いばらき総文2014器楽・管弦楽【第2日】
高校生の演奏技術レベルに驚愕した第1日目。
どんな驚きがあるだろうと、
期待に胸を膨らませ、
会場へ。
相変わらずホワイエは、
高校生の熱気で室温上昇!?
「高校生たち、出番とかで居なくなると、
急に涼しくなるんですよ」だって。
何しろこのつくばセンターに、こんなに人が集中するなんて、年に何回あるでしょう。
さて、2日目もスゴイ高校生達が盛りだくさん。
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滋賀県立八幡高等学校 音楽部
しっかりした低音に支えられた、ストレートに聞かせてくれるバロック音楽!
岩手県立久慈高等学校 マンドリン部
こんなに幻想的な演奏が聴けるなんて!じぇじぇじぇ!!!
ノートルダム清心高等学校 弦楽部(広島)
隅々まで抜かりの無い、チョー精密アンサンブル!
日本女子大学附属高等学校 弦楽クラブ(神奈川)
指揮者無しで弦泣かせのメンデルスゾーンを快演。正統派ドイツものを、ここまでじっくり聞かせられる高校生は、そうそういるもんじゃない!
長崎県立長崎北高等学校 オーケストラ部
今回唯一、オリジナル曲を携えての登場。これを聞いて、みんな長崎に行ってみたくなった!
埼玉県立川越高等学校 古典ギター部
男子ぃのみ73名のギター軍団。おカシラの指揮は独特。一度観れば忘れられない!
愛知県合同ジャズアンサンブル
アンパンマン・マーチがJazzに。2 TrombonesのInter Playにはヤラれました!
愛知県合同管弦楽団
アマオケの独特の文化がある名古屋地区。そのタマゴ達の演奏もスゴかった!
京都合同オーケストラ
ここまでスター・プレイヤーが揃った高校生オケが今まであっただろうか。そのスター達が「シェヘラザード」のSoloで会場を圧倒。
沖縄県合同オーケストラ
さわやかに始まった曲も、終盤には熱く。つくばの夏に沖縄の夏がプラスされ、沸騰状態!?
宮城県富谷高等学校 弦楽合奏部
しみじみ聞かせてくれた久石節。曲の雰囲気を大事にしている好演!
山形県合同弦楽オーケストラ
今回最もカブッた「Simple Symphony」。ここまでしみじみ聞かせるのは、なかなか出来ないこと。派手な終楽章も丹精に。涙がこみ上げてくる名演!
岡山県立井原高等学校 音楽部
テーホーも真っ青!? 殆どの部員が、管楽器と弦楽器の二刀流!
宮崎県合同管弦楽団
場面転換の早い映画音楽を快演。まるで映像がそこにあるかの様!
神奈川県立相模原中等教育学校 クラシックギター部
高貴な英国音楽をギター合奏で。内向的なエルガーの音楽を見事に表現!
静岡県立静岡東高等学校 マンドリン部
32名、皆暗譜。完全に曲を消化している彼女らの演奏は、もはや芸術の領域!
群馬県合同ギター・マンドリン合奏団
普段ライバル同士が四校同盟。実力は4倍に!
新潟県立新潟中央高等学校 器楽・管弦楽部
堅実なリズム・セクションの元、「ガイーヌ」を快演!
愛媛県立宇和特別支援学校 音楽部
唯一ステージ・パフォーマンスがあった団体。観客をとても楽しませてくれました!
東京都立南多摩中等教育学校 南多摩フィルハーモニー
最初の一音で自然豊かな八王子を彷彿。こういう、技術を越えた部分が一番難しい。
長野県高等学校選抜オーケストラ
県内7校から集結。特徴ある弦の音色なのに、更に百変化!指揮者は魔法使い!?
千葉県立津田沼高等学校 オーケストラ部
均整のとれたオーケストラ。打楽器のバランス感覚が絶妙!
イバラキ・スーパー・ビッグバンド
締めくくりに相応しい、ホスト県の面目躍如。ラッパ女子、チョッパー女子がゴイスー!
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今日はテクニック系よりも、内容の濃いものが多かったかしら。とにかく2日間、楽しませて頂きました。
ただステージ上で自分達を表現する、
その目的のために日夜練習に励み、
我々聴衆を感動させてくれました。この青春時代で得たものを、その後の人生に、是非活かして頂きたいものです。
楽器が弾けるというのは、一生の宝です。
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仕事が休みだったら絶対行ったんですけどねえ…。
我が後輩たちの演奏、聴きたかった。
投稿: 組長 | 2014年7月29日 (火) 23時38分
> 組長さん
素晴らしかったですよ。そしてこれは多くの団体に言えるのですが、彼らは演奏をしているだけでなく、先輩からの伝統を、脈々と受け継いでいるのがよく分かります。堀先生もそう仰っていました。
投稿: ていほう | 2014年7月30日 (水) 08時40分
総合文化祭、こんな感じで行われるんですねえ。知っていれば実家に帰ってくる予定を変更して行けばよかったな。高校時代帰宅部だった私にはない体験です。伝統を引き継ぐ、いいな。あとね、堀了介さん、私の大学時代のあこがれのチェリストです。しばらく切り抜き写真持っていました!
投稿: HIROKO | 2014年7月30日 (水) 11時55分
> HIROKOさん
来年は滋賀、再来年は広島開催です。もしまだ私が茨城の弦楽に関わっていたら、彼らの演奏を聞きに、開催地に出かけたいくらいです。イベント好きなんで(笑)。
堀先生、素敵な方です。いろいろお話し出来て楽しかったですよ。
投稿: ていほう | 2014年7月30日 (水) 14時43分
いばらき総文2014器楽・管弦楽部門、つつがなくの終了何よりです。お疲れ様でした。
娘逹の部門は今日まで。
県を越えた遠方まで見に行こうと思った自分に驚きです。
秋の学校祭で彼らは同じ曲を演奏するでしょうし、
公式DVDも販売されるし、
わさわざ行かなくてもと思いましたが、
この大会に向かって努力してきたエネルギーと、
甘えが一切通用しない緊張感で挑戦する演奏は、
ここでしか聴けないと思い、見届けたくやってきました。
部門が違い、啼鵬さんのコメントがいただけないのが残念です。
投稿: SS | 2014年7月31日 (木) 07時54分
> SSさん
ようこそご来県下さいました。器楽・管弦楽部門もそうですが、やはりご家族の方も一緒に来られるケースが結構あります。県民としては嬉しい限りです。
たった1度しかない高校生活の、貴重な発表の場です。良い思い出を。
投稿: ていほう | 2014年7月31日 (木) 08時49分