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2014年7月11日 (金)

武蔵野音大ウィンドアンサンブル演奏会 2014

 かつての生徒が出演するので招待券を頂き、聞いて参りました。その生徒は中学生のときにたくみスタジオの門を叩いたのですが、もう大学4年生。ただ親御さんとの付き合いはもっと古いので、彼が幼いときから知っていました。

Musashinowe 実は20年くらい前かしら。

武蔵野音大の吹奏楽は、

聞きに行った事があります。

正直その頃は、

そんなに吹奏楽に縁もなかったので、

ただ聞きに行っただけ、

という感じ。そのときの指揮はロバート・バート先生。場所は池袋の芸術劇場だったかな。今回はオペラシティ。ここで吹奏楽を聴くのも初めて。

 武蔵野音大はオケや吹奏楽の指揮を、外人の先生が殆ど担当。今回もアメリカから招聘されたJames M.Lambrecht先生が振られました。バンドの方は基本的に4年生の精鋭揃い。

 その20年も前の印象が無いに等しいくらいだったので、今回はどうかなと思いましたが、とんでもない! 相当凄いものを聞かされました。20年前とは雲泥の差です。

 と言うよりも、指揮者が素晴らしいのでしょうか。それもあるでしょうし、学生のレベルも格段に上がっています。私の生徒も目立つSoloがたくさん。聞いていて感慨にふけりました(涙)。そして何よりも良いのは、若さ溢れる演奏だという事。勢いを感じましたし、かといって暴走する事もなく、よくコントロールもされていました。それはやはり指揮者の功績か。

 個人的に楽しめたのは冒頭の曲。Michael Markowski作曲「Remember the Molecules」。しかも日本初演。恐らくテーホーを満足させた要因は、この若いMarkowski氏、大学で専攻したのはどうやら音楽ではないようで、作曲は個人的に何人かの先生に習ったと。つまり型にはまったお仕着せが無かった、と想像出来ます。

 まぁ、「吹奏楽的な曲か?」と問われると、恐らく演奏している側はつまらないかも知れませんが、聞いている方としては、非常に楽しい。しかもアタシのような立場の人間が聞くと、まだまだ吹奏楽って可能性を秘めているな、と思わざるを得ませぬ。

 生徒の成長と合わせて、良い音楽を聞いた夜でした。

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コメント

トリフォニーでは、私陸上自衛隊中央音楽隊の演奏会を聴いたことがありますよ。
吹奏楽って、無理やり吹かないと、こんなにまろやかな音になるんだと実感しました。
さすがに、日本を代表する吹奏楽団の一つであるな~と、感激しながら聴いたものであります。

どうでも良いのですが、あのホールは独特な形状をしていますよね。私、この時が初めて訪れたのですが、昔の遊園地にあったであろう「ビックリハウス」のような感覚になったのは、自分だけでしょうか?

> 語る会さん
 実は聞きに行ったときには気づかなかったのですが、ステージに立ったときに、ここのホールの形状に驚きました。ステージからだとビックリハウス感が更に増します。

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