MDバブル期の産物
今から思うとMD(Mini Disk)というメディアは不思議な存在。何と比較するかにもよりますが、確かにメリットはあるものの、実はデメリットも意外とあって、結局はたいして長生きしなかったのが、其れを物語っているでしょう。更に面白いのは、機能面だけでみればMDよりも遙かに分が悪いはずのカセット・テープは、未だに生き残っているってコト。
MDバブル時代の産物。
カセット、CDに加え、
何とMDがダブル! つまりMDからMDへのダビングが出来るという、正にMDが主役だった頃のトレンディAV機器。更に時代を思わせるのは、このボディ・カラー。AV機器は基本ブラック。しかしそれでは気骨はあっても洒落っ気ナシ。ホワイトってのは当時で既に死語であるところの「ナウい」マシーンであったに違いありませぬ。蛇足を言えば、ソリッドの白でなく、パールホワイト! 車だと数万円高くなる色ですぜ。
ここではまだ現役だそうな。さすがに打ち合わせではMDでの音源は無く、CDを聞かせて頂きましたが。ちなみにメーカーは、あの「目のつけどころが...」の。そう言えば妹が使っていたっけ、そのメーカーのMDプレイヤー。Digital to Digitalでのダビングが出来る端子を装備。更にタイトル等も転送出来ました。べ~んりベンリ...って、何回その機能使ったっけな。
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来週、地元コミュニーティーセンターまつりに仲間と二胡で出演します。
その伴奏音源について、職員さんに
『CDでいいですか?』
と聞いたところ、
『・・・』
『あ、じゃあUSB?』
すると、おもむろに年代物っぽいカセット部分がダブルになったラジカセを出してきて
『この機械使うので、他のみなさんはカセットテープですよ』
と言われちゃいました。
出演者&お客さんの平均年齢は推定70歳。
ここではまだまだひよっこのワタシでございます。
なんとかCDは使わせてもらえそうですが、やはりMDのカゲは薄いですね。
投稿: umi(Rケ崎) | 2013年11月 6日 (水) 11時01分
> umi(Rケ崎)さん
おっとぉ!そんな現場がありますか。噂には噂には聞いていましたが。カラオケ教室のお婆様達もみんなカセットテープだって...。まだまだ現役ですねぇ。
投稿: ていほう | 2013年11月 7日 (木) 13時20分