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たまたま楽器店で見つけた本。著者を見て即買い。
そう、我らがTrianguloの相川麻里子女史。
他にも知っている顔がいました。
そう言えば相川さん、
この本の話をしていました。練習法について書かなくてはいけなくて、私や金庸太さんが「いつも相川さんがやっている練習法を書けばいいじゃん」と言うと、どうも出版社側は、読んでいて面白そうな事を求めていると...。
まぁ、相川さんは一緒に仕事をしていると、とても楽しい女性。面白い事には事欠かないハズなんですがね。パラパラと中を読んでみましたが、相川さんとしては真面目バージョンという感じです。
実は著者の中に、古橋ユキさんがいます。彼女は日本で数少ない、Tango Violin奏者と名乗るに相応しい人で、アルゼンチン・タンゴ独特の奏法や歌い回し、Classicでは常識の範囲から外れても、Tangoでは当たり前、といった事をきちんと身につけた方です。
昨今のPiazzollaブームで、自称タンゴ・ヴァイオリン奏者となっても、結局Piazzolla以外のタンゴを全く知らなかったり、「Tangoっぽい」というつかみ所のない部分が全然弾けなかったりと、そういう俄奏者を一蹴出来る、今となっては唯一無二の存在と言っても良いでしょう。ちなみにお父上様はBandoneonを弾かれる方で、アタシも菅平タンゴ・フェスティバルでご一緒した事があります。
さて、相川さんの練習法。一緒にプレイしていて、嫌という程彼女の上手さを知る身としては、あやかりたいもの。じゃ、まずテレビを見ながら練習かな。
第4回公演まで1ヶ月を切った弦楽合奏団弓組。年内のお稽古を終え、忘年会へ。
当時のトップスターの誕生会で、
来た事がありました。
弓組の稽古場から、
歩いて少しのところにある、
ネパール料理屋さん。まぁ、ネパールと言われても、一体どんな料理があるのかは、よく分かっていないのですが、カレーが結構ありました。
タンドリー・チキンも。
ネパールでも同様のものを食べているのかしら。
他にも餃子のような中華っぽいものや、揚げ物系も。
「納豆ダル」です。
納豆のカレーは他にも、
キーマ・カレーがありました。もちろんネパールで納豆が食べられているとは思いませんが、アジアン系のカレーを出す店で、納豆モノは初めてお目にかかったのではないかと。
特記事項としては、パクチが入っていた事。40年近く納豆を食べているテーホーでも、さすがに納豆にパクチを入れた事はありませぬ。新たな味覚でした。
さて、我ら弦楽合奏団弓組。今年はVocalの伊藤大輔さんを迎えた第3回公演に始まり(2013年1月13日参照)、弓組が参加したアルバムとしては第二弾となる拙作「Deja vu TV RADIO SONGS」の発売、そしてそのレコ発ライブ(2013年8月11日参照)、恒例ともなっているグループ鈴懸に出演(2013年9月23日参照)と、演奏活動も多かったのですが、トップ・スターの引退に伴う二代目トップ・スターによる新体制や、結成当初からの組員の卒業もあり、ある意味激動の年だったかも知れません。2014年は弓組にとって、どんなに年になるでしょう。
取り敢えず第4回公演、ご期待下さい。第1回公演のゲストでもあった歌手、田中佐代さんの新たなる挑戦、Flute奏者坂上領さんの普段聴けないClassic曲の演奏など、かなりガチンコでいきます!
