それでも私はFDを使う
何だかよくある本のタイトルみたいですが、テーホーの作業現場では、未だにFD(フロッピー・ディスク)が主流。このBlogでも何度も登場している、国民機NEC98シリーズの、外部とのデータのやりとりが、FDしか手段がないからです。いや、全く無いと言ったら違うのですが、ネットワークに繋ぐのが今となってはかなり難しいこのマシーン、そうなるとFDに頼るのがフツーの考え。
自宅の在庫が底をつきそうなので、久しぶりに購入。...って、そう言えば大手はもう生産中止をアナウンスして久しい。
このimationの。
右に写っているのは、
恐らくもう新品では手に入らない、2DDタイプ。せっかくなので記念撮影を。ちなみに2HDタイプの3.5インチFD、imationの他には磁気研究所なるメーカーのが入手出来ます。
数年前までは¥100ショップでも売っていましたが、もうPC専門店や、大手家電量販店でしか手に入らないでしょう。こういう記事を書く毎に、自分の作業環境が、あとどれくらい維持出来るのか心配になってきまする。
何しろ管弦楽、吹奏楽から独奏曲、劇版から葉加瀬太郎さん、NAOTO君から教育機関への編曲まで、基本的には国民機98での入力作業。この環境がなくなると、作業効率が劇的に落ちるどころか、せっかくのインスピレーションが、瞬時に記録出来ませんから。
ところで最近知ったのですが、そのテーホーの手足とも言うべきMS-DOS上で走っているソフトウェア「レコンポーザ」の開発元、カモンミュージック。ソフトウェア会社としては何年も前に脱落し、音楽用品のWeb販売店として営業を続けていましたが、それも廃業した模様。我々DTM(Desk Top Music=パソコンで音楽をする形態)という言葉が無かった頃からのユーザーにとっては、1つの時代が終わった感があります。
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