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2014年7月29日 (火)

いばらき総文2014器楽・管弦楽【第2日】

 高校生の演奏技術レベルに驚愕した第1日目。

Ibarakisobun2014e2日目は果たして、

どんな驚きがあるだろうと、

期待に胸を膨らませ、

会場へ。

相変わらずホワイエは、

高校生の熱気で室温上昇!?

Ibarakisobun2014f今回リペアをお願いした幹弓さんも、

「高校生たち、出番とかで居なくなると、

急に涼しくなるんですよ」だって。

何しろこのつくばセンターに、こんなに人が集中するなんて、年に何回あるでしょう。

 さて、2日目もスゴイ高校生達が盛りだくさん。

---

滋賀県立八幡高等学校 音楽部

 しっかりした低音に支えられた、ストレートに聞かせてくれるバロック音楽!

岩手県立久慈高等学校 マンドリン部

 こんなに幻想的な演奏が聴けるなんて!じぇじぇじぇ!!!

ノートルダム清心高等学校 弦楽部(広島)

 隅々まで抜かりの無い、チョー精密アンサンブル!

日本女子大学附属高等学校 弦楽クラブ(神奈川)

 指揮者無しで弦泣かせのメンデルスゾーンを快演。正統派ドイツものを、ここまでじっくり聞かせられる高校生は、そうそういるもんじゃない!

長崎県立長崎北高等学校 オーケストラ部

 今回唯一、オリジナル曲を携えての登場。これを聞いて、みんな長崎に行ってみたくなった!

埼玉県立川越高等学校 古典ギター部

 男子ぃのみ73名のギター軍団。おカシラの指揮は独特。一度観れば忘れられない!

愛知県合同ジャズアンサンブル

 アンパンマン・マーチがJazzに。2 TrombonesのInter Playにはヤラれました!

愛知県合同管弦楽団

 アマオケの独特の文化がある名古屋地区。そのタマゴ達の演奏もスゴかった!

京都合同オーケストラ

 ここまでスター・プレイヤーが揃った高校生オケが今まであっただろうか。そのスター達が「シェヘラザード」のSoloで会場を圧倒。

沖縄県合同オーケストラ

 さわやかに始まった曲も、終盤には熱く。つくばの夏に沖縄の夏がプラスされ、沸騰状態!?

宮城県富谷高等学校 弦楽合奏部

 しみじみ聞かせてくれた久石節。曲の雰囲気を大事にしている好演!

山形県合同弦楽オーケストラ

 今回最もカブッた「Simple Symphony」。ここまでしみじみ聞かせるのは、なかなか出来ないこと。派手な終楽章も丹精に。涙がこみ上げてくる名演!

岡山県立井原高等学校 音楽部

 テーホーも真っ青!? 殆どの部員が、管楽器と弦楽器の二刀流!

宮崎県合同管弦楽団

 場面転換の早い映画音楽を快演。まるで映像がそこにあるかの様!

神奈川県立相模原中等教育学校 クラシックギター部

 高貴な英国音楽をギター合奏で。内向的なエルガーの音楽を見事に表現!

静岡県立静岡東高等学校 マンドリン部

 32名、皆暗譜。完全に曲を消化している彼女らの演奏は、もはや芸術の領域!

群馬県合同ギター・マンドリン合奏団

 普段ライバル同士が四校同盟。実力は4倍に!

新潟県立新潟中央高等学校 器楽・管弦楽部

 堅実なリズム・セクションの元、「ガイーヌ」を快演!

愛媛県立宇和特別支援学校 音楽部

 唯一ステージ・パフォーマンスがあった団体。観客をとても楽しませてくれました!

東京都立南多摩中等教育学校 南多摩フィルハーモニー

 最初の一音で自然豊かな八王子を彷彿。こういう、技術を越えた部分が一番難しい。

長野県高等学校選抜オーケストラ

 県内7校から集結。特徴ある弦の音色なのに、更に百変化!指揮者は魔法使い!?

千葉県立津田沼高等学校 オーケストラ部

 均整のとれたオーケストラ。打楽器のバランス感覚が絶妙!

イバラキ・スーパー・ビッグバンド

 締めくくりに相応しい、ホスト県の面目躍如。ラッパ女子、チョッパー女子がゴイスー!

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 今日はテクニック系よりも、内容の濃いものが多かったかしら。とにかく2日間、楽しませて頂きました。

Ibarakisobun2014g 彼らはコンクールのように点数がつくわけでもない、

ただステージ上で自分達を表現する、

その目的のために日夜練習に励み、

我々聴衆を感動させてくれました。この青春時代で得たものを、その後の人生に、是非活かして頂きたいものです。

 楽器が弾けるというのは、一生の宝です。

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コメント

仕事が休みだったら絶対行ったんですけどねえ…。
我が後輩たちの演奏、聴きたかった。

> 組長さん
 素晴らしかったですよ。そしてこれは多くの団体に言えるのですが、彼らは演奏をしているだけでなく、先輩からの伝統を、脈々と受け継いでいるのがよく分かります。堀先生もそう仰っていました。

総合文化祭、こんな感じで行われるんですねえ。知っていれば実家に帰ってくる予定を変更して行けばよかったな。高校時代帰宅部だった私にはない体験です。伝統を引き継ぐ、いいな。あとね、堀了介さん、私の大学時代のあこがれのチェリストです。しばらく切り抜き写真持っていました!

> HIROKOさん
 来年は滋賀、再来年は広島開催です。もしまだ私が茨城の弦楽に関わっていたら、彼らの演奏を聞きに、開催地に出かけたいくらいです。イベント好きなんで(笑)。
 堀先生、素敵な方です。いろいろお話し出来て楽しかったですよ。

いばらき総文2014器楽・管弦楽部門、つつがなくの終了何よりです。お疲れ様でした。

娘逹の部門は今日まで。
県を越えた遠方まで見に行こうと思った自分に驚きです。

秋の学校祭で彼らは同じ曲を演奏するでしょうし、
公式DVDも販売されるし、
わさわざ行かなくてもと思いましたが、
この大会に向かって努力してきたエネルギーと、
甘えが一切通用しない緊張感で挑戦する演奏は、
ここでしか聴けないと思い、見届けたくやってきました。
部門が違い、啼鵬さんのコメントがいただけないのが残念です。

> SSさん
 ようこそご来県下さいました。器楽・管弦楽部門もそうですが、やはりご家族の方も一緒に来られるケースが結構あります。県民としては嬉しい限りです。
 たった1度しかない高校生活の、貴重な発表の場です。良い思い出を。

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