最近のトラックバック

« あの頃難しかった曲 | トップページ | 通販下手 »

2014年12月14日 (日)

土浦交響楽団第69回定期演奏会

 23年ぶりに取り上げるDebussy作曲「牧神の午後への前奏曲」や、生誕100年を迎える伊福部昭の代表作「交響譚詩」、そして交響曲というジャンルで、人気の高いBrahmsの「Symphony No.4」。パッと見はごった煮のような感じですが、とても充実したプログラムの土響定期。

Tso69th記念すべき70回目の手前としては、

十分過ぎるくらいの内容で、

しかも指揮は今回で契約が終わる佐藤迪氏。

熱が入らないワケがありませぬ。

ちなみに土響が邦人作品を取り上げるのは、

これが4回目。

初めて取り上げたのはアンコールで、外山雄三先生の「管弦楽のためのラプソディ」。2回目は創立20周年記念委嘱作品で、アタシの作品「20年の軌跡」。3回目は30周年記念で書いた、これまたアタシの作品。ちなみにこのときの指揮も佐藤さんでした。

 そして4回目は前述の通り、アニバーサリー・イヤーの伊福部先生。彼の著書「管弦楽法」は、ほぼ事典と言ってイイもので、作曲家なら必ず持っている名著。勿論うちにもあります。

Tso69th1 ところで今回、

テーホーは煮え切らずに本番を終えました。

最後まで迷っていた、

スコルダトゥーラを敢行。スコルダトゥーラって? 弦楽器の調弦を変える事です。Brahmsの管弦楽作品は、基本的に4本弦のContrabassを想定して書かれていますが、今回の4番交響曲は5本弦の楽器を想定していて、普段よりも低い音が書いてあります。

 うちのContrabassの団員は皆、4本弦の楽器しか持っていないので、更に下の音が出せませぬ。そこでテーホーが最低弦を緩め、更に低い音まで出そうってワケ。練習時には何度もやっていましたが、本番でどうするか...。

 結局やったのですが、これは2楽章までで止めておきゃ良かった。当然調弦を変えれば、その弦の押さえる箇所が変わるので、とても弾きにくくなります。更に弦は緩むので、音も出しにくくなるし。3楽章、4楽章ではこのリスクを冒してまでやる効果はありませなんだ。

Tso69th3 さて、お馴染み土浦市民会館。

1969年の開館ですから今年で45年。

以前このBlogでも記事にしましたが、

基本的にはデッドなホールながら、近年木の乾燥ゆえか、響きが生まれるようになり、今回もその変化を指揮者佐藤さんは驚いていたようです。確かに「残響(リバーブ)」と呼ばれるものは無いものの、オーケストラの鳴り方が昔と明らかに違います。これはホールの変化によるものです。

 まぁ、この地域柄、管弦楽や吹奏楽で使われる回数は、とても少ないですが、それでもこのホールの熟成を見守っていきたいですねぇ。

 ご来場下さいました皆様、有り難うございました。

« あの頃難しかった曲 | トップページ | 通販下手 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132426/60811489

この記事へのトラックバック一覧です: 土浦交響楽団第69回定期演奏会:

« あの頃難しかった曲 | トップページ | 通販下手 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