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2012年3月31日 (土)

今年も相川教室で

 昨年も出演させて頂きましたが(2011年5月29日参照)、Violin奏者の相川麻里子さんの教室の発表会。そもそも何故出演するかって、弟ゴルゴは頻繁ではありませんが、相川さんにレッスンを受けているのです。んなもんで相川門下として出演するので、私は賛助として。

Aikawahappyokai4今回は場所が少々思い出深い会場。

何年も前にTangoの仕事で来たのですが、

その日は台風。常磐線が取手以北が不通のため、父親に取手駅まで車で送ってもらい、向かいました。そのときのタンゴ・バンドのメンバーは私以外、時間通りに現地入りしていました。しかし私は遅刻。それでもショーは始まり、Bandoneon抜きで演奏。私は後半から参加する事が出来ましたが、歌伴奏はともかく、器楽だけでのBandoneon抜きTangoは、結構厳しかったようです。

 そんなこの日も雨。そして強風で電車も止まる始末。確かにアタシャ自他共に認める雨男ですが、何年も前と同じ会場で同じような状況ってのもねぇ。尤も今回はちゃんと遅刻せずに着きましたが。

Aikawahappyokai5 当たり前ですが、

Trianguloや普段の仕事で会う相川さんとは、

この日はちょっと違います。

何しろ教室をまとめる先生ですから。彼女のてきぱきとした仕切りがまたイイ。私もちびっ子達の楽器の調弦を手伝ったりしました。

 ちなみにこの会場ではなかった、前回の発表会も雨。って事は次も雨だにゃ。

2012年3月30日 (金)

起死回生のデータ救出

 その日は突然やってくるものです。夕べまでアクセス出来ていたCF(コンパクトフラッシュ)が、突然認識しなくなり「このディスクは使えません。フォーマットしますか?」というメッセージが!

 私はPCを使って作・編曲する際には、自宅のデスクトップPC、出先のノートPCで、同じデータを扱えるように、不揮発性メモリにデータを集約しているのです。それが2GBのCFなのですが、其れにアクセス出来ないというのは、私の制作したライブラリが壊滅状態と言っても過言でなく、これから先の音楽家人生どうしよう!ってな感じになりました。

 何しろこの商売、同じ曲だったら、以前制作したデータに手を加えて仕上げる、なんて事もしょっちゅう。また仕上げた楽譜は、最近は印刷せずに、PDF化してデータとして扱う事が殆ど。勿論PDF化という手段をしていなかった頃は、紙に出力していましたので、それらは残っていますが、それもかなり昔の話。

 絶望の淵に立ったテーホー。取り敢えずデータ復旧が出来るものなのか、業者を検索。そう言えば昔聞いた事があった。HDDのデータ復旧は、1MB当たり1万と。なぁんだ、と思うなかれ。今回私のは2GBですから、2千万ですよ。それだって国家機密レベルのデータだったら、そんだけお金をかけても安いのでしょうけど、場末の1ミュージシャンのデータとなればさすがに...。でも内容はNAOTO君や葉加瀬太郎さん、鷺巣詩郎先生などの編曲モノから、二度と作れないオリジナル作品やら...。

 検索していると、なんとつくばにそういった業者がいる事を発見。早速電話して予約を取り付け、行ってみました。

 若いお兄さんが対応して下さり、その場で復旧。結構データが破損していますが、大部分救出出来ました。まぁ、リスク分散と言って複数のPCを使いこなしている割には、一番重要なデータ管理を無防備にしていたツケですわ。実は今回のデータ、最後にバックアップをとったのが今年初め。そして破損しているデータを見ると、新しいデータが多い...。

Fukkyucopy それでも破損したデータの多くは、

別なファイル名で生き返っていて、

一体どうやっているのかは分かりませんが、

テクノロジーってのはスゴイものです。

救出して頂いたデータは、

DVD-Rに焼いてもらい、早速バックアップを。

 HDDなどの磁気ディスク、USBやSDなどの不揮発性メモリは、アクセス回数に限界があって、寿命があるものと分かってはいても、こうしてトラブルにならないと、身にしみないのですわ。ヲタクを自称するならば、こういった部分もきちんとしなくては。ホント命拾いしたって感じです。

2012年3月29日 (木)

PAJERO MINIの終焉

 車に少しでも興味のある方だったら、数日前のMITSUBISHI MOTORSの発表に驚いたハズ。そうPAJERO MINIの生産終了のアナウンス。もともとHONDA、SUBARU、MITSUBISHIはマニアを生みやすいメーカーですが、このPAJERO MINIは言うまでも無く、PAJEROの弟分。マニアでなくても知っている車。まぁ、PAJERO ioやPAJERO Jr.もあるので、大きさで言えば末弟(!?)かしらねぇ。

Pajerominiks1 今では販売ランキングの

上位に顔をだす事はなくなりましたが、

とにかく本家PAJEROは売れて売れて、

「ブーム」どころじゃなかったと記憶しております。何しろPAJEROを持っているというだけでモテた時代があった事を考えると、社会現象と言っても良いかと。

 そのPAJEROを小さくし、規格も軽乗用車に。これがまたウケて、SUZUKI Jimnyの独壇場だったジャンルに一石を投じたワケ。尤も性能的にはJimnyの方が一日の長でしたがね。

 この「小さくした」というのが、いかにも日本的。外人さんはどうか知りませんが、日本人だと本物そっくりのミニチュアは、多くが好むところ。じゃ、今までそんな車があったかというと、カローラ・ミニだの、シビック・ミニだのは存在しませんので、やはり元祖と言って良いかと。しかも仮にカローラやシビックを軽乗用車にしたところで、PAJERO MINIのような売れ方はしませんな。

 PAJERO MINIが売れたのは、本家のヒットもありますが、SUVという男性的なジャンルの車を小さくした、というところがミソ。これで女性にも「面白そう」と思わせたに違いありませぬ。ちなみにA.R.C.の山下亮江さんも乗っていて、そんな彼女を見ると、お洒落でカッコイイと思いまする。

Pajerominiks2 少し前にSUBARUが軽乗用車からの撤退を発表。

あのSUBARU 360を大ヒットさせ、

日本のモータリゼーションに革命を起こした、

とも言われる名門メーカー。NHKの「プロジェクトX」にもなりました。テントウムシの愛称の360は、今でも稀に公道で見かけますが、それこそ今の女性にもウケるデザインかと思うのは私だけではないハズ。

 今回のPAJERO MINIの生産終了は、MITSUBISHI MOTORSにとって、何を意味するのか...。ご存じようにMITSUBISHIの軽乗用車は、ekワゴンのような売れっ子、iのような個性派、ミニキャブのような実用車と充実し、更にはOEMで他社に供給。PAJERO MINIも日産にKIXというブランドで供給。こちらは義兄弟(!?)のX-TRAILに何とか似せようと、フロント・マスクを少し変えています。

 まぁ、その反面、トッポのように肥大化しすぎて、少々燃費が悪くなっているのもあるんですがね。個人的には車種整理ならそっちの方が先だろ、って感じですわ。

 まぁ、今後のMITSUBISHI MOTORSの動向は気になりますわね。ちなみに写真のPAJERO MINIは、弟ゴルゴの愛車。

2012年3月28日 (水)

まずいもの探検記【にぼとん】

 タイトルだけ見ると「なんのこっちゃ?」ですが、にぼしと豚骨で「にぼとん」と言うそうな。キムチと沢庵で「キムタク」と言うのと同じ。

Niboton2 例によって、

あの店の期間限定商品。

「限定」やら「タイムサービス」など、

そういった言葉にチョー弱いテーホーとしては、

「期間限定」などと書かれると、

「こりゃ今食べないと、一生後悔する!」などと思うワケ。

 久しぶりに足を踏み入れるなぁ、と思いきや、全然久しぶりでもない。今年ポーランドからの帰国後、すぐに行ったんだった。そう、先月のハナシ(2012年2月7日参照)。

 そしてランチ・タイムのストライクど真ん中を外して、少し早めに行ったのですが、驚いた事に店内は結構混んでいる!ここの店舗は成功したんだな、と思いながら1人にも関わらずテーブル席へ。ちなみに私、ラーメンはカウンターで食べてこそ神髄を味わう事が出来ると思っているタチですがね。

 はす向かいのテーブルには俳優の温水洋一さん似の作業員がガツガツと食べ、向こうのカウンター奥には、作業服姿の女性が1人で。隣のテーブルには、夫婦では無さそうなカップル。おいおい、オンナ連れで来るような店ぢゃないぜ。

Niboton1 そして問題のブツ。

齋藤たかし流に「麺かため」で頼んだのですが、

くるのが早過ぎ!?

