納豆飯専用野沢菜
漬け物はその地方限定のものも数多くありますが、野沢菜もその1つ。流通していない地域からすれば、「ソレ何?」という感じかも知れませぬ。しかしながら、これほど美味しい漬け物が地方限定というのもねぇ。ま、逆に其れが良いのかも。
納豆ご飯専用だそうな。
なるほど、確かに想像するだけでも美味しそう。
ちなみに玉子かけご飯専用バージョンもありました。早速試してみました。
パッケージにある通り、納豆には味付けせずに、この野沢菜の味で。「ちょいたし」という言葉も、もう死語でしょう。流行ったのはもう2~3年前ですよ。そんな「ちょいたし」をキーワードに、こんな番組もやったくらいですから(2012年12月12日参照)。
んでもって食べてみると...。なんか全然味が無い。もちろん野沢菜自体は美味しいですが、「ちょいたし」程度では、全体に味がまわらないんですよ。あとビミョーな扱いなのが、野沢菜の汁。これを混ぜた方が良いのか、その説明はありませぬ。
ただうっかりしていたのですが、このパッケージの盛り付け参考例。納豆と野沢菜は混ぜてない!そしてパッケージデザインのせいで、「野沢菜」という文字に納豆の写真が隠れて、納豆の量が分かりかねますが、それを差し引いたとしてもこの野沢菜の量、「ちょいたし」の範囲を越えてないか?
これくらいに。
文字通り納豆と野沢菜のコラボで美味しかったですが、
もしかするとこの商品、納豆を選ぶかも。あらゆる納豆に合うとは思えませぬ。また製造する側は、作ってハイおしまい、ではなく、ちゃんと食べ方の説明を付するべき。
んなワケで、「商品としては不完全」という評価を下さざるを得ませぬ。
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