音楽家には料理が得意な人が多く、テーホーの周りでも何人もいます。どちらかと言うと、弦楽器奏者が多いかしら。
ギタリスト金庸太さんのカレー。
まぁ、レシピは彼独自のものではないのですが、
美味しかったです。お米も新種でした。金さんには良いレシピ本を紹介してもらったり、音楽以外の事でも教わる事がありますねぇ。
手土産にケーキを持参。
後で知ったのですが、
このケーキ屋さん、
テーホーがよくパーク&ライドで利用する、
都内の駅に近くにあるのですが、どうやら世界大会で優勝したシェフの手によるもの。このケーキではないのですが、巷ではチョー有名のようでした。確かにお客さんも多かったです。テーホーはスイーツ・ハンターではありませんが、世界大会で優勝したケーキは食べてみたいものです。
私鉄の中では小田急線は乗っている方かも知れませぬ。千代田線と接続しているので、乗り換えも楽なのですが、その昔はTangoのディナー・ライブをやっていた狛江のmonsieur、演奏会を聞きにパルテノン多摩に行くときも、最近では昭和音大の新百合ヶ丘、そして拙作世界初演の地、鶴川も小田急線沿線です。
モバイル端末から切符の予約が出来るという、
何気ないポスターですが、
見る人が見れば驚愕の一言。右端に写っている端末はWILLCOMのW-ZERO3[es]ではないか! って事は、このポスター、結構古いんだろうな。
ま、ガラケーとスマホと一緒に写っていますが、そもそもWILLCOMの初代W-ZERO3が出たのは、2005年の話。今でこそスマホと言えば、指でサッサといじくるものですが、我々超モバイラーからすれば、本来のスマートフォンは多機能通信端末なわけで、W-ZERO3シリーズこそ、本流と言うべき。それが今はねぇ。
それにしてもこのポスターのうたい文句。「箱根などの旅先からでも~」というのには、WILLCOMは相応しいのか...。旅先でも街中ならばつながりますが、少し山奥にでも行こうものなら、簡単につながらなくなるし、ましてや秘境の温泉なんぞ行こうものなら、何の意味もありませぬ。
来年にはWILLCOMも無くなりますし、統合された環境では、PHSが今後どうなっていくのか、2回線も契約しているパワー・ユーザーとしては、ヒジョーに興味のあるところ。ちなみに2回線目はタダ、とかじゃありませんぜ。2本分お金払ってます。
NAOTO君と広島交響楽団の演奏を堪能し(2013年12月24日参照)、夜は行きたかったお好み焼き屋さんへ。ここは以前、NAOTO君とも訪れました(2011年1月28日参照)。
テーホーが広島のお好み焼きを、
どれくらい好きかは、
ご存じのハズ。広島滞在時は毎日、下手すれば朝食以外、毎食のように食べていました。ま、テーホーの性格からすれば、色々なお店で食べたいワケで、そんな中、こうしてリピーターになるのは、ほんの限られた店です。
そばめしのオムライス。
玉子の中にあるそばめしは、
ガーリック仕立てで、とても美味しかったです。正直そばめしは、冷凍食品でしか食べた事がなかったので、こうしてちゃんとしたものを食べられて良かったですよ。
以前訪れたときにはあったのかしら。
トマトのせ。
下のは見た目では分かりませんが、
辛い麺を使ったお好み焼き。
テーホーのお気に入りです。広島のお好み焼きは、こだわりどころポイントがいくつかあると思いますが、麺もその1つでしょう。テーホーが今まで食べたものだけでも、様々な麺に遭遇しました。
初めてお会いしたのは、
お店がここに移転してしばらくのときらしく、
かれこれ10年近く前。今回はサイン色紙も残してきました。福島市のかっちゃんと並び、啼鵬=てっぱんを分かっていて下さる、数少ないお好み焼き屋さんです。
突然ですが、広島に来てしまいました。
NAOTO君にベストを買ってもらったとき
以来かしら(2011年1月22日参照)。
それも震災の前。あれから2ヶ月も経たずに、東日本大震災。地味ぃに被災県の茨城に住んでいると、すっごく遠い昔のように思えます。
それはコレ。
NAOTO君目当て!?
いや、彼が演奏する曲で、
アタシの書き下ろした編曲をやるので、
その初演を聞きに。ちなみに聞くこと自体は仕事ですが、プライベートで来ました。なので1観客。
今年で19回目を迎えるという、ドラッグストアWantsのクリスマス・コンサート。前半ではワークショップ的な楽器解説と、巨匠風のテンポでもって「天国と地獄」を振った少年。名曲「モルダウ」と、オーケストラの魅力を伝えたステージ。
そして後半がNAOTO君登場。MCも自身で行い、楽しいステージとなりました。それにしても応募総数が7000を越え、チョー人気コンサートと言っても過言でないもの。毎年楽しみにしている人も多いのでしょう。素敵なコンサートでした。
久しぶりの探検記。少し前にも限定メニューがあったのですが、どうやらテーホーのアレルギー体質に引っかかるものが入っていたようなので、諦めました。今回のは全然OK。
それはチャーシュー。
しかしその常識を覆した、