「かため」とは言え、麺のゆで時間が短い。よく見ると、いつもの極太麺より細い感じがしました。スープと麺の関係は、十把一絡げではないので、スープによって麺を選ぶのはトーゼン。このにぼとんには少し細い麺が合うと思ったのでしょう。ただ其れだったら、「かため」にするんじゃなかった...。何故ってこの麺、「かため」にするとただ芯があるだけって感じで、イイとは思えませぬ。

 そしてスープ。にぼしと豚骨って、つまりギョーカイ用語で言う「Wスープ」。まぁ、これは有りっちゃぁアリですわ。味も少々濃いですが、それはこの店のカラー。デフォルトのトッピングも¥780という価格からすると、悪くないですわね。

 やっぱ最終的には「麺」で考えさせられた商品。安易にスープだけ差し替えた、というものではないのは分かりますが、んじゃ果たしてこのスープと麺の相性はイイのか?という問題。

 まぁ、いつぞやのバーベキュー味(2010年8月23日参照)なんぞよりは、よっぽど真に迫った作品で、こういうものならば私みたいなアンチ派も、行ってみようという気になり、人によっては「いいじゃん」と思うのかも知れませぬ。

 次回作も大いに期待!

2012年3月27日 (火)

土浦の喫茶「一服」!?

 土浦に住んで36年、今の家に引っ越してきて10年以上。未だに土浦には私の知らない店も多く、もちろん入れ替わりもするので、それは仕方がない事ですが、今回行ってみた店は、自宅から車で少しの喫茶店。

 普段前と通ると、あまりお客さんは入っている感じがしないのですが、この日はおばちゃん達がお茶をしていました。

Brotzeit2明るい店内は、

さわやかな喫茶店という感じですが、

パッと見、

何となく「おじゃる丸」に登場するマイクの店、そう喫茶「一服」を連想しました。これでJazzが流れていたら、もうソノモノですわ。しかもマスターも人の良さそうなお爺さん(と言うには少し若いかナ)。

Brotzeit1珈琲に加え「今日のケーキ」を注文。

モンブランとチーズ・ケーキでした。

このチーズ・ケーキはふわふわの食感。

なかなか美味しかったです。モンブランの方は少しモカが入っている感じで、大人のテイストがちょっぴり。

 こういう店は「目的」をもって行くような場所ではありませぬ。もちろん珈琲も美味しいので、其れが飲みたい、というのは別ですが。さわやかで落ち着いた雰囲気の喫茶店というのは、正に「一服」するにふさわしい。のんびりとね。

 と言いつつ、そんな余裕のない生活をおくっているテーホーですが、どうやらメニューにはカレーが数種類。こりゃ検証するしかないな!目的が出来てしまった...。

2012年3月26日 (月)

2011年最後の作品

 私の場合は演奏活動も並行しているので、「作曲家」としてみると寡作家。...って、まぁ言い訳になってしまいますが、古今東西の作曲家は演奏家も兼ねていた人が殆どで、それでたくさんの作品を書いていた人も大勢。もちろん作曲家の真価は作品数の多さではないにしろ、1曲を仕上げる、というエネルギーは大変なものです。なのでチョーたくさん書いているSchubertだって、完成していない作品もたくさんあったりするワケですよ。

 そんな私の昨年最後に完成させた作品。昭島市を拠点とするアンサンブル・ヴィルトゥオーゾ吹奏楽団という団体からの委嘱作品で、今年6月に初演するために、先日リハーサルにお邪魔してきました。

Virtreh1 縁あって作品を書かせて頂く事になりましたが、

昨年、まず彼らの演奏を聞かせて頂きました。

またメンバーと一緒に食事もしたり。

とても端正な音作りをするバンドで、ありがちなやたらBrassをブリブリ言わせたり、勢い(と若さ)に任せてイケイケドンドンという事は全くありませぬ。またヴィルトゥオーゾと名乗っているにも関わらず、テクニックに依存する事もない、非常にバランスのとれたバンド、という印象を受けました。

 ところで彼らの演奏会。観客動員が凄く、1000人クラスのホールをいっぱいにするという、一般バンドとしては類をみないもので、例えばコンクール全国大会常連バンドだったりすれば、偵察にくる連中でうまりますが、そんな事でもありませぬ。

Evakishimacar2 自前のトラックには、

宣伝カーのシステムを積み、

当然自治体からの許可を得て、

演奏会近くになると町中を走らせます。そして入場もタダ。だから1000人も動員出来る!

 というのは早計で、アマチュアの団体の場合、いくらチラシを配布しようが、ポスターを貼りまくろうが、興味の無い人達にとっては、ただの紙くず。宣伝カーも迷惑なだけ。入場無料ならたくさん来る、というのも間違った考えで、プロの演奏会なら殺到するかも知れませんが、アマチュアの団体は、お金をとろうがタダであろうが、ダメなものはダメです。

 動員出来る団体というのは、応援してくれる人や固定ファンが多く、宣伝カーが走れば「あぁ、もうそういう時期かぁ。よっしゃまた行こう」となるもの。

 そしてその固定ファンを広げるというのは、並々ならぬ団員の努力があって、それは一朝一夕では出来ないものです。彼らは地域の人々に愛されているバンドであり、それは地域密着型のアマチュア団体としては理想的とも言える姿。

 さて話を戻しましょう。そんな彼らがバンドのテーマ曲ともなるような曲を依頼してきました。私はと言うと、委嘱作品を受ける度に「渾身の~」とか思うのですが、あまり気負うと書けるものも書けなくなるので、結局はいつもの「啼鵬節」を。

Virtreh3 初演をして下さる指揮者先生。

お名前が私の本名と同じ(字も)。

作曲家と演奏家というのは、

信頼関係がないと成り立たないもので、

彼の端正な音作りには、

初めて聞かせて頂いたときから、私の思い描く世界を具現化してくれる、と直感しました。本番がホント楽しみ。奇しくも私の誕生日の翌日...。

2012年3月24日 (土)

SUZUKI AERIO

 何故か家人が点検のためにHONDA(ディーラー)に預けたFITの代車がSUZUKI AERIO。この車、HONDA党の私が、HONDA車以外で気にかけている、数少ない車種の1つでした。SX4が出たために、もう生産はしていませんが。

Daishaaerio 何と言っても特徴は、

このリア・デザイン。

徳大寺有恒先生をして、

「おっ、どこの欧州車だ」と言わしめるくらいで、私も初めてこのリア・フェイスを拝んだときは、なかなか洒落ているな、と思ったものです。しかもどうやらこの手の車にありがちな、既存車の流用ではなく、新たに設計したというから気合いを感じまする。

 更にはSUZUKIらしくMT車の設定があったり、このコンパクトさ。私のようにデカい車の苦手な人は、このサイズの、いわゆるショート・ワゴンには一目おいたものです。今だとMITSUBISHI COLT PLUSがそんな感じ。SUZUKIは実用車を作るに定評があり、使い勝手としては、このAERIOは良いんじゃないかと。

 んで、実際に乗ってみると結構ガッカリなんですがね。まぁ、これは古い車全般に言えますが、やはり世代の違いを感じざるを得ませぬ。更には「軽乗用車のスズキ」時代の、頑張って作った感のある車で、その後SWIFTのヒットで「小型車のスズキ」にシフトするまでの過渡期とも言えるもの。エンジン音からも軽乗用車の延長という感は否めないですし、乗り心地もフワフワ。ハンドリングも私レベルでも「おいおい」って感じるくらいフニャフニャでした。高速道路でエンジンを回すと、車内は相当うるさいでしょうな。恐らく後継車のSX4とは比べるのも酷という感じ。

