいライブでした。

Haresoracurry  その開演前、

楽屋で頂いた、

ライブハウスのまかないカレー。

なかなか美味しかったです。これはもしや、お客さんに出しているものと同じ?

 思えばメンバー全員がこれを食べたので、ライブ開演前から1つになり、良い演奏が出来たのかと...て、ホントかいな。

Tangoognat0  そして番外編。

曲順を揃える一本茂樹君と、

メールの代筆(!?)をする大先生室屋君。

そう言えば去年、手紙の代筆をやったっけ。ホテルに鍵を返すのを忘れ、それを郵送する手紙...。

2011年10月 6日 (木)

帰ってきたTANGO OGNAT【しかも拡大版】

 前回のTANGO OGNATをやったのが、どうやら横浜のKAMOMEというライブハウス(2009年9月28日参照)。あれから割とすぐに今回の構想が持ち上がり、ずっと温めていました。榊原大さんに会う度に、「TANGO OGNATにGuitarとBassを入れた、拡大版をやりたいんですよ」と言い続けました。或る年なんか、新年早々「今年はやりましょう!」などと言っておきながら、結局出来なかったり。

Tangoognat2011g  其れを実現したのは、

ファンの皆様も喜んで頂けたかも知れませんが、

何よりも自分自身が嬉しくてたまりませなんだ。

 元々TANGO OGNATはPiazzollaナンバーを中心に演奏してきましたが、今回の拡大版は、まさにPiazzollaの五重奏団のスタイルをそのまま演奏! とは言いつつ、これは珍しい事ではありませぬ。小松亮太君のデビュー・アルバムが正に其れですし、私も広島でやっているモダンタンゴ五重奏団も同じ。市販されているバンド譜もある事から、割と演奏されていると思われます。

 一応作編曲家、アーティストとして、人と同じ事をする事に非常に抵抗があるテーホー。本来ならばPiazzollaチューンに独自の編曲を施し、改めて自分達の世界を構築するというのが、真のTangoの有り様。ですが今回は敢えて、誰もやっている(自分も)、Piazzollaのオリジナルを再現、という手法をとりました。

 まぁ、発端は結構根深く、例えば「Libertango」に関して言えば、「ヨー・ヨー・マの(他人が編曲を施してある)演奏は有名なのに、オリジナルのピアソラ自身の演奏は、何故知られていないんだ?」という疑問から始まりました。私も数え切れないくらいのバージョンを編曲しましたが、其れは其れ。Piazzollaのオリジナルを広める事も重要な役割。

Tangoognat2011f  会場の「晴れたら空に豆まいて」の雰囲気も、

Tangoに合っていたかと思います。

当日は雨でしたが...。

 ワタシ個人では、自分の演奏がどれだけPiazzollaの真髄を伝えられたかは、自信がありませんが、メンバー一同、今回の企画は非常に盛り上がり、「次いつ?」「ツアーしようよ」というのも、MCで言った通り。

Tangoognat2011o  いやはや、

この5人でのQuinteto。

これがやりたかったのです。

しかもPiazzollaを。熱い夜を共に過ごして下さったオーディエンスの皆様、雨にも関わらず、そして中には遠方からこられた方もいるかと思います。本当に有り難うございました。

2011年10月 4日 (火)

音の魔術師、Maurice Ravel

 Trianguloやスタジオの録音等でもよく一緒に仕事をする、相川麻里子さん。高校時代からの同級生ですが、彼女がPiano Trioで演奏会を開きました。Violoncelloは我が師匠、植木昭雄先生。

Vendanges1  曲目はRavelやPiazzolla。

尤もPiazzollaの曲は、

編曲ものです。

出版されている譜面かな。

何度か聞いた事があります。

一応アンコールで私が書き下ろした、Piazzollaの「Libertango」を演奏して下さいました。当然其の初演を聞くのが目的で足を運んだのですが、やはりRavel。これは聞いて良かった。

 よく「音の魔術師」と言われるMaurice Ravelですが、これは彼の独特な管弦楽(オーケストレーション)によるもの。しかし今日のTrioを聞いてみると、魔術をかけるのはオーケストラだけではない事がよく分かりました。

 このジャンルはMendelssohnやBrahmsなど、定番の作品がありますが、明らかにそれらとは一線を画するもの。Pianoと音域の違う弦楽器2つしかないのに、色彩感が目映いばかりにあり、それはまるでオーケストラを聞いているようでした。

 その小さなオーケストラを奏でる3人の奏者。作者のキャンパスに、これまた色鮮やかに音を描いていました。上手い演奏とはそういうものなのでしょう。Pianoの佐藤勝重さんも素晴らしかった。

 まぁ、このお3人、同時期にフランスに留学していて、Ravelなどは得意中の得意なのかも知れませぬ。この日はPiazzollaの「ブエノスアイレスの四季」を全曲演奏していましたが、私も明日の晩はTANGO OGNATを。そう言えば内容を言っていませんでしたか。Piazzollaプログラムです。それも小品からヘビー級の曲まで。乞うご期待。

2011年10月 3日 (月)

TANGO OGNAT帰還に向けて

 別にどこかに行っていたワケではないのですが、ライブ・タイトルが「帰ってきたTANGO OGNAT」ですからね。チョー久し振りのユニット「TANGO OGNAT」のライブを控え、リハーサルを。

Tangoognat2011b  メンバーもそれぞれ気合いが入り、

取り分けGuitarの太郎丸さんなど、

この前旅先で会ったときも(2011年9月21日参照)、

「空いた時間は練習している」と仰っていましたし、今日もスタジオを前倒しして借りて、自主練習をされていました。更に会った途端「次はいつやる?」って、まだ5日の本番も終えていないのに...。

 こりゃ、うかうかしていられませぬ。猛暑は終わりましたが、熱い夜になるコト間違いなし。恐らく自主公演系では、今年最後になるかも知れませぬ。皆様のご来場、お待ちしております。

2011年10月 2日 (日)

OTS復活!

 私の活動の中でも、「なおとくんとていほうくん」と並ぶキャリアを積んでいる、Out of The Standard。最近では諸般の事情で、正規メンバーでない公演をやったりもしましたが、久し振りに3人が揃いました。

Toyokuroda13  しかも演奏したのは、

結婚披露宴。

なのでこのカテゴリです(笑)。

新郎新婦、お二方よく知っているのですが、特に新婦が牛渡克之さんにとってはアシスタント、大和田雅洋さんにとっては弟子、そして私にとっては、拙作を演奏して下さる演奏家。しかも彼女は「モモンガ・シリーズ全曲演奏」を目標にしていて、既に何曲か演奏して下さっています。

Toyokuroda21  新郎新婦とも、

プロのSaxophone奏者。

そう、同じ楽器同士の結婚。

我々の業界、ときどきあります。作曲家同士というのもあったなぁ。

Toyokuroda27  最後に新婦とOTSで記念写真。

思えばOTSが正規メンバーで、

最後に演奏したのが、

2009年10月17日の仙台市若林区若林文化センター。若林と言えば、震災でもかなり津波被害のあったところ。今はどうなっているのか...。

 さて披露宴がきっかけで、活動再開(ってワケじゃないですが)のOTS。さすがに年内は無理ですが、来年に公演を考えております。また新たな展開もあるかしら。

 そして今日のお2人さん。末永くお幸せに。モモンガ全曲演奏もヨロシク。

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