思い出のフロッピー
我が家が初めてパソコンを購入したのは、啼鵬が中学生の頃、1980年代後半。当時はパソコン業界に「競争」は無かったと言って良く、ほぼNECの独占。「国民機」という代名詞が付く理由はソコ。ビジネスなら98、ホビーなら88と言われていた時代。
そしてうちは、父親の職場で使っていたという理由で、やはり国民機98を。9801vmという機種ですが、そこに搭載されていた記憶媒体が5インチのFDD。そう、やはり啼鵬にとってFDと言えば5インチ!
また出てきました。
比較のために3.5インチと並べましたが、
やはりデカい。尤も当時はまだ8インチFDもあって、そっちはもっともっとデカい!
この少し前の時代は、カセット・テープに記録するのが一般的。スピードも遅く、またエラーも起きたり。そこいくとFDは読み書きが速く、エラーも少なかったのですが、まだまだ高価なもの、という位置づけ。さすがにテーホーはその時代は経験していませんが、友達の中には、マイコン(マイクロ・コンピューター)と呼ばれたコンピューターで、ゲームをプログラミングしたりして、其れをテープに記録していました。
この5インチ・フロッピー。恐らく殆どのマシーンがそうだったと思いますが、読み書きの音がうるさく、いちいち「ガッチャン、ガッチャン」と音をたてていました。これがまた、いかにも読み書きしている感じ。
ところで変わったのはハード・ウェアやソフト・ウェアだけではありませぬ。パソコン用語も随分変わったものもあります。昔データを読み込む事は「Load」と言いましたが、今はファイルを「Open」と言うんですねぇ。いや、「開く」か。ディレクトリという概念は、フォルダというものに置き換わりました。
今後もまた変わっていくのかしら。
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