 とは言え、それは性能の部分。デザインというのは古さ、新しさが先に目につくようだと、たいした事はありませぬ。何か心惹かれるものがあれば、それは古かろうが新しかろうがホンモノ。最近ではメッキリ見かけなくなったAERIO。うちにやってきたのも何かの縁だったんだろうな。

2012年3月23日 (金)

Le Grand Tangoの謎

 フツーにTangoを演奏している分には、全く縁が無い曲なんですが、Astor PiazzollaがVioloncelloとPianoのために書いた「Le Grand Tango」という曲があります。直訳すると「大タンゴ」とでも言いましょうか。アルゼンチン・タンゴは通常1曲3分くらいで、4分もあれば結構「長い」と感じるジャンル。それからするとこの「大タンゴ」、演奏時間は10分を超える曲なので、十分に「大」どころか、「特大」と付けても良いくらい。

 Piazzollaが一応Classic音楽の分野で残した曲、という位置づけですが、同じコンセプトのFluteとGuitarのために書かれた「タンゴの歴史」を聞いても、あまりクラシックには聞こえませんわね。

 Piazzollaの音楽を聴いていたのは、元々Tangoを聞く人達。それが彼の没後から、Classicの著名な演奏家が取り上げるようになって広まり、今ではジャンルを越えて演奏されるようになりましたが、今回取り上げている「Le Grand Tango」は何と、かの大チェリストMstislav Rostropovichに捧げられたもの。どういうつながりがあったかは知りませんが、さすがはTangoの枠を越えたアーティスト、という感じです。まさか、一方的に贈ったわけじゃないでしょうから。

 ところでタイトルの「謎」です。今ではたくさんの演奏家が録音し、かなりの数の盤が存在すると思いますが、書かれた直後は存在も知られていないせいか、録音は少なかったです。そして謎が発生...。

 今回問題にするのは出版された楽譜と、献呈された本人ロストロ翁の録音と、其れより先に録音されたGidon Kremerのもの。

 作品が出来上がったのは1982年。どうやらすぐ出版されたようで、BERBENという版が現在でも入手可能。故石川浩司先生著の「タンゴ名曲事典」によれば、初演されたのは1990年ニューオリンズで。勿論ロストロ翁の演奏。しかし最初に録音したのが1995年オリビエル・マノウリイというBandoneon奏者で、当然楽器が違うので、オリジナル通りでは無いと思われます。聞いていないので分かりませんが。

 更に1996年には前述のクレーメルが録音。当然彼はViolin奏者なので編曲をしています。この編曲をしたのがSofia Gubaidulina女史で、てっきりViolin用に旋律のオクターブ関係を変えただけかと思いきや、結構改変をしていて、楽器の都合でなく音楽的な移調(途中の転調のため)、小節のカットや拡大等、もちろん原曲の良さは損ねていませんが、同業者から見ると「ほぅ、そこまでしますか」って感じです。

 そしてようやく献呈されたロストロ翁が録音。しかしこれが今回の議題。何とその録音、出版された譜面と違う箇所が。旋律を変えたりしていますが、一番驚いたのがカット。そのカットもかなり「うぉっ!やるな」って感じに飛んだ先が転調し、はっきり言ってこの曲に新たな息吹を芽生えさせた、と言っても過言でないくらい。私見ですがね。ま、一応作曲家の専門的な立場での発言と思って下さいな。

 そうなると、問題は「いつ、誰が」改変したかです。Piazzollaの亡くなったのは1992年。ロストロ翁の初演に立ち会ったとは思えませんが、その時点では存命中。初演はオリジナル通りにやって、その後改変もあり得ます。

 まぁ、タテマエとしては作曲家に無断で、演奏家が改変をするというのはあり得ない事なので、ロストロ翁も連絡はしたかと思いますがね。しかもそのロストロ翁エディション(!?)は、明らかに出版されているバージョンよりイイ。じゃぁ、Piazzolla本人による改訂か...。ならばそちらの楽譜は?

Legrandtango 今となっては、

ロストロ翁もあの世にいってしまっているので、

天国でPiazzollaに会って、

「やっぱオレが録音したヤツの方がイイだろ」

と言っている、

かどうかは分かりませんが、いつか「ロストロポーヴィチの証言」とかいう本が、お弟子さんや親しい人達の手によって出版されたら、大タンゴに関しての記述もあるのかも知れませぬ。と言いつつ、先人の「ショスタコーヴィチの証言」は半分以上ウソだというハナシ...。

2012年3月22日 (木)

ポーランドの食べ物【インスタント麺】

 一昨年にロンドンに行った際、インスタントの麺を食べましたが(2010年9月25日参照)、はっきり言ってクソマズで、私を非常に喜ばせるものでした。更にお土産で買ったスープは(2010年10月3日参照)、あまりのケミカルさに閉口。まだ家のどこかに転がっているんじゃないかな。

Polishjunkfood3 そして今回は、

ポーランドで買ったインスタント麺です。

この怪しい漢字なども、

私の探検隊使命感を燃やすに相応しい、雰囲気をよく醸し出しておりまする。そう言えばパッケージはポーランド語。全く読めないので、レシピが分からなかったらどうしよう!

Polishjunkfood2と思いましたが、 

幸い英語併記がありました。

えっ、インスタントでレシピなんてどーでもイイ?

それは一昔前の話。

今は入れるお湯の量、

何分待つのか、またかやくや粉末スープは、いつ入れるのか。とても重要な事です。取り分け粉末スープの入れるタイミング。普通のスープならばお湯を注ぐ際に入れますが、とろみ系のものだったら、食べる直前に入れるのが定説、などなど、現代はメーカーさんも研究に研究を重ね、どうやったら美味しく食べられるか、それはレシピにまで影響するのです。

 ちなみに金髪先生が高校生の頃、彼がインスタントの焼きそばを食べようとしていたところ、「そういうの作った事ないんだ。ボクに作らせてよ」と言ってきた友達。「ああ、いいよ」と言って金髪先生が渡すと、ヤツはろくに、いや恐らく全くレシピを読まず、3分待つと、何とお湯を捨てずに液体ソースを入れたのですよ。「食えたもんじゃなかった」と先生は回顧録で仰っておりました。

 えぇ~、うっそー!と思うなかれ。世の中にはこういったインスタントものを食べた事のない人種が存在し、ヤツもその1人。何しろお母上様は当時あまり一般的でなかった、ホームベーカリーでもって朝食に焼きたてパンを出すようなお家柄。インスタントなんて毒だと思っていたに違いありませぬ。

 おっと、話を戻しましょう。このポーリッシュ・ヌードル。美味いっす!レシピを見て分かる通り、お鍋でなく器で作るタイプ。日本でのチキンラーメンのような感じ。そして特徴としては、極細麺。この食感がなかなかイイです。まぁ、おおかた細い方が3分でちゃんとふやけるだろう、的な考えだと思うんですがね。スープの味も悪くないですヨ。

 やはり以前のBlog記事で言った通り、元々の食事が美味しい国は、インスタントものも美味しいって事ですかねぇ。

2012年3月21日 (水)

金髪先生の録音

 このところ家にこもりがち。何故ならば作・編曲作業が混んでいて、それらにかかりっきりなのです。順次仕上げているので、今回はその録音現場へ。まぁ、私が担当したのはほんの数曲。しかもその殆どが、先生のお書きになったもののディテールを整えるだけの作業。私が手を加えた部分はほんのちょこっとです。

Naotoreconkyo  今まで何曲も

先生の作品を編曲させて頂きましたが、

今回は取り分け原曲の部分での完成度が高く、

おかげで私なんぞは、ほぼエディターの役割でした。

 こういった「プレイヤーで作曲もする」というアーティストの多くは、作曲と言っても旋律を考えるだけというパターンが多いんですが、先生の場合はイメージの時点でかなり完成度が高く、曲を作る際には、ほぼそのまま世に出せるレベルになっているワケですよ。

 脅威だわ、そういう方が増えてくると。我々編曲家の作業が減ってきたりね。

2012年3月20日 (火)

おみたまプリンが!!

