アンサンブル・ヴィルトゥオーゾ吹奏楽団第17回定期演奏会
2011年最後に書いた作品の世界初演の日を迎えました。
以前にもこのBlogで紹介させて頂いた、
アンサンブル・ヴィルトゥオーゾ吹奏楽団(2012年3月26日参照)。
コンサート・マーチを委嘱されました。コンサートの幕開けとなった拙作。第1部はマーチ特集といった感じのプログラムだったのですが、何と私と同じ誕生日の作曲家の作品も演奏。こりゃ私の経験では初めてかも知れませぬ。
なんとバンドの人達が皆さんで、
「♪Happy Birth Day~」と歌って下さいました。
こんなに大勢が私のために「Happy Birth Day」を歌って下さったのは、生まれて初めて!おっとこれで今日は人生初が2つも。
以前の記事にも書きましたが、
観客動員がもの凄い!
この日も1200ほどの席の9割以上がうまるという、見た目ほぼ満席。老若男女、ホントたくさんの方々にご来場頂きました。つまりそんなにもたくさんの人々に、拙作の世界初演に立ち会って頂いたってワケ。
そしてその集客力の理由が分かった気がしました。
その端正な音作りに感心した話も、
以前の記事で書きましたが、
問題はそのせっかく持ち合わせているハイレベルな演奏力を、どうするかなのです。よくレベルの高いアマチュアの団体にありがちな、「どうだ!オレ達うまいだろ」みたいな印象は微塵も受けず、あくまで彼らは来て下さるお客さん達に楽しんで頂く、というもてなす心があり、更には自分達も本当に楽しんでいる様子が、お客さんにダイレクトに伝わってきます。
バンド総動員の振り付けや、
選ばれし精鋭によるダンス。
これがまたスゴイ。いえ、吹奏楽のコンサートで振り付けやダンスなんぞ、これまで数え切れないほど見てきました。珍しくもなんともありません。しかしながら彼らのレベルは中途半端でなく、徹底的にやっています。照れながら間違いつつやったり、なんて事だと、「なんだ、いつものか」と、客にどん引きされる事もしばしばですが、あの揃い具合は、楽器の練習と同じくらい、もしくはそれ以上に練習を積み、相当研究を重ねたに違いありませぬ。
切れ味鋭いダンスは、
「実はボク、高校時代はダンス部で、全国いきました」
ってな台詞が出てきそうなくらい。このマンゴー松本も感服致しました。私なんぞ比べる対象ではありませぬ。
Bandoneon & Symphonic Bandで、
「情熱大陸」を演奏。
かつて葉加瀬太郎ツアーでは、マンゴー松本のDance Soloもやったこの名曲。あの「仮面舞踏会」を見せられては、ダンスでは太刀打ち出来ませぬ。なのでダンスよりはましなBandoneonで共演。
彼らに頂いた誕生日プレゼント。
昭島名物クジラの詰め合わせ!?
本当に素晴らしい演奏会をご一緒出来て嬉しかったです。どんな名曲、大曲にも初演は1回しかありませぬ。その世界初演の大役、バンドの皆様、指揮者の中村匠先生、お疲れ様でした。そして大盛況の演奏会、おめでとうございます。
お客さんの多くはリピーター。単純な言葉かも知れませんが、こんなに楽しい演奏会なら「また行きたい!」ってなりますわな。次回は一観客として行こうかナ。
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先日はありがとうございました!
ブログにこんな素敵に書いていただいてありがとうございます!
私達も啼鵬さんに頂いた曲を演奏出来たこと、またご一緒に舞台に立てたことがとても幸せな時間でした♪
お客様はもちろんですが、自分たちがとにかく楽しい演奏会になりました。
今後もご期待に添えるように頑張っていきます。
本当にありがとうございました!
一団員でしたが、コメント失礼致しました!
投稿: | 2012年6月 9日 (土) 14時33分
> 名無しさん
団員の方でしょうか? お疲れ様でした。あのような素敵なコンサートにご一緒させて頂き、とても幸せでした。皆様にもよろしくお伝え下さい。
投稿: ていほう | 2012年6月10日 (日) 23時24分