画期的な商品!...と企画書に書いてあったかは知りませんが、とにかくたくさん入っているのは、味付けの豚バラ。またアタシは付けませんでしたが、オプションで生玉子を。果たして肉をくぐらせるのか、麺をくぐらせるのかはアナタ次第!...って言うのも企画書には書いてあったのかナ。
生玉子をくぐらせるって、このラーメンはすき焼き味とでも言いましょうか、かつてあったバーベキュー味つけ麺よりは、現実的な味と言えますが(2013年8月23日参照)、実はコレ、以前にも似たようなものがありました(2011年3月7日参照)。
ま、検証する立場としては、昔のアイディアの焼き直しでなく、もっとこの店らしい、画期的なメニューを望むところ。次作に期待。
先日共演させて頂いたViolin奏者、後藤龍伸さん。彼とはこのBlogでも時折話題になる、幻の音楽祭「ホースピア音楽祭」でご一緒しました。
1998年のこと。
原町市(現・南相馬市)を舞台に、
主に東北地区のSaxophone奏者を対象に行った音楽祭。毎回ゲストを迎えて行われ、後藤さんは第3回。奇しくもこれが最後のホースピア音楽祭となってしまいましたが。
このとき後藤さんは、弦楽四重奏団(他に小宮直氏、細川亜唯子氏、山本裕康氏)を率いて参加。また彼のSoloをフィーチャーして、「Let It Be」を演奏。これは今年のMoire Saxophone Ensembleの定期演奏会で、アタシがViolin Soloを弾いたもの(2013年9月29日参照)。更に後藤さんの指揮で、Saxophone Ensemble版の「弦楽のためのアダージョ」を。
ところで福岡でのタンゴ・バンド。後藤さんのみならず、Contrabassの時津りかさんとも、実はとんでもないところでつながっていました。彼女は私が大学4年生のときの1年生なのですが、かつて指導に行った福岡第一高校吹奏楽部、そこに彼女が在籍していたと...。
アタシが大学2年の頃の話。初めて飛行機に乗って行った地が福岡だったのですが、編曲を提供した福岡第一高校吹奏楽部に赴くため。激戦区福岡にあって、創部間も無い福岡第一が、全国大会まで一気に駆け上った話は、業界では有名な話。学生テーホーの編曲した「こうもり序曲」や「スラブ舞曲」を、まだContrabass初心者だった時津さんは、一生懸命練習したそうな。
ヒトはどこでつながるか分かりませぬ。
先日の福岡での演奏会(2013年12月13日参照)。ご存じ、福岡空港は市中心部からのアクセスが良く、今回テーホーも空港からは地下鉄で現地へ。
ふと「そうか、Suicaが使えるんだっけ」と、
タッチして通過。
分かってはいたものの、やはり実際に使ってみると、チョット感動。実際に、その前の名古屋行きのときには、地下鉄でSuicaが使える事を思い出せず、結局現金で払いましたからね。もっと言うと、思い出したのは本番で行ったとき。リハーサルで行った日(2013年11月8日参照)にはSuicaが使えるなど、夢にも思わず。
これだからにわかテツはなぁ。
共演した楽器としては初めてだったOcarina。今年ギター文化館で行われた演奏会(2013年11月10日参照)。その記事で、プレゼントを頂いたと書きました。会場にお越し頂いた方は、そのやりとりを目にしているのでお分かりですが、来られなかった方のために。
テーホーはその日Bandoneon、Guitarの他、Ocarinaも演奏。これは自分のコーナーで自作曲を演奏したのですが、それを聞いていたおがわゆみこさん。是非この楽器を使って欲しいと、ご自身の使われている楽器と同じメーカーのものを進呈して下さったのでした。
と言っても、そのときは箱だけ。それから発注し、アタシのために1つ焼いて下さったというワケ。ようやく楽器も完成し、受け取る事になりました。
なんと「TEHO」の刻印も!
世界にたった1つだけの楽器です。
早速吹いてみると、何とも美しい音色。そう、俄オカリナ奏者のテーホーが吹いても。これは嬉しい。早速ライブで吹いてみたいものですが、いつ...!? おっと、年明けに「新春楽器持ち替え祭り」があるではないか。ここでお披露目。
ギター文化館の紹介で共演する事になった、
おがわゆみこさんですが、
単なる企画モノというコンサートにとどまらず、内容的にもバラエティーに富んだものでした。もし次回共演するときには、アタシもOcarinaで!? 腕を磨いておかなくては。
Saxophone2本とPianoによる新曲の世界初演を無事終えましたが(2013年12月18日参照)、その演奏会に立ち会うまでには、実は困難な道のりがありました。
勤務する看護学校の系列病院で、
クリスマス・コンサートに出演。
これが16:00に演奏を始め、30分ほどで終了。本来ならば、その後の看護学生さん達のコーラスの伴奏もしなくてはいけなかったのですが、それは予め私が録音していたPianoの音源で。
常磐道を南下して三郷ICで下り、
JR常磐線金町駅から電車を利用する手はず。
しかしカー・ラジオで「流山IC付近に故障車アリ」とな。この情報をキャッチしたのが開演前。演奏が終わる頃には、故障車も片付いているかネ、と楽観していましたが、そんな都合のイイ事はありませぬ。渋滞は更に延び、守谷SA付近まで!
