15年前の2人
先日共演させて頂いたViolin奏者、後藤龍伸さん。彼とはこのBlogでも時折話題になる、幻の音楽祭「ホースピア音楽祭」でご一緒しました。
1998年のこと。
原町市(現・南相馬市)を舞台に、
主に東北地区のSaxophone奏者を対象に行った音楽祭。毎回ゲストを迎えて行われ、後藤さんは第3回。奇しくもこれが最後のホースピア音楽祭となってしまいましたが。
このとき後藤さんは、弦楽四重奏団(他に小宮直氏、細川亜唯子氏、山本裕康氏)を率いて参加。また彼のSoloをフィーチャーして、「Let It Be」を演奏。これは今年のMoire Saxophone Ensembleの定期演奏会で、アタシがViolin Soloを弾いたもの(2013年9月29日参照)。更に後藤さんの指揮で、Saxophone Ensemble版の「弦楽のためのアダージョ」を。
ところで福岡でのタンゴ・バンド。後藤さんのみならず、Contrabassの時津りかさんとも、実はとんでもないところでつながっていました。彼女は私が大学4年生のときの1年生なのですが、かつて指導に行った福岡第一高校吹奏楽部、そこに彼女が在籍していたと...。
アタシが大学2年の頃の話。初めて飛行機に乗って行った地が福岡だったのですが、編曲を提供した福岡第一高校吹奏楽部に赴くため。激戦区福岡にあって、創部間も無い福岡第一が、全国大会まで一気に駆け上った話は、業界では有名な話。学生テーホーの編曲した「こうもり序曲」や「スラブ舞曲」を、まだContrabass初心者だった時津さんは、一生懸命練習したそうな。
ヒトはどこでつながるか分かりませぬ。
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