我が青春のチャイ5
仕事の都合で2回分の演奏会を休んでしまった、東京プロムナードフィルハーモニカー。前回出演したのは第4回でした(2011年2月6日参照)。第7回定期で、ようやく復帰。
オーケストラの演奏会では、
最も取り上げられている作曲家の曲。
これは世界的な話で、
やはり有名な交響曲は、
この2人に多くあるのでしょう。
Beethovenの方は「Symphony No.2」(ベト2)。Beethovenの交響曲としては、取り上げられる頻度で言えば少ないです。私はこれまで1度演奏した事があって、そのときも同じ指揮者でした。そしてTchaikovskyの方は「Symphony No.5」(チャイ5)。これはプロ、アマ問わず、最も演奏される交響曲の1つ。Tchaikovskyと言うと、6番の「悲愴」が有名ですが、副題の付いていない5番、加えて4番も演奏される回数はとても多いですね。
前回弾いたときは違う楽器でした。
チャイ5は3回目で、
Viola、Contrabass、そして今回のVioloncello。
初めて演奏したのが高校3年のときで、多感な時期にこの名曲と過ごせた事は、テーホーの人間形成に関わる、大きな出来事。そして当時並行して制作していた、芸大付属高校の公開実技試験の曲。これはまるでチャイ5をなぞらえたような曲で、今聞いてもどれくらい影響されたかが分かります。ちなみに弦楽器8人による曲で、1st ViolinはNAOTO君が担当。
ところでこの東京プロムナードフィルの指揮をされている佐藤迪(すすむ)さん。打楽器奏者で私の大先輩なのですが、彼が世界的指揮者、サー・サイモン・ラトルとマブダチというのは、なかなか知られていない事実。「ラトルって誰?」って方、ロンドン五輪をご覧になりました?開会式でオーケストラを指揮していた人です。Mr.ビーンとも共演(笑)。現在ベルリン・フィルの音楽監督という、芸術界の間違いなくトップをいくアーティスト。佐藤さんも私が聞き出してようやく語って下さったのですが、いわゆる「同じ釜の飯を食った仲」。今でも演奏会に行くと「オォ!ススミ(←ススムと言いにくいらしい)」と歓迎してくれるそうです。
言ってみればラトルに最も近い日本人!?
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 履歴書の書き方 | 2013年1月 8日 (火) 10時51分
> 履歴書の書き方さん
お褒めの言葉を頂き、恐縮です。文章を書くのは好きなので、今後も精進していきたいと思います。
投稿: ていほう | 2013年1月 9日 (水) 08時34分