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2014年1月 8日 (水)

パチカの青年

 今回のなおていツアー(!?)...って、京都しかありませんが、その道中で遭った車旅ならではの事。

Ntt2014b伊勢湾岸道路の、

湾岸長島PAで足湯に浸かっていたときのこと。

そこへ写真を撮ってくれと頼みに来た青年。

その彼は職業、ヒッチハイカーという、つまりヒッチハイクで以て移動する、さすらいの旅人。聞けば大津SAまで行きたいというので、我らなおてい機材車に乗ってもらう事に。

 道中は彼の経験談をたくさん聞かせてもらいました。若干27歳ながら、もう70~80歳は生きたのではないかというくらいの百戦錬磨。相当な修羅場もくぐっているようで、男としてとても魅力ある人物でした。よく言いますが、「勇気をもらった」感じです。

Pachica1 更に彼は、

パチカという打楽器の名手。

オーストラリアでは、

これのストリート・パフォーマンスで生計を立てていたそうな。

別れ際の大津SAで、

彼の技を見せてもらいましたが、いやはや素晴らしい。更には翌日の哲啼的茂樹ライブのゲストに!

Ntt2014c 彼の生き方を見ていると、

我々ミュージシャンでも得がたいものがあって、

はっきり言って自分達の小ささを思い知らされる感じ。

世の中骨のある男はまだまだ居るんだなぁ、とメンバー全員が感心した次第。いや、新幹線移動をした1人を除いて(笑)。

 これだから和気藹々とした車移動のツアーは辞められませぬ。時間もかかるし、運転をしなくてはいけないリスクもありますが、利便性を優先させた移動より、はるかに得るものがありますね。次のなおていツアーも車移動かなぁ。

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コメント

昨日の「哲啼的茂樹」のゲストさん,すごかったですね!
初めて見ましたが,圧倒されました.

ある種のパーカッションかもしれませんが,萱谷さんもびっくり!!ですよね.

石垣島でもパチカを鳴らしているんでしょうね(^-^)

ていほうさん達も素敵な出会いができましたね.

そういえば、昨年、あの楽器をバリで買ったんだけど、どっかやっちゃった。難しいんだもん。

ジャズピアニスト某氏の演奏旅道中記を思い出しました。
非凡な才能や魅力のある人は、感覚や経験で特別な人や出会いを呼び合うような気がします。
偶然以上に。

> あやさん
 音で聞くよりも、目で見る方が大事。あの技はなかなかのもんでした。

> ゆきうさぎさん
 つまりやってみたって事ね。見つかったときに、リベンジして下さい。

> SSさん
 ほぅ、興味深いですね。以前にもそういう場面があったような気がします。思い出せないのですが...。

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