 いつも昼飯時は、NHKのニュースを見てから、某長寿バラエティー番組を。今日も同じように見ていると、ゲストが高級プリンを食べるという事に。えっ、高級プリンと言えば、我が茨城のおみたまプリンでしょ、と思っていたら、

Omitamaprin1正にそのものが出演!

いやぁ、驚くよりも、

チョー嬉しくなりましたよ。

恐らく日本一高いプリン。何しろラインナップのうちフラッグシップは、万札を出さないと買えない代物。しかも2個で。箱、器も(どちらかというとこっちの代金が高い)高級なものを使い、トーゼン中身もスゴイ。

 実は私、紙カップのものは食べたのですが、どうやらそういうエントリー・クラスのものと、高級な方とでは、材料も違うようで、なので実際には食べた事はありませぬ。

 ところでプリンと言えば、NHKフリークとしてはやはり、「おじゃる丸」に出てくる、カズマのママ上が作るプリンだにゃ。おじゃるの好物なので、常備している感じですが、それもスーパーの出来合いのものではなく、ちゃんと手作り。しかも牛乳で溶いて冷やすだけ、なんてものではなく、ちゃんと蒸して作っているからスゴイ。...って、要はそういう設定にするストーリーのディテールへのこだわりを評価したいのですヨ。

 昔母親が作ってくれたっけ。蒸して作るプリン。また食べたいなぁ。

2012年3月19日 (月)

電動包丁研ぎ器

 プロの料理人でもご家庭の主婦でも、切れ味の悪い包丁を使う事ほどストレスを感じるものはないかと。かく言う私もその1人。最近など子どもに買ってあげた「お料理お手伝いセット」に付いていた包丁の方が良く切れるじゃん!などという始末。

 そこで前々から気になっていた、電動包丁研ぎ器を購入。新聞の折り込みチラシにあったもので、K'sで¥880。ワタシはあんしんパスポートを持っているので¥853。

Neotogistarまぁ、どうせ安もんだろうし、

面白そうだから買ったので、

実用的にはBlogのネタになれば、

というくらいに考えておりました。

 しかしこれが侮るなかれ、なかなか使える!付属の単2乾電池4本で駆動するのですが、ほんの少し研いだだけで効果テキ面。葉っぱもの野菜から根菜までスパスパ切れ、必要もないのに、何か切りたくなるくらいの盛り上がり様。いきなり料理が楽しくなりました。...って、元々楽しいケド。

 この電動包丁研ぎ器、その名も「NEO-TOGISTAR(ネオ トギスター)」。定価はいくらなのかは分かりませんが、例えば包丁は今や、¥100ショップでも買えます。もちろん切れ味の寿命は短いと思いますが、其れで買い換え、買い換えでやっていくか...。2年に1度買い換えても、このトギスター16年分!? う~む、果たしてこのトギスターはいつまで使えるのか。

 しかも私の包丁だって、別に何かこだわりの銘柄モノでもない、結婚式のカタログ・ギフトでもらったものですから。切れりゃ何でもイイんですケド。かえって高い買い物をしたのか...!?

 尤も買い換え続けると、切れ味の悪くなった包丁を、どう処分するかという問題も。普通に燃えないゴミで出すには、ちゃんと危なくないように処理しなくてはならないでしょうし。

 まぁ、私は道具は長く使い続けたい人なので、例えたいしたこだわりのない包丁でも、研いで使えるうちは、同じものを使い続けまする。いつものキメ台詞「このトギスター、吉とでるか、凶とでるか」

2012年3月17日 (土)

E657系デビュー

 常磐線の特急では、実に14年ぶりとなる新型車両が、本日デビューしました。残念ながら今日は乗る機会を得なかったのですが、上野駅で停車中を激写!

E657keiなかなか未来形の車両で、

カッコイイですな。

この車両の特徴としては、

全席にコンセントが。私のように電車の移動中に仕事をするワークマンにとっては嬉しい限り。当然其れが置けるだけのテーブルもあり、WiMAXも使えるというからスゴい。

 ところで新型車両がデビューという事は、引退する車両もあるわけで、常磐線特急車両の中では一番古い、651系が今秋には引退する予定。私も先日久しぶりに乗ったのを記事にしました(2011年11月14日参照)。引退と言っても、その後他の路線でも使われる可能性はあるんですがね。

 ただ651系が消える事によって、常磐線の風物詩である、取手~藤代間の直行流交替での消灯がなくなるんですわ。今は651系以外の特急電車、快速(普通)電車は、交替時間にバッテリで明かりをつけているので、基本的には消えませぬ。

 新型車両は大歓迎ですが、あの消灯が見られなくなると思うと、少々寂しい気持ちですわ、にわかテツとしてはね。

2012年3月15日 (木)

ポーランドの食べ物【肉】

 もうポーランドに行ったのは随分と昔のように思えまする。先月初めの事でした。

Polishfoods04 滞在したホテルの

近くのスーパーで買ったもの。

ポーランド語は全く分かりませんが、

英語も併記されていたので、かろうじて。おにぎり型の赤い方はTurkey。つまり七面鳥ね。青い方はChickenでした。これらは塊ですが、薄く切ってパンに挟むとなかなか良いです。そう、美味しいです。

Polishfoods01 拍子抜けしたのがコレ。

Disneyのキャラクター商品で、

日本でもよくある魚肉ソーセージかと思いきや、

何とレバー・ペースト。端っこを切って開封したときに、中身が飛び出してきたのには驚きました。キャラクター商品って事は子ども向けなのでしょうか。少々ケミカルな感じもしなくはなかったですが、悪くなかったです。そもそも日本では、こういう形でレバー・ペーストが売られる事はないですから。あります?プリキュア柄のレバー・ペーストとか。

 マチェックと行ったレストランや、仕事のスタッフの方々と行った所もそうでしたが、ポーランドはメシが美味い!...と言いつつ、ポーランドに長く居る方からすると、「昔はヒドかったのよ」という事です。食べ物のクォリティが上がったのはここ10年単位の話だそうな。

 んで、一番気になるのが、同じくスーパーで買ってきたインスタント食品たち。果たしてそのお味は...!? 乞うご期待。

2012年3月14日 (水)

ついにスマホへ!

 そもそも「スマホ」と略するのもマニアにとってはイヤな感じ。我々モバイル・ヲタクにとってのスマートフォンは「やっぱNokiaだろ」と、其れももう10年も前の話なんですがね。最近では機能面よりも画面をタッチする操作性の面で、普通の携帯電話とスマートフォンを区別しているようですが、そもそもスマートフォンとは、広義には多機能電話。近年(普通の)携帯電話が其れに近づいてきて「何が違うの?」という雰囲気になってきたところで、iPhoneが一気に浮上。スマホのスタイルを確立してしまった感がありまする。

 まぁ、突起物フェチのアタシにとっては、Keyboardの無い端末をスマートフォンと呼ぶなど、考えられませぬ。Nokiaを見なさい!って、話が戻りそうですが、国内のスマートフォン市場に火をつけたのはWILLCOMだ、と言っても誰も覚えていないでしょうな。初代W-ZERO3を発売したのは2005年の話。我がVioloncelloの師匠、植木昭雄先生が使っていたのを覚えておりまする。

 そして私も後継機種を使っていました(2010年9月13日参照)。これはメール用として使っていたのですが、最近@niftyのPHS用のアクセスポイントが終了する知らせが!このW-ZERO3[es]advancedでは、PC用アドレスで使っていたのですが、それが使えなくなる事を意味します。

 んなもんで、どうしようと思っていたところ、近年WILLCOMのプランで、通話用(PHS)とスマホの2台契約するものが出現。更に最近、そのスマホの端末で、Keyboard付きのものがラインナップされました。WILLCOM SHOPでは三色あるうち、黒や白がもう在庫少なし。恐らく私のように、Keyboard付き端末を待っていたユーザーがたくさんいたのでしょう。何しろWILLCOM 03以降、Keyboard付き端末が出ていませんから。