仕方なく手前の谷和原ICで下りましたが、そのときに渋滞のケツが見えていましたから、相当な長さです。そして守谷駅からTXに乗車。17:19発に乗りましたが、検索すると19:00ちょうどに小田急線鶴川駅着。今回のホールは駅から近いので、開演には間に合わなくとも、自分の曲までには間に合うと踏みました。
北千住でTXから千代田線に乗り換え。ここで急いだのが幸いし、どうやら検索よりも1本早い電車に乗れた模様。代々木上原で小田急線に乗り換えるときには、想定外の快速急行に乗ることが出来、新百合ヶ丘では「あれ!なんでこんなに早く着いたんだ?」と、嬉しい誤算。各駅停車に乗り換え、鶴川には18:52着。ホールまではテーホーの足で2分ちょっと。無事、開演前に着席。
移動距離にして100kmオーバー。病院で演奏を終えて、3時間後には東京都は町田市で、自作曲の世界初演が聴けたってワケ。運が良かったんだな。てっきりこの前のミニ・アイスで今年の運を使い切ったかと思ったわ(2013年12月15日参照)。
テーホーの交友関係で、「誠実」がそのままヒトになったような、というのがSaxophone奏者の野原武伸さん。以前コンサートの模様をBlogでも紹介させて頂きました(2013年12月15日参照)。このコンサートも、もう1年前なんですねぇ。それから委嘱作品を頼まれ、先日その世界初演を。
純音楽でした。
おっと「純音楽」という言葉に、
耳慣れない方。
ぶっちゃけた言い方をすれば、
「真面目な音楽」とでも言いましょうか。ようするに「交響曲」や「協奏曲」「ソナタ」といった、音楽のための音楽。いわゆるClassic音楽の事か?というと、それも違います。ちなみに狭義では「オペラ」や「バレエ音楽」も純音楽ではありませんから。
会場となった和光大学ポプリホール鶴川。東京都は町田市にあるのですが、思えばこの地に足を踏み入れたのは初めてです。小田急線に乗ると、先日リハーサルのために訪れた昭和音大のある新百合ヶ丘。ここは川崎市なのに、それを越えてまた東京都町田市になるのね。
委嘱作品は楽器編成が大事なのではなく、
誰から頼まれたかが重要。
つまり今回、
結果的にはSoprano Saxophone,
Tenor SaxophoneとPianoという形態になりましたが、音楽的には野原武伸さん、大森義基さん、そしてPianoの國保真理さんを描いたものです。素晴らしいプレイヤーに恵まれるのは、書き手にとっては冥利に尽きるものです。
さて、コンサートとして客観的に聞いた場合、テーホー的にはLucie Robert女史の「Rythmes Lyriques(叙情的リズム)」という、Soprano SaxとTenor Saxのみの曲がそそられました。特殊奏法がないので、音はどうやっても2つしか出せません。
冒頭の不協和音の連打から始まり、聞き手の耳がその音程に何とか慣れようとしていると、音楽が動き出します。この呪縛的とも言える世界は、なかなか書けるものではありませぬ。またお二方の音色が素晴らしく、不協和音にも関わらず、音色の美しさからくる音楽本来の魅力が、十二分に発揮された演奏でした。
ところで大森さんのMCを受けて。アタシはシューマイはお醤油で。ソースをかける? ナイです。
啼鵬が外回りの際、食事は立ち食いそば率が高いコトは、このBlogの熱心な読者諸君ならばご存じのハズ。この日は少し遅くまでリハーサルをした後、会場近辺には食事が出来る店がないので、駅の立ち食いそば屋へ。
カラダの事は気にかけながらも、相変わらずセット・メニューは辞められず、この日も「鶏つくね丼セット」をオーダー。
どうやら其れが最後のご飯だったようで、
アタシの後から入ってくる客に、
店員さんが「ゴメンなさい、ご飯モノは終わっちゃいました」と呼びかけ。もちろんお客さんが入ってくる度に。しかしテーホーはそこで鶏つくね丼を食べているワケで、来た客は「アレが最後だったか」と思うでしょ。
つまりだ。その最後の1杯を食べた事で、その後の客は皆OOSAKI病。...って事は、テーホーがその病原菌!?
うわぁ、もうそこまできたかネ。OOSAKI病本家の大崎裕史氏を超えてしまったか...。不治の病とは聞いてはいたけど、まさかそこまでアタシの体を蝕んでいるとは!?
