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2015年1月21日 (水)

名ソフト列伝:Notator SL

 大量のデータFDを捨てる事になったワケですが(2015年1月20日参照)、そのデータはATARIというパソコンのNotator SLというソフトのデータ。この名ソフト「Notator SL」の思い出話を。

Notatorslman 最初に購入したときは、

単に「Notator」という名前だったかと記憶しています。

C-LAB社というドイツの会社。

ソフトの定価も¥100,000ポッキリ。

消費税もギリギリ無かった頃のハナシ。

そのうちバージョン・アップを重ねるうちに、「SL」という名前が付くのですが、これは「Soft Link」の略で、文字通り他のソフトとリンク出来るというもの。今では珍しくも何ともありませんが、当時は「おぉ!」っと思った人も多かったハズ。外国では。

 ま、そのリンクするソフトというのは、動画作成ソフトだったりして、要は其れで作成した動画に、音楽を付けるといった使い方。しかしこの当時そんなものをATARIで以て使う人は、日本には居なかったかと。AMIGAならば居たと思いますが。

 結局ソフトの定価も¥120,000となり、更に廉価版「Notator ALPHA」とか出た記憶があります。

 思えばNotator SLはホント凄いソフトで、よくもまぁ非力なマシーンでここまでのコマンドをこなせたなと。何しろCPUにモトローラ68000の16MHz、メモリ2MBや4MBとかで走らせていたので、色々推察すると、OSだったTOS(The Operating Systemの略、そのまんまじゃん!)の出来が良かったという事か。

 とは言え、アタシのように、吹奏楽や管弦楽と言った、パート数の多い曲を扱うと、途端に重くなり、画面の再描画に数秒、音を再生するのも、「PLAY」を押してから数秒して始まる!などと、今だったらすぐにストレスに感じるような事も多々ありました。

Notatorslcart ちなみに写真右は、

ソフトを起動するためのカートリッジ。

これをポートに差し込んでおかないと、

Notator SLは起動しません。つまり不正コピー防止用。このスタイルは後のLogicにも受け継がれました。今だとネット経由での認証で済むんですがね。

 写真左は、MIDI出力ポートを増やす分配器。NotatorがC-LAB社からE MAGIC社になってからのオプション品。ATARIにはMIDI端子が実装していましたが、IN/OUTが1つずつなので、そのOUTを増やし、再生出来るパート数が多くなるという、夢のようなポート。MIDIチャンネルは16ですので、本体のOUTと合わせれば、64パート巨大オーケストラが再生出来る! MahlerでもStravinskyでも何でもこい!

 ま、テーホーのようなヘビー・ユーザーでも、さすがに64パート全部使う事はありませんでしたが、それでも通常の16chでは足らない事も多かったので、この分配ポートは非常に有り難かった。もちろん曲が肥大化するにつれ、「PLAY」を押してから音が鳴るまでの間隔は長くなるんですがね。

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