Socius005hs 早速WILLCOM SHOPで申し込み、

自宅で機種変更。

今までは通話用とメール用と、

2回線契約していましたが、これで通話用回線+スマホで、1本化出来ます。つまりこれ、2台セットなんですよ。今までは別々に契約していましたが。

005sh こちらは005SHという、

Softbankの機種で、

当然回線もそっちを使います。

問題はこのKeyboard。今まで使っていたW-ZERO3[es]advanced同様、SHARP製。さすがノウハウが蓄積されていて、このKeyboardは、かなり使いやすくなりました。まぁ、基本的にはメールがメインで、一般人の暇さえあればスマホと睨めっこ、なんて感じにはなりませんので、私にはこれで十分。

 そして噂には聞いていましたが、バッテリのもちが悪い。...って、比較対象がPHSですが。まぁ、家に居るときには電源はいれませんし、外出時だってメールをチェックするときにしか電源は入れませぬ。通話はPHSですし。

 これで当分は使えるかな。

2012年3月13日 (火)

アルゼンチンタンゴ同人誌発刊

 これまで無かったのが不思議なくらいなのですが、知人の愛好家が中心になって、アルゼンチンタンゴの同人誌が発刊されました。私もページを頂き執筆。「啼鵬タンゴ史」とタイトルして、今まで私が歩んできたタンゴの道筋を紹介。しかしながら、誌面の関係で、書くことが出来たのは1995年頃まで。...って、つまりは大学を出たくらいですよ。

Nocherosoy まだ「なおてい」も始めていなければ、

といぼっくすも、TrianguloやOTSもまだ。

ましてやTANGO OGNATや、

A.R.C.などは影も形もないとき(笑)。取り敢えず続きは第2号に書きます、という事でしめましたが、中心になられた方の話だと「年に1回は発行したいですが、これでおしまいかも」...って、そんなぁ。

 寄稿された方々を拝見すると、日本タンゴ界の大物評論家先生から、私のようなペーペーまで様々。対談なども含め、40名近くの方が関わっております。

 そもそも普段はタンゴ界には全く無縁の私に、何故執筆依頼がきたのかというのも、発行人のご厚意によるものなのですが、案の定私なんぞは最年少クラス。対談でBandoneon奏者の仁詩氏(何と20代!)がいるくらいで、私のすぐ上の方でもどうなのか...。

 実は大岩祥浩先生のお別れ会に行ったときにもそうだったのですが(2010年2月22日参照)、そのときも私が飛び抜けて最年少。昔ラジオでTangoの番組解説で、「日本のタンゴ・ファンは3万人ほど」と言っているのを聞いた事があります。これはとても少ない数で、ちなみに私が芸大附属高校に入学したときには、「日本におけるクラシック音楽愛好家は、60万人」と教頭先生に言われ、「この危機をどうする!」と一喝されたものです。もちろん演奏会は愛好家しか聞きに来ないわけではないのですがね。

 極端な言い方をすると、先ほどのタンゴ・ファン、仮に3万人としましょう。この中で私のTangoのライブにいらっしゃる方は、恐らく10人にも満たず、時折会うそういった人達には「私はインターネットをやってないんで、テーホーさんが普段何をしているか、全然知らないんですよ」と言われる事もしばしば。まぁ、「てっぱん」で私の名を見たとしても、イコールBandoneon奏者でTangoもやる人などとは想像もつかないでしょうな。

 タンゴ・ファンはどんどん高齢化していくのは成り行きで、かと言って20年後の60~70代の方々がTangoを聞くかというのも甚だ疑問。つまり20年後の60~70代というのは、今の私のちょっと上の世代。今聞いていなければ、20年後にというのもムズカシイ。Tangoにはノスタルジーがあって、取り分け日本人はその哀愁を好むので、もしかすると何かのきっかけでファンが増えるかも知れませんがね。

 同人誌の文面でも触れたのですが、私の役割というのは、TrianguloやA.R.C.、TANGO OGNATのようなタンゴ専門のユニットから、なおてい、OTSのようなインスト、オールラウンドのユニット等で、普段「ラ・クンパルシータ」や「エル・チョクロ」を聞いていない、(タンゴ・マニアではない)普通の音楽ファンの方に、Tangoの魅力、そのTangoでしか使われていないBandoneonの可能性を知ってもらうのが信条。また弦楽合奏団弓組のようなアンサンブル、吹奏楽のような、グローバルな編成でのアプローチも大事で、取り分け吹奏楽との共演は毎年行っています。まぁ、大海に落とす一滴のようなもんですが、少しでも良い音楽が皆さんに提供出来ればね。

 この同人誌、思い出話を語る場にとどまらず、何とか新規のファン開拓につながれば良いのですが。

2012年3月12日 (月)

樹脂製リード【Clarinet編】

 マルチ・プレイヤー(実際にはマル秘プレイヤー)を標榜するテーホーが、管楽器の中で一番吹いているのがClarinet。ライブもさることながら、録音も時折やっておりまする。古いところだとEテレ「おでんくん」や、劇場版の「東京タワー」とかね(2007年4月24日参照)。

 最近少々ご無沙汰なんですが、実はそれは計画的なものでした。リード奏者が一番悩むのは、技術や音楽性よりもリード! 通常は葦で出来た1箱10枚入りのものを買い、その中から選定します。一番スタンダードなものだと、輸入品なのでレートにもよりますが、1箱2千数百円とか。しかもその10枚中、使えるのは1~2枚。多くても3枚~4枚、いや4枚も良いリードが入っていたら、次に買う箱には良いリードは入ってないんじゃないか、なんて事を思ったり...!?

 そして最近注目を浴びているのが、樹脂製のリード。今に始まった事ではないのですが、ようやく最近、使えるようになってきたというハナシ。何しろ欧州の有名オーケストラでは、本番でも使用しているプレイヤーもいるとか。私も試奏しましたが、テーホー・クラスのプレイヤーには十分過ぎるくらい。

 問題はフィッティングで、やはり個体差があるので、買ったものが必ずしもベストなものとは限らないのです。とは言え、従来の葦のものよりは、格段にブレは狭いわけで、アタシのようなものぐさには、そこそこ使えれば全然OK。

Legere312 ようやく購入に踏み切り、

其れが届きました。

早速吹いてみると、

「おぉ!いいじゃん」

 弦楽器ではよく、鳴るようになるまで時間が...、とか言いますが、それはつまり、楽器が鳴るようになるのではなく、自分が楽器を鳴らせるようになるのが正解。リードも同じで、これまでも選定するときに、First Impressionだけで選ぶと、せっかくの良いリードを見落としたりも。ある程度時間をかけると、実はこのリードも使えた、という事もしばしば。

 なので今回の樹脂製リード、今日吹いただけでは結論は出ませぬ。まぁ、人の出会いと違って、第一印象は良かったけど実はダメだった、というのはリードに於いてはあまりないかな。取り敢えず吹き始めは良かったので、今後鳴らしていこうかと。

 そして樹脂製リードの一番の問題は、耐久性。良いけど葦製とたいして変わらない寿命だったら、全く意味がありませぬ。数ヶ月、いや下手すれば年単位でも使えれば、スゴイもんです。

 ちなみにお値段。私が買ったタイプは、葦製スタンダードの1箱にちょっと上乗せくらい。まぁ、ざっくり10倍ちょっと。使える期間が長ければ長いほどお得!