福岡でのコンサート当日(2013年12月13日参照)。テーホーはフライトの遅れから、会場入りがかなり遅れ、昼食をとる間も無くリハーサル。「腹が減っては戦は出来ぬ」が顕著に表れるアタシ。そろそろガソリン切れってところで、ようやく休憩時間になって、会場と同じ建物内にある喫茶店へ。
休憩時間だって長い訳ではありませんし、
こういうときには、
すぐに出てきそうなものを。だってコレ、かけるだけっしょ。って事もないですが。更に早食いのテーホーは2~3分で平らげ、お会計。
すると「キャンペーン中なので、くじを引いて下さい。空くじなしです」と。
「今すぐお召し上がりになれますよ」って事で、
すぐに頂きました。
当たった券には有効期限が書いてありましたが、さすがに次に福岡に来られるのは、いつか分かりませんからね。
ま、このミニ・アイスが「当たり」のどのくらいのランクなのかは分かりませんが、このときのテーホーにとっては、大当たり。これで2013年のツキは使い果たしたかネ。
どうもこのパーティーは、テーホーの長距離移動と重なりまする。去年は長野~名古屋ときてつくばへ(2012年12月9日参照)。一昨年に至っては、ロンドンから日本時間早朝に帰国。その続きで午前中にはつくばの弦楽合奏団を指導、自宅レッスンをやってKiddyへ(2011年12月9日参照)。更にその前の年なんぞは、NHKで「新日曜名作座」の録音をしてから駆けつけましたから(2010年12月10日参照)。
まぁ、そう考えれば今年は楽だったのか...。後藤龍伸さんとのコンサートを終えて(2013年12月13日参照)、福岡から帰宅。自宅レッスンを1つやって、Kiddyへ。ただ今回は、そのフライトが遅れ、結構タイトな感じになりました。あとでネット・ニュースで乗った航空会社の福岡便がトラブっていたと知り、まさかその影響かと...。
佳秋カルテットで数曲。
まぁ、演奏自体がハードというものではありませんが、
移動関係で考えればハードでした。
なので演奏後のこのゴージャスなお料理。
ドレス・コードも設定されていたパーティーなので、そもそも雰囲気がゴージャスでした。そしてコレこれ。
奥に見えるのはティラミスですが、
上に降りかかっているのは、
コーヒー豆を挽いたもの。
またバニラ・ビーンズはマダガスカル産と、
至る所にこだわりが。
来年は楽になるのか、更にハードになるのか...!?
先日日帰りで福岡を往復したのは、これのリハーサルのためでした(2013年11月8日参照)。
彼とは幻の音楽祭、
ホースピア音楽祭で初めてお会いしました。
その後、
imageに対抗したコンピレーション・アルバム、
HEAL UP! MONSOONのイベントでご一緒しましたが、つまりはそれ以外、接点が無かったのですよ。もちろん一方的にはよぉく知っていて、何しろ弟の師匠、故田中千香士先生をして「すげぇヤツだよ」と言わしめた逸材。アタシが先生の口から聞いた門下生の中では、ずば抜けて評価されていました。
滅多にない機会。
お誘いを受けてから、
とても楽しみにしてきました。果たしてその共演は...!?
