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2012年3月 4日 (日)

さよならオオタストア

 この悲しい知らせを知ったのが数週間前。今月いっぱいで閉店するというオオタストアは、我が家が恐らく一番食料品、生活必需品でお金を使ったと思われる店です。

Ohtastore4 隣のかすみがうら市(旧出島村)にあって、

当時うちの実家からは、

ここに来るか、

神立に出るかという選択肢だと、行き易さからこちらに来る事が多かったのです。

Ohtastore5 そして何と言っても安い!

日曜日には朝市が開かれ、

よく我が家も箱買いをしたものです。

そう、成長期の私の体のエネルギーは、殆どこの店から調達したと言っても過言でなく、食べ物と着る物は粗末なものでも、教育費だけは惜しまない、という我が家のポリシーを貫くにあたり、重要な役割を果たしてくれた店なのであります。

 最盛期は土浦市内にも店舗を構え、そちらにも良く行きました。今では立体交差になったR6バイパスが、このオオタストアが出来た頃は、信号機が付いていて、其れは全国的にも珍しいケースなのだと、親から教えられました。

Ohtastore6 新聞に入る折り込みチラシは、

一目で分かる赤字のもの。

昔はこれ、手書きでした。

しかも片面のみ。

それが両面印刷になったときは、

落書き用紙が無くなった...と嘆いたものです。

 当時の私は親に連れ立ってオオタストアに来ると、まず本売り場に直行。そこでコミックボンボンを立ち読み。「プラモ狂四郎」や「スープーマン」などを読み終える頃、親の買い物も終わるので、(安い)菓子などをついでに買ってもらい(安くないと買ってもらえない)、店を後にする、といった事を繰り返していました。

Ohtastore3_2 もう閉店臨月なので、

あまり商品もたくさん無いようですが、

私が通っていた頃は、

ホントたくさんの商品が陳列され、食料品の他にも衣類、寝具、文具など、かなり多くのものを買いましたねぇ。お米やインスタントラーメンの箱買いもしばしば。取り分け後者は味噌味で一箱、醤油味で一箱、といった感じで、まるで小売店が問屋から卸すような買い方。ま、我が家は家族も多かったし、それだけ買う必要があったのですが、若干「安いから」という理由で大量買いする、うちの父親の性格も入っていましたがね。

Ohtastore2 この日は母親と訪れ、

一角にある食堂で食事。

そう、ここでもよく外食しました。

想像がつくと思いますが、

激安スーパーの一角にある食堂は、

やはり大衆食堂。それでもここで家族で外食するときは嬉しくて、ラーメンをよく食べましたねぇ。この日はセットメニューがやっていなくて、焼き肉定食にしました。

Ohtastore1 何となく、

私がガキの頃に見ていたお客さんと、

今のお客さんは、

全然変わりがなくて、とても懐かしい感じがしました。そう言えば私と自動車教習所で同期のおばちゃんとも、ここでよく会ったっけなぁ。

 閉店する前に、また行こ。

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我が街“茨城”」カテゴリの記事

コメント

馴染みのお店がなくなるというのは淋しいものですね・・・。
私は幼少からずっと同じ場所に住んでいないので、何十年来の"馴染みの店"と
呼べるお店はありませんが、数年でも行きなれた場所がなくなるというのは
変に時代の流れなんかを感じてしまいます。

「亀田の柿の種:158円」は安い!!!(笑)

えーオオタストア閉店しちゃうんですか?
年に1、2回ですが、その道を通った時は必ず寄ってました。
品揃え豊富ですしね。
閉店なんて本当に寂しいなぁ。

分かるっ。私も近所の商店街のお店がつぶれていることに今日気づいてショック受けてる。そんな昔から馴染みってわけではないですけど、いつも店内にニャンコがいて、癒されるお店だったのに。

私の思い出の味は、実家近くのダイエーにあった「寿がきや」です。先端がフォークになっているスプーンが思い出深い。大人になり、名古屋に行きますので、そこで「寿がきや」に行ってもみますが、やっぱりそれは違うものですね。あの伸びた麺とかが恋しい。

我が家はヘビーユーザーでした。焼き鳥なんか売ってましたよね。おやが食料品を買う間に、私は文具を買いました。庶民にやさしい店でした。ていほうさんのブログで閉店を知りました。近いうちうかがおうかと思います。あ、昨日はお疲れ様でした。

> 北海道在住希望さん
 やっぱそこですよね。生鮮食品以外のものも安くて、私のおやつもここで買ったものばかりでした。

> 幸子さん
 当たり前ですが、今はちゃんと営業しています。今月閉店なんて、信じられません。ホント寂しいです。

> ゆきうさぎさん
 おぉ、また寿がきやの話題。土浦にあった寿がきやもなくなって久しい。また食べたいな、あの白いスープのラーメン。

> tsoさん
 やはり地域がら、行きますよね。私もしょっちゅう友達と遭遇しました。昔は行方の方からも買いに来ていた客がいたとか。

閉店か・・・。私も一度行っておこう。隣の釣具屋さんはまだありましたか?

> ゴルゴさん
 あったぞ。一応幟も立っていたから、営業しているんだろうな。

 オオタストアさんは農具なども売っている、近在の農家の人にとってはとても便利な店だったようですね。馴染みのお店がなくなるというのは淋しいもので、なくなってから惜しいことをした、と気づくもののようです。
 私も同じような体験をしました。ブログ『九戸村 その4』(http://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=8040 )をお読みください。

> 唯臥独村さん
 思えば、普通に生活している人にとっては、(家電製品以外)何でも揃う店、という感じでした。もうこういうスタイルの店は、出現しないかも知れません。

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