 さぁ、テーホーの決まり文句。「これが吉とでるか、凶とでるか...」

2012年3月11日 (日)

東日本大震災から1年

 1年前の3月11日は、茨城を拠点に活動するTango Trio、A.R.C.のリハーサルを私の自宅でやっておりました。そして14:46。ちょうど「La Trampera」という曲を演奏しているときに大きな揺れ。あとで震度6弱だと知りました。

 その3人が1年後にまた同じ時間を共有する事になるのは、運命とでも言うのでしょうか。ちょうど日曜日に当たったというのもあるのですが、八郷のギター文化館では2回目になる演奏会をやりました。

Arc2nd01 各地でそれぞれイベントが開かれたと思いますが、

我々もこうして1年後に、

また演奏会を開ける事を感謝。

そして開演前の14:46には、お越し下さったお客様と共に黙祷を捧げました。

Arc2nd12 先々月に行った、

弦楽合奏団弓組公演、

TANGO OGNATに続き、

今回もAstor Piazzollaの特集を組みました。Vocal入りのユニットとしては、Piazzolla歌曲は是非とも今後もレパートリーとしていきたいところ。また日本では歌う歌手も限られている「Balada para Un Loco(ロコへのバラード)」も、今回取り組んでみました。

Arc2nd13 このギター文化館ならではの、

ドーム状の空間。

Tangoの力強いリズム、

そして哀愁を帯びた旋律を歌い上げる山下亮江さんの歌声。Tango独特の伴奏、そしてときに旋律も奏でる角圭司さんのGuitar。立ち上げて3年目に突入するA.R.C.も、経験を積むと様々な発見があるものです。

Arc2nd15 プログラム最後には、

この曲を演奏しなければ、

タンゴ楽団と名乗るに恥ずかしい、

「La Cumparsita」を演奏。ようやくA.R.C.のレパートリーになりました。お越し下さった皆様、本当に有り難うございました。

Guitarzero そして終演後は、

ギター文化館名物(じゃないケド)!?

瓶入りのCoka Cola zeroをラッパ飲み。

ようやく念願かないました。ちなみに瓶入りzeroを初めて見たのはココ。その後つくば市内の食堂や(2011年11月24日参照)、吉祥寺の居酒屋さんで遭遇(2012年1月10日参照)。なかなか瓶でのラッパ飲みが実現せず、出会った場所で本懐を遂げました。

 さてA.R.C.ですが、今後も演奏予定が入っております。是非Vocal入りのTango Trioも聞いてみて下さい。

2012年3月10日 (土)

NAOTO's Acoustic Duo発売!

 先日発売されたNAOTO君のアルバム「NAOTO's Acoustic Duo」。もう発売日に入手し、何度も聞いていらっしゃる方も多いかと。私も陰ながら関わり、届いたDiskを早速拝聴。当然Acousticの楽器として語られる事が殆どの「Violin」を、原点に返った感じで聞けるアルバムです。

Naotoacoduo しかしながら、

ありがちなバラード系ばかり収録された、

「癒やし系」とは違って、

アップテンポの曲もあくまでDuoで聞かせるという、NAOTO君らしさ満載で、彼の並外れたメロディーメイカーとしての才能を堪能出来る1枚ですな。

 特筆事項は共演のピアニスト陣。ClassicからJazzまで様々な個性のプレイヤーと組み合わせ、これまたリスナーの楽しみが増えていまする。そんなゴージャスな顔ぶれのピアニスト陣に、私の編曲で拘束してしまうのは、いささか心苦しいのですが、取り分け今回、国府弘子さんが弾いて下さっているのには、感無量。

 何しろ私が高校生のときに、Jazzを勉強していた教材が、国府弘子さん編曲のものでした。少し前に話題にした塩谷哲さんのも同様(2011年12月28日参照)。当時Keyboard Magazineに連載されていたJazz Piano Solo。今のテーホー・サウンドがあるのは、多感な時代にそういったものに触れていたからね。後に国府さんとGuitarの天野清継さんのDuoアルバムも買いました。

 ところで偶然なんですが、NAOTO君に5人のピアニストの共演。この「5」という数字にピンとくるんですわ。逆の企画なんですが、昔Jazzレーベルの「Pablo」で、Jazz史に残るプロデューサー、Norman Granzが制作したもので、ピアニストのOscar Petersonに、5人のTrumpet奏者を組み合わせ、それぞれアルバムを出した事がありました。私もその中の1枚、Dizzy Gillespieとの共演盤(グラミー賞受賞)を持っていますが、かなりスゴイもんです。

 NAOTO君の交友関係の広さを知る1枚。単なる企画としては実現しない、彼の人脈、人望、人柄の成せるワザかしらね。

2012年3月 9日 (金)

オペラ鑑賞【松村禎三:沈黙】

 作曲家の端くれとして、死ぬまでに交響曲とオペラは書きたいと豪語している割には、オペラを熱心に観る事もなく過ごしてきたテーホー。何しろ今まできちんと観たオペラは、妹が出演したMozartの「魔笛」のみ(2007年11月8日参照)。

 そして最近、ようやく観る機会を得ました。友人との話の中で、ちょうど松村禎三先生の「沈黙」を上演する事を知り、これを逃すといつになるやら、とチケットをとりました。

Opera_silence これが初演されたのは、

私が大学2年のとき。

「沈黙」と聞いてピンときた方もおられるでしょう。

そう、筋書きは遠藤周作の「沈黙」です。

 努めて情報を得ていなかったので、この作品がその後どれくらい再演されたかは、当日のパンフレットにて知る事が出来ました。なので「これを逃すと~」というのは言い過ぎで、明らかにこの作品は、日本を代表するオペラになり得るもの。今後も再演され続けるかと思います。

 小説を読まれた方はご想像頂けると思いますが、何しろ重いテーマ。オペラ自体も重厚に作られ、原作小説をオペラという表現媒体によって、かけ算として広げられている事は間違いありません。

 今回は(当然)日本語上演で、日本語の字幕付き。しかしながらソロ歌手の明確な歌唱は、字幕を必要としないくらい、クリアに日本語が聞き取れました。さすがに合唱だとそうはいかない部分もありましたが。

 指揮をされた下野竜也先生は新国立劇場初登場。演奏する東京交響楽団も、松村先生の世界をよく表現していたと思います。

 ちなみに新国立劇場に行くのは2回目。1回目は知人がプリマで出演する「白鳥の湖」を。しかも用事があって1幕しか観られなかったのですが、彼女は2幕からの出番!ダメじゃん...。

 この会場は安い席が少なく、大半がS席。今回も¥15,750でS席を購入。しかしこれは十分にその価値があると思いました。見終えると重々しい気持ちになりましたが、それくらい迫力があったってコト。

 「魔笛」からいきなり「沈黙」とは、オペラ・フリークからは「スゴイ飛躍だね」と言われそうですが、もともと現代音楽というジャンルでは、松村先生の作品が好きなので、今回は非常に良かったです。

 何だかもっとマイナーな、邦人作品のオペラが観たくなったな...。

2012年3月 8日 (木)

副将軍らーめん

 一般的に「副将軍」と言えば、テレビでお馴染み「先の副将軍、水戸光圀公...」でしょう。その地元である茨城ではと言うと、「副将軍」と名の付いた納豆があり、IBS茨城放送を聞いていると、時折CMでやっています。そう、おかめ納豆で有名、納豆メーカー最大手のタカノフーズから出ています。ただ大粒なので好みが別れるかな。

 常磐道守谷SA(下り)には、この副将軍の名のついたラーメンが。当然そのタカノフーズの副将軍を使っているのでしょう。前から気にはなっていたのですが、この日はライブ帰り。演奏はともかく、MCが滑りまくり、個人的には凹んでいた矢先。罰として、見るからにダメそうなこのメニューを頼む事に。

Fukushogunramen 何がダメかって、

この「ただ納豆がのっているだけ」という、

イージーな発想。

物作りに携わる人間として、一番私が嫌う部分であります。

 要は担々麺にネギと納豆がのっているのですが、ネギ好きとしては○。そして本体(と言ってイイでしょ)の担々麺も悪くない。なのにこの納豆。ま、小学生の夏休みの自由研究、アイディア料理の域を出ていないな。

 「んなコト言ったって、美味けれりゃいいじゃん」と思うでしょう。ところがどっこい、このメニューに於ける納豆の果たす役割は、全く以て意味不明。うっかりスープの中に沈めようものなら、大粒とは言え探し出すのは至難の業で、結局スープのなくなる頃にようやく1粒ずつ食べる有様。これならまだ盛岡で食べた、これまたラーメンに納豆とキムチをぶっ込んだだけのラーメンの方がまだ良かった(2009年4月16日参照)。高かったけど。

 いつも言うんですが、ラーメンは丹精込めて作られたものからインスタントまで、とても奥深い分野。だからこういうイージーなものも生まれるのでしょうけど、担々麺の出来が悪くないだけに、正に「味噌をつける」とはこのコト。乗せられた副将軍の気持ちを思うと、可哀想でなりませぬ。

