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2015年9月17日 (木)

弦楽男子

 ここ数年指導をさせて頂いている、茨城県の高校生弦楽合奏団。今年のチームは土浦一高、勝田高校、並木中等教育学校の皆さん。

Kigakukangen2015b 何となく見渡すと、

今年は男子の割合が多いような...。

つまりは新入生に男子が多かったという事か。

 毎年の事ですが、メンバーは幼い頃から習っていた人もいれば、高校に入ってから始めた人も。その技術格差をどう埋めるかが、我々指導する側の悩みどころ。

 取り分け私は選曲を任されているので、取り上げる曲によっては、とんでもない結果になりまする。弦楽合奏のレパートリーは、膨大な数がありますが、有名なのはごく一部。もちろん、この現場では曲の知名度はあまり問題にはなりませんが。

Kigakukangen2015a 啼鵬は全体合奏の他に、

Violaの個別指導を担当。

そして合間に他のパートも見学。

特に勉強になるのはContrabassパート。アタシの先輩が指導されているのですが、これがまたスバラシイ。体当たりガチンコ系の指導で、毎回勉強になりまする。

1kokyukosha この日の会場は土浦一高。

旧本館は文化財に指定され、

ドラマや映画の撮影にもよく使われます。

一般公開もされているので、いつかは中に入ってみたいのですが、なかなか機会に恵まれず...。

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コメント

我が地元でも、プロオーケストラ奏者が来て指導をしてくれる音楽祭があります。

でも音楽祭シーズンだけでは勿体ないということで、基礎講座や中級講座を設けて、拡大している最中です。
ただ、行政が主体なので、税金投与という点では、無尽蔵にやるわけにもいかないのが悩みの種です。(やってくれるだけ有難いのですがね。。。)

でも、各パートに1人ずつ指導者が来るというのは、自分たちが現役の頃から考えたら、めちゃくちゃ贅沢なこと。しかも年1回の発表会は、プロの指揮者(それも結構有名な方だし)による演奏会まで実施!!!!

折角のクラブ活動。しかも一生でも続けていける音楽という趣味。多感な時期に、いっぱい吸収して、一人でも多くの音楽ファン定着になると良いのですがね。

> 語る会さん
 指導する側は、学生に何を残してあげられるか、いつも真剣勝負です。多感な時期に触れる芸術は、その後の人生にも大きく影響するでしょう。
 僕は高校3年生のときに土浦交響楽団でTchaikovskyの「Symphony No.5」を演奏しました。その歳でこの名曲に触れる事が出来たのは、人生の財産です。

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