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2012年7月13日 (金)

平成24年度弦楽合奏講習会

 ここ数年お邪魔している、高校生の合同弦楽合奏の指導。今年もやってまいりました。

 ホスト校の校長先生がお出迎えの挨拶。しかし日焼けしたその顔...!? それもそのはず。前日は全国高校野球選手権の茨城県大会で、何とその高校は9回裏、逆転サヨナラで勝利をおさめたのです! もう先生ったら「いやぁ、今日は何言われても怒りませんよ」って(笑)。

Gengakubukai2012 今回取り組む曲は、

Mozart作曲「Divertimento K.136」。

弦楽合奏のレパートリーとしては、

とても馴染みのある曲。まぁプロ、アマ問わず、弦楽器で合奏に携わる人ならば、必ずと言って良いほど演奏する曲です。

 ちなみに私はこの曲、とっても苦い思い出があります。小学生、それも低学年だった頃の話。場所は新宿文化センター(だったと思う)。日本弦楽指導者協会(JASTA)の全国大会で、私は2nd Violinで参加する事になり、一生懸命練習を重ね、本番に臨みました。結構難しい箇所がありますからね。

 出番の数曲前に舞台袖へ。すると怖そうなオバちゃん先生が「あんた達、なに?」と聞かれ、「モーツァルトに出ます」と、恐る恐る答え、「んなら、まだでしょ」と、隅に追いやられました。そうこうしているうちに、何と舞台では出番の曲が始まってしまっていたのですよ!アタシの他、同門下の2人も同じ目に。

 その代わり、でもないんですが、別の曲「おもちゃの交響曲」では、間違って、いや知らないでコンサート・マスターの席に座って演奏。後で先生に「あそこは一番偉い人が座る席なんだよ」と教えられました。本来座るべき人はどうしてたんだろう。まさか出そびれ!?

 さて話を戻しましょう。やはり弦楽器にとってのMozartは、避けては通れない道。取り分けこの曲は耳タコで、楽譜を見なくてもどのパートも思い浮かぶくらいなもの。それでも改めて対峙してみると、新しい発見があるものです。しかも楽器を弾いているときと、指揮をしているときでは、当たり前なのかも知れませんが、視点も変わってきます。

 私自身、とても勉強になりました。

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コメント

来月同じ曲を演奏します。2ndヴァイオリンでネ。やはりモーツァルトは難しいですな。

> ゴルゴさん
 若い人は吸収が早い。次回の講習会が楽しみだよ。

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