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2012年3月 9日 (金)

オペラ鑑賞【松村禎三:沈黙】

 作曲家の端くれとして、死ぬまでに交響曲とオペラは書きたいと豪語している割には、オペラを熱心に観る事もなく過ごしてきたテーホー。何しろ今まできちんと観たオペラは、妹が出演したMozartの「魔笛」のみ(2007年11月8日参照)。

 そして最近、ようやく観る機会を得ました。友人との話の中で、ちょうど松村禎三先生の「沈黙」を上演する事を知り、これを逃すといつになるやら、とチケットをとりました。

Opera_silence これが初演されたのは、

私が大学2年のとき。

「沈黙」と聞いてピンときた方もおられるでしょう。

そう、筋書きは遠藤周作の「沈黙」です。

 努めて情報を得ていなかったので、この作品がその後どれくらい再演されたかは、当日のパンフレットにて知る事が出来ました。なので「これを逃すと~」というのは言い過ぎで、明らかにこの作品は、日本を代表するオペラになり得るもの。今後も再演され続けるかと思います。

 小説を読まれた方はご想像頂けると思いますが、何しろ重いテーマ。オペラ自体も重厚に作られ、原作小説をオペラという表現媒体によって、かけ算として広げられている事は間違いありません。

 今回は(当然)日本語上演で、日本語の字幕付き。しかしながらソロ歌手の明確な歌唱は、字幕を必要としないくらい、クリアに日本語が聞き取れました。さすがに合唱だとそうはいかない部分もありましたが。

 指揮をされた下野竜也先生は新国立劇場初登場。演奏する東京交響楽団も、松村先生の世界をよく表現していたと思います。

 ちなみに新国立劇場に行くのは2回目。1回目は知人がプリマで出演する「白鳥の湖」を。しかも用事があって1幕しか観られなかったのですが、彼女は2幕からの出番!ダメじゃん...。

 この会場は安い席が少なく、大半がS席。今回も¥15,750でS席を購入。しかしこれは十分にその価値があると思いました。見終えると重々しい気持ちになりましたが、それくらい迫力があったってコト。

 「魔笛」からいきなり「沈黙」とは、オペラ・フリークからは「スゴイ飛躍だね」と言われそうですが、もともと現代音楽というジャンルでは、松村先生の作品が好きなので、今回は非常に良かったです。

 何だかもっとマイナーな、邦人作品のオペラが観たくなったな...。

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コメント

ていほうさんの交響曲とオペラ、待ち遠しいです!
が、その前に、大○ドラマの音楽担当がきますよ(^_-)
水面下で祝賀パーティーの準備進めておきます。

邦人オペラといえば…
今年の弓組TKB公演、その手のアリアをやるんでしたよね…?
密かに楽しみにしております。

> 組長さん
 そうねぇ、私の目指すオペラは、予習や下調べ無しに観ても、全然分かるものです。人が普通にテレビドラマや映画を観るのと同じく観られて、楽しめるものかな。頑張ります。
 弓組の伴奏も頑張らねば。

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