2012年3月 7日 (水)

Sibelius 7へ

 私がPCで譜面作成をし始めたのは高校生の頃。いや、厳密には中学生の頃で、即興演奏がそのまま楽譜にならないか、という夢を追い、当時メチャクチャ高かったApple Macintosh(PLUSやSE)を諦め、国民機NEC 9801vmを使っての譜面作成は、全く使い物になりませんでした。当時使っていたソフトはカミヤスタジオの「SHUFFLE」やダイナウェアの「プレリュード」。まぁ、ここら辺の詳しい昔話もいつか日を改めて。

 そして高校時代にATARIに巡り会い、Notator SLというComputer Music史に残る名作を使い倒し、編曲やら写譜の仕事をこなしていました。そう、高校生のときから。大学でも其れは続き、しかし卒業後そのATARI社が事実上の倒産。現在あるATARI社は、もともとゲームメーカーだったコンセプトを受け継いだ本流で、PCハードウェアを作っていた会社とは別もの。

 何しろつぶれてしまったので、今後どうしたものか。取り敢えずマシーンが動くうちは良いけれど、そのマシーンだって、その当時の(WindowsやMacの)標準スペックからすれば、恐ろしく古いもので、大編成の曲をいじろうものなら、まるでマシーンが処理しているのが目に見える程鈍重でした。Motorolaの68000、10MHz(だったかな)、メモリ4MBで成り立っていた、というのを聞いただけでも分かる人には「よくもまぁ、そんな」って感じでしょ。

 名作「Notator SL」は「Logic」と名を変え、Macに移植されていましたが、これがまた全然別モノ。更にWindows版も出ました。仕方なく私はLogicのWindows版に乗り換え、楽譜作成作業を続行。それがVer.2.6のときだったかな。結局私はPlatinum Ver.4.8まで使い続けるのですが、そして悲劇は更に...!?

 その開発元のemagic社がAppleに買収され、今後はMac版のみバージョン・アップしていくという知らせが!って、それもかなり前の話。結局何のサポートも無い状態で、私はずっとWindows版Logicを使い続け、ようやく今日のBlogのタイトルにつなぎます。

 「Sibelius 7」とは、ここ数年で急激に台頭してきた楽譜作成ソフト。開発者がSibeliusが好きなのでこの名が付いたとか。ちなみにBrahmsというソフトも存在するらしい。LogicはWindowsXPまでしか動作せず、今後の事をそろそろ本気で考えないと、という事でこのソフトが選択肢に。

 じゃぁ、何故Macを買ってLogicを使わないかって?まぁ、先にも少し触れましたが、私がMacを視野に入れた20年以上前は、とても高額。初恋に破れた純情少年のように、私は生涯「Macなんか絶対使うもんか!」というスタンスをとるようになり、マシーンの面白さは認めつつも、アンチMac派になったのですわ。は?iPhone?iPad?んなもん使うワケないっしょ。iPodに至っては、「まるでオメェがMP3プレイヤー元祖みたいな顔しやがって!こちとらMPMANからMP3プレイヤー・ユーザーだ!」と怒鳴ってやりたいくらいよ。

 尤も、それを仮に10000歩譲ってMacを選択肢に入れたとしても、現在のLogicは、バージョンを重ねる毎に、譜面作成機能が縮小気味で、ますます使えなくなっているという事を、ユーザーのNAOTO君や鷺巣詩郎先生から聞いているので、やはりこの「Sibelius 7」になってくるワケ。

 すんごい長い前置きになりましたが、ここからが本題。先日の記事で初めて新品のノートPCを買った話をアップ致しました(2012年2月11日参照)。其れはこの「Sibelius 7」を試すために購入したのでした。何故今持っているPCで試さないかって?

 PCは一般的に、なるべくクリーンな状態が快適に動作するもの。今後使うか使わないか分からないソフトをむやみにインストールし、せっかくちゃんと動作していたPCを重たくするなど、ヲタクのする事ではありませぬ。ま、試用版を気に入り、その後も使うならば専用マシーンになるし、仮に使わないならば、別の用途を考えるまで。

 まず活用本を買い、ある程度予備知識を。そして試用版をダウンロード。少しいじっているうちに、何と其れで仕事をしなくてはならない事に! Windows版Logicは日本語の歌詞入力が出来ないのですが、今回その手の仕事が舞い込み、トーゼン日本語歌詞入力にも対応しているSibeliusの力を借りる事に。つまりは試用版の時点で仕事までしてしまったって...。

Sibelius7 そこまでしたならば、

やっぱ買うしかないな。

幸い私は専門学校講師として、

アカデミック版を買う資格があり、ほぼ半額で入手。手続きは面倒ですが、これで正規ユーザーに。

 現実問題として、今のLogicの使い勝手は私にとってかなり優れていますが、もっとこうだったらイイのに...と思うのも事実。そしてこのSibelius、後発ソフトだけにさすが先人を研究し尽くし、かなり使い勝手は工夫されている様子。そもそもLogicは音楽制作ソフトで、譜面作成機能はオマケ。Sibeliusは譜面作成専門ソフト。その違いは大きい。

 まぁ、私がこのジャンルに手を染めた当時は、「出来ない事」がたくさんあったPCでの楽譜制作。しかし今は取り敢えず出来ない事はほぼ無い、と考えてよく、要はその作業をするのに、どれだけ簡単に出来るか、というのが勝負。正直私は数をこなさなくてはならないし、しかもここ数年は急にオーケストラ等の大編成を扱う事が増え、猫の手も借りたいくらい。

 すぐに全行程をSibeliusに切り替える事はありませんが、この乗り換えは吉と出るか凶と出るか...。

2012年3月 6日 (火)

TANGO OGNAT横名阪ツアー【横浜KAMOME】

 やはり雨。元々雨オトコの気があるテーホーなので、もしやと思いましたが、TANGO OGNAT横名阪ツアーの千秋楽は、あいくにの雨模様になりました。

Ognattour2012p なのでせっかくお店が作って下さった、

写真入りのチラシも、

雨も滴る...に。

ま、ワタシ除いてみんないいオトコなので、雨も滴った方が良いのかも知れませんが。

Ognattour2012r ここKAMOMEは、

産声をあげたばかりのTANGO OGNATが

出演した店です(2006年9月28日参照)。

っつーか、大首相は出演した事を忘れていた...。そのとき聞きにいらしたお客さんは、数年後に拡大版が実現しようなどとは思わなかったでしょう。

Ognattour2012u やはりこのメンバー、

最強ですわ。

いろんな意味で、

ワタシなんぞ太刀打ち出来ませぬ。

これは楽屋で、

ワタシの生徒からの差し入れ「ままどおるチョコ味」を食べている様子。

 さて年内に云々と言ったTANGO OGNAT拡大版。いや、もう「拡大版」というオプションは取り去って、この5人はレギュラーだにゃ。個人的にはTrio時代に旗揚げ公演をしたつくばで(2006年6月17日参照)、ホール公演をやりたいかな。小ホールくらいならば、テーホーの親族一同、総動員かければ何とかうまるかも...。

 今回大阪、名古屋、横浜のそれぞれの会場にお越し下さいましたお客様、本当に有り難うございました。中でもTANGO OGNATがきっかけで、こういうジャンルの音楽に触れる事が出来た、と言って下さった方がいらっしゃいましたが、其れがテーホーの使命だと思っております。また大首相、太郎丸さん、一本君、大先生のようなスゴ腕プレイヤーによって、Piazzollaに新たな息吹が芽生える、こういう企画こそ、自称TANGO人としてやらなくてはならない事かと。

 またTANGO OGNATでお会いしましょう!

2012年3月 4日 (日)

さよならオオタストア

 この悲しい知らせを知ったのが数週間前。今月いっぱいで閉店するというオオタストアは、我が家が恐らく一番食料品、生活必需品でお金を使ったと思われる店です。

Ohtastore4 隣のかすみがうら市(旧出島村)にあって、

当時うちの実家からは、

ここに来るか、

神立に出るかという選択肢だと、行き易さからこちらに来る事が多かったのです。

Ohtastore5 そして何と言っても安い!

