NAOTO君の曲集2
2011年に出版されたNAOTO君の曲集(2011年6月4日参照)の続編です。
現在放送中のNHK「スタジオパークからこんにちは」の
テーマ曲「HIRUKAZE」が入っているコト!
なんですが、
実はさりげなく凄い本になっています。
今回はオリジナル作品の他に、「チャルダッシュ」や「調和の霊感」といった、音楽史に残る曲をNAOTOバージョンで出版しています。これがどれほど「スゴイ」事なのか、その凄さを説明するに、なかなか言葉が見つかりませんが、例えば協奏曲やソナタなど、そういった曲の校訂は、然るべき奏者や学者さんがやります。それらは海外の有名出版社からでています。
例を挙げるとメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」。通称メンコン。ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から出ているのは、イーゴリ・オイストラフの校訂・編曲。カール・フィッシャー社のは、レオポルト・アウアー。ペータース社のはカール・フレッシュ。と、ほんの一部ですが、有名曲ともなると、何人もの人のバージョンが出ているワケ。
ちなみに今回NAOTO版で出している「調和の霊感 作品3の8」は、オイレンブルグ/ブライトコプフだと、ホグウッド先生が校訂・編曲。
クリストファー・ホグウッド。日本ではNHK交響楽団も指揮しているので、指揮者として有名でしょうか。編曲作品も多く出版されていますが、音楽学者のイメージも強い方。アタシが指導している団体が、先生の編曲されたハイドンの交響曲を取り上げたことがあり、スコアを吟味した事がありました。
そういうのと肩を並べてんのよ、NAOTO君の曲集。分かってんのかなぁ、金髪センセ。
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まじ!?買おうかな。
ホグウッドといえばエンシェント室内管弦楽団。高校時代よく聴いてました。軍隊所属でしたので。
投稿: 組長 | 2015年5月12日 (火) 01時21分
> 組長さん
1もそうですが、いわゆる「使える」楽譜です。よくありがちな、初心者向けの簡易なもので、中級者以上が弾くと、「簡単だけど演奏会本番にはねぇ...」というものではありません。
葉加瀬さんの曲集もそうですが、出版社側にとっては「初心者向け」が一番数が出るわけで、このクラスの本を出版するというのは、ある意味脱帽ですよ。
投稿: ていほう | 2015年5月12日 (火) 09時56分
いいえ、わかっておりません。
どころか、いつも弾いてると思えるものを書き起こしただけです。
これもひとえに、あなたのおかげですよ。
投稿: ぽっぱぁさん | 2015年5月12日 (火) 11時52分
> ぽっぱぁさんさん
ぎゃ!ハート・マーク!!
アタシなんざぁ、何のお役にも立てておりませぬ。もっと精進せねば。
投稿: ていほう | 2015年5月12日 (火) 17時30分
・・・なんだか 面白い会話(^^
投稿: kazemai | 2015年5月13日 (水) 21時01分
> kazemaiさん
NAOTO君は関西人なので、アタシは彼の波長に付いて行くのが精一杯なのですよ。
投稿: ていほう | 2015年5月13日 (水) 23時59分