いやぁ、噂には聞いていたし、想像もしていましたが、もちろん世代の違いはあれ、テーホーなんぞ足もとにも及ばない、スゴイ世界を繰り広げられ、その末席に加えて頂けただけでも四十年の人生、生きた甲斐があったというもの。
後藤さんの出発点は、「これでいいのか!」という疑問、反骨心、アンチテーゼであり、取り分け日本人にありがちは「皆さんがやってますから」的な部分へのシュプレヒコールです。その上Violinはチョー上手いし、MCがまたこれ...。「タンゴの刑に処す」なんて思い出しただけでもおかしくてたまりませぬ。
福岡ではこのクラスの小ホールが、
あまり無いらしく、
唯一と言ってよいほど、デキたホールとの事。なるほど、室内楽やソロ・コンサートにはもってこいのホールでした。
何より今回驚いたのは、我々の五重奏団、Guitarは元々アンプをつながなければならないタイプでしたが、それ以外の楽器は生音で恐ろしくバランスが良かったこと。おおよそTangoでは考えられない事です。もちろんそれはViolin,Contrabassのプレイヤーの腕に因る所もありますが、このホールがそれらの音をクリアに客席に届け、且つPiano,Bandoneonといった、元々音のデカい楽器がバランスを取りやすい環境なのです。更に電気を通したGuitarとも融合し、理想的なスペースでの演奏が出来ました。
後藤さんも仰っていましたが、このホールのレジデンスになりたいくらいだと。確かにこのホールは、それくらいの魅力があります。Guitarの田口悌治さんも、Classic Guitarでのソロ・コンサートをしたそうで、とても良かったと。
まぁ、今回はゴトウ・ワールドについていくのが精一杯でしたが、もし次回のチャンスを与えて下さるならば、テーホーの色が少しでも出せるように。ま、アタシも業界では変わったヒトのように言われていますが、後藤龍伸さんの前に出たら、テーホーの個性なんぞ、「個性が聞いて呆れるわ」ってなくらい。
そう言えば、最近はこういうタイプの演奏家、見なくなりましたねぇ。しかし「昔はそんなのばっかりだったわよ。古澤クンとか」と、某著名な音楽家の方が言っておられました...。
ときどき関わる映画の仕事。今回は原作は小説、「楽隊のうさぎ」に参加致しました。クライマックス・シーンで演奏される曲を、プロデューサーの磯田健一郎氏と合作。
今月発売のBand Journal誌(2014年1月号)の
付録になりました。
そう、これを買えば映画の中で演奏されている曲と同じものが、アナタのバンドでも演奏出来るってワケ。
この映画、吹奏楽がテーマなのですが、なんとオーディションで集めた学生さんを、1年間かけて吹奏楽部として育て、撮影してきたそうです。
カメラ・ワークもドキュメンタリー・タッチで、
なかなかリアリティがありました。
また劇中の様々な場面で流れる音楽が、
マニア心をくすぐります。
耳を澄ますと「おぉ!」と思う曲もたくさん。そして吹奏楽経験者ならば、「そうそう、こんな感じだった」と、学生時代を思い出される方も多いかと。
ちなみにサイトのクレジットにもありますが、楽器指導では我らが齋藤たかし氏も名を連ねております。主人公は打楽器を担当。...って事は...!?
ひょんな事から知り合い、そして一緒に小学校に慰問に行って演奏とお好み焼きを提供(2013年6月25日参照)。よくよく知れば同い年で、お互いかつてはハードルの選手...って、彼は実業団ですが、アタシは中学時代(笑)。そんなお好み焼き屋さんのかっちゃん号が、なんと我が家に!
何度か紹介したかっちゃんです。
そもそも皆さん、
こういった移動式調理カーで、お好み焼きって見た事あります? 焼き鳥やケバブ、たこ焼きくらいはあるでしょうけど、お好み焼きまでは意外とないかと。
今でこそ福島市内に店舗を構えていますが、
それまではこの車での営業で、
スーパーの駐車場等で調理、販売していたそうです。この日はあいくにくの雨でしたが、数時間かけて福島から土浦へ。そう、ご想像がつくかと思いますが、車はキッチンの道具が満載なのでとても重く、スピードは出ません。
早速焼いて頂きました。
家に居ながらにして、
ホンモノが食べられる! なんてセレブなんでしょ。
なんと「啼鵬スペシャル」として、
納豆とレンコン入りのお好み焼き。
しかも単なるトッピング・レベルではありませぬ。見えるレンコンはチップで。更に中にはまた、香ばしいレンコン本来の味を引き出した縦切りが。土浦はレンコンの名産地という事で、考案して下さいました。
広島の牡蠣。
こんなに大粒!
さて、考えてみればかっちゃんとのご縁は、様々な偶然が重なったものです。聞けば子どもの頃からお好み焼き屋さんになりたかった、という事ではなかったようで、しかも広島出身の彼が福島で、というのもフツーではありませぬ。アタシの方はと言えば、たまたま音楽担当した朝ドラが、お好み焼きを取り上げていたというもの。これが別のテーマだったら、我々は出会う事はなかったでしょう。
遠方よりお越し頂き、ホント感謝感激雨あられ。次はお店でライブかな。
本庄早稲田(駅名ですが)、戸田、所沢、そして蕨と制覇したViento del Surの3人。その祝宴は洋食屋さんで。
そもそもテーホーは酒を呑まないし、
また金庸太さんも車移動なので、
結局は居酒屋よりも、
普通にご飯を食べるお店でと。
実はViento del Surの男子2人は大食漢。かつて宮崎で(激安)ファミレスに入った折には、価格の安さも手伝って、2人前ずつ平らげたほど。まぁ近年、金さんは焼き肉卒業宣言をし、テーホーも麺類+ご飯類のセット・メニューを控えめにはしているものの、演奏会終了後はテンションも上がっていますし、食べる食べる!