日曜日には朝市が開かれ、

よく我が家も箱買いをしたものです。

そう、成長期の私の体のエネルギーは、殆どこの店から調達したと言っても過言でなく、食べ物と着る物は粗末なものでも、教育費だけは惜しまない、という我が家のポリシーを貫くにあたり、重要な役割を果たしてくれた店なのであります。

 最盛期は土浦市内にも店舗を構え、そちらにも良く行きました。今では立体交差になったR6バイパスが、このオオタストアが出来た頃は、信号機が付いていて、其れは全国的にも珍しいケースなのだと、親から教えられました。

Ohtastore6 新聞に入る折り込みチラシは、

一目で分かる赤字のもの。

昔はこれ、手書きでした。

しかも片面のみ。

それが両面印刷になったときは、

落書き用紙が無くなった...と嘆いたものです。

 当時の私は親に連れ立ってオオタストアに来ると、まず本売り場に直行。そこでコミックボンボンを立ち読み。「プラモ狂四郎」や「スープーマン」などを読み終える頃、親の買い物も終わるので、(安い)菓子などをついでに買ってもらい(安くないと買ってもらえない)、店を後にする、といった事を繰り返していました。

Ohtastore3_2 もう閉店臨月なので、

あまり商品もたくさん無いようですが、

私が通っていた頃は、

ホントたくさんの商品が陳列され、食料品の他にも衣類、寝具、文具など、かなり多くのものを買いましたねぇ。お米やインスタントラーメンの箱買いもしばしば。取り分け後者は味噌味で一箱、醤油味で一箱、といった感じで、まるで小売店が問屋から卸すような買い方。ま、我が家は家族も多かったし、それだけ買う必要があったのですが、若干「安いから」という理由で大量買いする、うちの父親の性格も入っていましたがね。

Ohtastore2 この日は母親と訪れ、

一角にある食堂で食事。

そう、ここでもよく外食しました。

想像がつくと思いますが、

激安スーパーの一角にある食堂は、

やはり大衆食堂。それでもここで家族で外食するときは嬉しくて、ラーメンをよく食べましたねぇ。この日はセットメニューがやっていなくて、焼き肉定食にしました。

Ohtastore1 何となく、

私がガキの頃に見ていたお客さんと、

今のお客さんは、

全然変わりがなくて、とても懐かしい感じがしました。そう言えば私と自動車教習所で同期のおばちゃんとも、ここでよく会ったっけなぁ。

 閉店する前に、また行こ。

2012年3月 3日 (土)

深夜朝ラーメン

 初めてのツアーを組み、その移動は深夜行軍という、強行スケジュールだったTANGO OGNAT。そして先に大阪入りした一本号に乗った一本君とワタシ。Blog記事ではその続きを示唆(2012年2月26日参照)。

 そう、大阪のホテルのチェックインしたのが4:00くらいだったかしら。そこから「アタシ、らーめん行くケド」と言うと、一本君も「じゃ、オレも」と。深夜行軍とは言え、到着はもう朝。季節が季節だったらもう明るい。もはや朝ラーメンだにゃ、こりゃ。

Yokochoramen1 しばらく歩くと、

あったあった、店が。

繁華街の方に行けば、

選択肢もたくさんあったのでしょうけど、

今回はこの店へ。

...って、だから一本君、その撮った写真はどうすんの?

 まぁ、ラーメン屋の場合、遅くまでやっているというのは一種のアドバンテージ。いくら美味しい店だって、開いてなきゃ意味ナシ。私がこのBlogで一番取り上げる店も、24時間営業というのが強み。結局はそこへ行ってしまう...。

Yokochoramen2 果たして味の方は。

う~む、醤油味と言う割には、

取り敢えず色はビミョーで、

味も昔のインスタントが、

醤油も味噌もたいして変わりがなかったように、

これも敢えて「醤油味」と名乗る程のものなのか...。

 そして一番ダメだったのは麺。くっついていて、ちゃんとかき混ぜながら茹でなかったのがバレバレ。それでも一本君の塩味の方は、ちゃんと茹でていたようで、つまりはこっちは手抜きか。ま、基本が出来ていないってとこだわね。

 仮にコレ、スープが激ウマだったとしても、くっついた麺だったら高得点をあげられるはずもなく、結局は不味いものに分類されるなぁ。また行こうとは思わないけど、とても思い出に残る店でした。

 更に半袖の私を見た大将の「元気やねぇ」の言葉が印象的!

2012年3月 2日 (金)

クールな学年

 今年もこの季節がやってきました。

Tmu22th01思えばこういったセレモニー。

私の場合、

普段の授業よりも大変です。

まず来賓入場までPianoを演奏。

式が始まり、今回の場合は「送辞」や「答辞」のBGMを演奏、そして校歌や「仰げば尊し」を伴奏、最後に卒業生退場のBGMを演奏。

 今回の卒業生22回生は、定員が増えてからの2年目の学年。そして何と言っても、音楽の授業が大幅に増えた学年で、私もレポート提出を課し、初めて評点をつけた学年でもあります。

 とは言え、増えたと言っても授業をするのは2年生のときだけなので、1年も経つと記憶も薄れまする。まぁ、おおざっぱに言ってこの学年はクール。何とも今風とでも言いましょうか。打てば鳴る鐘だったのかも知れませんが、私の受け持つ授業数だと、響かせられずに終わった感があります。

Tmu22th03 そんな彼らでも、

謝恩会で「ユゥ、フォ!」なんて踊るのは、

見ていてなかなか楽しい。

...って、キミら知らないでしょ、その歌。

Tmu22th05 みんなで何か1つの事を、

というよりも、

個々でいる方が...、

という印象だった彼らも、国家試験では円陣まで組んで気合いを入れたそうな。発表は今月末。みんな合格しているとイイね。

 ところでこの会場になったホテル。私が着任した頃は、土浦市内のホテルだったのですが、つぶれたために数年前からつくば市のホテル。

Grandshinonome この玄関の写真を見ただけで、

「おぉ!」と思った方は、

よほどの映画通。

「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」で使われました。私はロンドンに行く飛行機の中で観ましたが、玄関が映り、更にホテル名がそのままだったのには驚きましたよ。

2012年3月 1日 (木)

USBポートの落とし穴

 毎年恒例の確定申告。この時期に、いつもBlogでそのアタフタぶりを紹介していますが、今年こそはラクショー!と思いきや...!?

 会計ソフトもe-taxを意識してバージョン・アップして、とても簡単になったと聞きました。作業を進めていくと、最終段階。データ送信。その前に、電子署名をするのですが、これが全くうまくいかない。

Usbport1 住民基本台帳ネットカードを、

このカード・リーダーに差し、

ちゃんと認識しているのですが、

いざ署名をしようとすると、「ICカードが読めません」といったエラー・メッセージが。ドライバもちゃんとしているし、何よりもこのカードの内容確認のソフトをインストールして、試してみましたが、ちゃんと動作。当然電子署名の期限も有効。

 そして色々情報を集めていくうちに、差し込むUSBポートによっては、電源供給がうまくいかないポートがある、とかいう記述を発見。デスクトップの場合は表面ではなく、背面のポートに差せ、という指示がありました。

 そこで「ウソだろ」と思いつつも、差し込むポートを変えてみると...!? これがアッサリ認識。パスワードを求めてきて、すんなり署名。昨年パスワードを忘れた騒動があったので(2011年3月1日参照)、こっちは大丈夫でしたが、その拍子抜け感といったら。

 うちはノートPCなので、上記写真のポートに差し替えました。

Usbport2 うまくいかなかったのは、

こっちのポート。

う~む、やられた。

勉強にはなったけど、PC関係の特にハードウェアに強いと自負してきた、かつての自作派ヲタクの面目丸つぶれ。ま、無事に申告出来たので良かったですがね。

 結論としては、内容確認の読み出しくらいだったら、電源供給の少ないポートでも可能だけど、署名をするとなると、もっと多くの電源を供給出来るポートでないとダメって事か...。

 やっぱナニかあるなぁ、毎年。

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