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2015年7月12日 (日)

玉木亮一TUBAリサイタル2015

 T京G大作曲科を卒業している啼鵬は、本来「作曲」をする事が国費を使って勉強させて頂いた事への恩返し。楽器なんか弾いている場合じゃぁない!?

 ま、今は定員が減りましたが、アタシの頃の作曲科は1学年20人。たいていの人が「多いですね」と言います。多いです、確かに。多いと色々な人材が輩出されまする。啼鵬のようなものとか。

Tamakituba2b そしてこの度、

純粋に作曲家啼鵬の仕事。

「委嘱作品」です。

札幌交響楽団のTuba奏者、

玉木亮一さんから受けました。

しかもタイトルも真っ向勝負「Tuba Sonata」です。

 純粋音楽の作曲家としての「Sonata」は、基本中の基本。書けなければG大入試には合格出来ないし、「ソナタも書けなくて作曲家と言えるのかぁ!」と怒鳴られても仕方無い。あくまでClassicの世界での話ね。

 その世界初演。札幌まで行って参りました。自分が演奏する訳ではないのに、緊張が走りまする。そう、啼鵬は演奏する事自体、緊張する事は殆どありませんが、こういう状況だと結構そわそわと。

 玉木さんがしきり仰っていましたが、「誰も聞いた事がない音楽を、自分が世に出すという事」。そうなんです、新曲の初演とはそういう価値なのです。

Tamakituba2a 玉木亮一さん、

そしてPianoの浅井智子さん、

世界初演の大役、

お疲れ様でした。そして会場で生き証人になって下さった方々、有り難うございました。

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コメント

うわ~。俄か(?)チューバ奏者の私も聴いてみたいです。

チューバの独奏曲というと、ヴォーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲ばかりという感じで、こういう純粋に単独での演奏は、花形楽器には決して判らないであろう心境です。

それにしてもポスターの回数を見ると、驚くべき数字ですね。第1355回!?。やはり、PMFの影響もあるのか、音楽文化都市として成熟しているなあと、羨ましく感じます。

> 語る会さん
 どうやらその協奏曲が、歴史的にTuba Concerto第1号のようです。
 今回は拙作も含め、編曲モノ無しの、Tubaのためのオール・オリジナル作品でした。それはとても意味のある事です。

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