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2015年2月27日 (金)

MIDIの産物

 20世紀の音楽史上、最大の発明と言われるのがMIDI。Musical Instruments Digital Interfaceの略で、電子楽器の規格。それも国際標準。この規格が出来る前にも、似たような機能はあったのですが、MIDIのおかげで、ことポピュラー音楽の世界は、目まぐるしい発展をしました。

 電子楽器同士をつなぐ規格であるMIDIは、パソコンとも接続し、コントロール出来るもので、いわゆる「打ち込み」というのは、このMIDIで以てつながれたシンセサイザー、サンプラー等をコントロールするものです。

 ただ時代と共にこのMIDIは姿を変え、MIDI端子はUSB端子に取って代わりました。その方が処理スピードも速いし。

 更に言うと、USBでシンセやサンプラーにつながなくても、PCのソフト上で鳴らす音源(通称:ソフト・シンセ、ソフト・サンプラー)の発達で、打ち込みのみの制作ならば、(性能の良い)PC1台で事足りる時代に。

 余談ですが、MIDIの誕生で「打ち込み」が発達したために、それらが生身の人間の演奏に取って代わり、プレイヤーの仕事が激減したのも事実です。

A880a 今回紹介するのは、

まだMIDI機器を何台も駆使していた時代、

大活躍したマシーン。

MIDIパッチベイと呼ばれた、言ってみればMIDIの切り替え器。元々パッチベイというのは、Audio Visualの機材で、複数の接続された機器を切り替えるためのもの。それのMIDI版。

 前述のように、PC上で全て済むようになると、こういうモノは使わなくなります。そもそも今のMIDI機器はUSB接続ですし(あ、それだとMIDI機器とは言わないか...)。またその機能を置き換えた、USBパッチベイなんてものもないだろうなぁ。複数のUSB機器を切り替えて使う、なんて状況はおおよそ無いので。

A880b いや、あるのか?

PCにKeyboardの他、

Guitar型のコントローラー、

更に外部接続の音源、そして録音用のマシーンをつなぎ...。

 ま、そんな発想をする事自体、All In Oneの時代についていけてない事を露呈するようなもの。

 ところでこの、業界では定番だったRoland A-880。INとOUTをそれぞれ8個持ち、その接続パターンをいくつか記憶出来るというもの。と言っても啼鵬の場合、1度つないだらつなぎっぱなし。ならばもっとコンパクトなものはないのか?って感じですが、この1Uサイズのラックマウント・タイプというのも、何となくステータスでした。

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