この大盛りライス(でもデフォルト)も、
結局食べてしまい、
前菜としてとった、生ハムやら唐揚げと合わせれば、結構な量を食べました。ま、今年最後のViento del Surでしたしね。来年に向けて景気よく...!?
いつもは宮崎を拠点にしているViento del Sur。宮崎県外だと一番多く演奏しているのが埼玉県だったりします。これまでに本庄早稲田、所沢、戸田と演奏してきました。
蕨を制覇!?
まだ建って4年の、
新しいホールでの公演。
思えば蕨市自体、
テーホーが演奏するのは初めてでした。
Trioくらいならば、
ちょうど良い大きさかも知れません。
なんと蕨市長さんもいらっしゃって、ご挨拶を頂きました。
前半はアルゼンチン・タンゴ、後半は様々なジャンルの音楽を。Viento del Surならではの選曲だったかも知れません。
来年の活動計画もそろそろ動きだし、
新たなレパートリーも加えなくてはなりませぬ。
また関東での演奏の機会もあるかしら。それにしても埼玉率の高いこと。次の演奏する都市は...!?
顧問をしているマックコーポレーション。今年もクリスマス会を開催。そこで拙作の世界初演を。
「MACのための管弦楽入門」。
...って、どこかで聞いた事あるタイトル、
と思われた方、いらっしゃるかと思います。そう、イギリスの作曲家Benjamin Brittenの「青少年のための管弦楽入門」です。この曲はHenry Purcellという作曲家のテーマを使って、オーケストラの様々な楽器にスポットを当てる作品。今回は同じくPurcellのテーマで以て、MACで扱う商品をアピールする(!?)曲になりました。なので一般的なオーケストラの楽器の他、SaxophoneやEuphonium、二胡まで入る編成!
本番ではバッチリ仕上がり、
奇跡の演奏に。
そして有志による様々な編成での出し物も。ちなみにこの変な編成は、木管五重奏のOboeパートをViolinでやっています。
そう、愛の戦士!
本格的なグループサウンズに、
社員達の潜在能力の高さに脱帽。
次回はアタシも混ぜて欲しいなぁ。
思えば名古屋は久しぶりで、
恐らく今年のTANGO OGNATのツアー以来かしら(2013年3月1日参照)。Trianguloでは愛知県自体には来ましたが(2013年10月12日参照)、ほんの少しの滞在で、名古屋までは足を伸ばせませなんだ。
来年はも少し、名古屋に行きたいですねぇ。
お馴染みの高校生の合同弦楽合奏。思えば今年は4回目の講習会だったようで、それは弦楽部会始まって以来のことらしいです。
Violaの分奏と全体合奏。
自身で編曲した曲を指導してきました。
彼らに限らず、「指導」という仕事をしていていつも思うのは、この分野の「結果」は、自分自身でなく、教えられた側が出すワケで、つまりはアタシが伝えたい事を、どれだけ吸収してくれたか。言い方を変えれば、どれだけ伝えられたか。勿論その伝える内容も重要なのですが、人に物事を伝える事の難しさを、いつも痛感する現場でもありまする。
スポーツの世界では、「名選手、名監督ならず」という言葉がありますが、芸術の分野も当てはまる部分があって、名演奏家が必ずしも名教師になれるとは限りませぬ。取り分け天才肌の演奏家の場合、弟子に対して「なんでこんな事も出来ないんだろ」と思う事がしばしばのようで、アタシの周りでも時折聞く話。苦労してモノにした人ならば、出来ない人の気持ちが分かり、「どうやれば出来るようになるか」を教える事が出来るのよね。
少なくともテーホーも、天才ではないので、出来ない人の気持ちはよく分かりまする。自分も出来ない事も多いので...。
まぁ、今更驚きませぬ。大学を卒業した直後から使っているPHS。当時はDDI POCKETに加入し、自宅がエリア外というのを後から気付いたため、NTT Personalに乗り換え、その後サービス終了に伴い、WILLCOMへ。そのWILLCOMが消滅するんですと。さっき知りました。
この通話品質はスゴイ!
と思いましたが、
つながり易さという点に於いては、1度も満足した事はありませぬ。なかでも一番腹が立ったのは、「災害時につながり易い~」というキャッチフレーズ。アタシのは全くつながらず、3.11直後のテーホーの消息がしばらく不明だったのは、ファンの皆様ならばご存じの通り。外向けに安否がはっきりしたのは、NAOTO君のTwitterでしたからね。
んで、イー・アクセスと合併してからは、つながりやすくなるのかネ?
