つくば朝のサロンコンサート
随分前から、やっている事は存じ上げていたのですが、なかなか行く機会を得ず、今回ようやく行って来ました。開演は何と午前10:30!つくば朝のサロンコンサートです。私が行ったのは第67回。月1回行われているので、5年以上も続いているコンサート。
我々渡世音楽家が、
日夜ライブハウスでセッションするのと違い、
きちんとコンサートとして成立するプログラムを組み、当然リハーサルもして、そして当日の雑務も全部自分達でやる。それを月に1度ずっと続けるというのは、並大抵の事では出来ませぬ。
今回は芸高からの同級生、しかも同じ茨城のVioloncello奏者、城戸春子さんが出演するので聞きに行きました。彼女とは常磐線でバッタリ会ったりという感じですが、かつて私の妹が出演したオペラ「魔笛」で、オーケストラにのっていたりしました。
手作りプログラム。
このご時世、手書きですよ!
しかも両面多色刷り(懐かしい単語)。色ペンで細かく書かれた字は、意外と読みやすく、内容も昨今ありがちな、ネットで検索して適当に書いたであろう、いい加減な情報ではなく、出典もきちんと明らかにした、確かなものです。
コンサートはこのプログラムを作成された方の解説付き。それはさながら音楽番組の収録かとも思えるくらいの完成度。また平日の午前中にも関わらず、お客さんもたくさん入っていて、固定ファンが多い事を伺わせました。何しろ5年以上やっていますし。
アタシが田舎に住む寺子屋教師として嬉しいのは、こういったコンサートを、地元在住の音楽家を中心に行い、そして地元の聴衆と共に育んでいること。出演者の中には、かつてのテーホー門下もいて、そういった若手にも演奏の場を提供しているというのは、とても素晴らしい。
まぁ、1つ思うのは、さすがつくばだな、ってコト。残念ながら我が土浦ではムズカシイ。テーホーの思い描く1つのカタチですが、アタシの力じゃまだまだ...。
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