啼鵬の協奏曲
今週末に迫ったOut of the Standardと弦楽合奏団弓組の共演。
Glazunovの「Saxophone Concerto」がきっかけ。
学生時代から須川展也氏との共演で、
プロ活動を開始しましたが、
そのときによく聞いたのがこの曲。
アタシが出演するのはたいてい後半。
前半はSaxとPianoでのプログラム。当然Saxのためのオリジナル曲をやるので、このGlazunovも頻繁に。
そしてEuphoniumの方は? となったときに、同じく弦楽合奏伴奏の協奏曲を書く事を思いつき、今回初演の運び。
実は啼鵬、これまで協奏曲、もしくは協奏曲スタイルの曲は書いたものの、なかなか演奏されませなんだ。大学3年のときに書いた「Bandoneon Concerto」も、結局は演奏の機会に恵まれず。卒業作品はSolo Clarinetと弦楽のための作品。これも未だ初演されず。
敢えて言うなれば、Pianoの小品をピックアップし、其れに室内オーケストラの伴奏を付け、協奏曲風に仕上げました。大学の芸術祭で初演。その後、高校時代の恩師がSolo Pianoを担当し、啼鵬が指揮をして再演。
ちなみにこの曲の初演と再演。両方にNAOTO君が関わっていて、再演のときはコンサート・マスターもやってくれました。其れも前世紀の話...。
そんな啼鵬の久しぶりの新作協奏曲。是非、歴史的瞬間に立ち会って下さい。10月3日に新鎌ヶ谷MT Milly'sで。
それにしても何でアタシ、いつもセンターなんだろ。
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