近年インスタントラーメンのトピックスと言えば、乾麺によるワン・ランク上のクォリティが出せるようになったこと。スープの点ではかなり前にクリアされていましたが、麺はなかなか生には勝てず、そこで線引きされていたのは、周知の事実。
しかし近年の乾麺の開発によって、メーカーによっては、その生麺から切り替えるほど。元々インスタント食品では、世界最先端と言える日本。更なる進化に、テーホーのような庶民生活をおくっている人間には、楽しみで仕方ありませぬ。
この分野ではパイオニアであるにも関わらず、
このクラスでは後発組。
満を持しての登場と言えましょう。ちなみにアタシ、この会社のみそラーメン、未だに美味しいと思った事はありませぬ。塩はイケると思いますが。
早速近所のスーパーに行って探しましたが、その値段を見てビックリ! この5個入りパックが、先行する他のメーカーのものより、¥100も高いではないか! 更に付け足しで驚いたのは、このメーカーの定番商品が、他社の上級クラス商品と同じ値段。んだったら、わざわざ不味いと思っているモノは買わないわな。
アタシも自分に「Blogネタだから」と言い聞かせ購入。普通に食料品としてならば、絶対に買わない値段ですわ。
ま、スープは良し。
しかし今回の論点はスープではありませぬ。
乾麺のレベル・アップが、このメーカーはどこまできたか、というもの。確かにこの出来はなかなか素晴らしい。明らかに先行する他社との差別化もあり、特徴が分かりやすい麺。そして一言で言えば「美味しい」。
しかしなぁ、あの値段だろ。もちろん売られている地域、お店によって、値段はマチマチなのはともかく、テーホーの生活圏では、他社との値段が違いすぎる。そうなると買うときの選択肢に入るのか?という問題に。同じ値段ならば「じゃ、今日はこっちにしよう」と言えますが、その差額を出してまで「こっちの方が絶対にイイ」とは思いませぬ。
値段、大事ですよ。ことインスタント関係は。
テーホーが高校2年生のときから所属する土浦交響楽団。定期演奏会も67回目を迎え、今回は久しぶりにバンダ(金管楽器群の別働隊)も加わり、大変大がかりなものでした。
見ればフツーの大太鼓ですが、
今回演奏した荘厳序曲「1812」は、
1812年のナポレオンのロシア遠征を表現した曲。ロシア軍はナポレオン軍を撃退するのですが、その大砲がこの大太鼓。演奏によっては、本当の大砲(もちろん空砲)を使ったりするものもあって、とてもイベント色の濃い曲です。今回の我らが砲撃手は、キャノン畑澤という女子! まるで女子プロレスラーみたいな名前...。
この築44年の土浦市民会館。
近年響きが変わってきた印象があり、
決して残響があるわけではないのに、豊かな響きを感じさせるものでした。聞くところによると、見ての通り(内部は)木造のつくりで、これらの木が長い年月をかけて乾燥。そうなると確かに響きも変わりまする。Violinなどの弦楽器も全く同じ事です。
最近、市民会館を建て替える場合の意見を吸い上げるアンケートがありましたが、逆に内部をこのまま残すのも選択肢の1つかも知れませぬ。欧州の名だたるホールのように。確かに新たに立て直し、残響をあるホールを作る事は出来ると思いますが、現時点で44年の歳月という、金では買えない熟成を得ています。今後更に熟成させたらどうなるかをみてみたい気もしますね。
1人出演出来なかった団員がいましたが、
エキストラ(賛助)の投入無しで、
6人が勢揃い。尤もこれ以上増えたら、演奏スペースが無いのですが...。
実はテーホー、メイン・プログラムのBeethoven「Symphony No.3」では、最低弦のチューニングをD(レ)まで下ろしました。通常はE(ミ)までなのですが、この曲はその下の音も出てくるのです。エキストラを呼んでいたときは、その方が低い音の出る楽器、五弦のContrabassを持ってきて下さったりしていたのですが、今回は誰もそういった楽器を持っていないので、アタシがその役に。
つまりこの数十名のオーケストラで、一番低い音を出していたのですが、演奏者、お客さんも含めて、果たしてどれだけのヒトが、それを感じていたか...。
バンダのTrombone奏者が、
我らがマエストロとクリソツ。
この髪のサラサラ具合! 昔このマエストロへの質問で、「なんでそんなに髪がサラサラなんですか?シャンプーはなんですか?」と、アンケートに書かれた事がありました。そしてこの彼も、そのサラサラ・ヘアーの秘訣を披露。その驚くべき処置とは...!?
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