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2015年11月19日 (木)

アンデパンダン展~第1夜~

 記事の順序が逆になってしまいましたが、旧友に再会したという演奏会(2015年11月18日参照)。

Andepandan現音・秋の音楽展2015

いま聴く 生まれたての音符たち

と冠に付いたコンサート。

Classicでは「現代音楽」というジャンルです。

この「現代音楽」という括りも、

なかなか線引きがムズカシイ。

 今生きている人が作った曲を全て「現代音楽」と呼ぶかというと、そうではありませぬ。啼鵬の作風のように、平易なものであれば、いくら「現代」に作られても、「現代音楽」とは言いませんし、とっくの昔に亡くなった人の作品でも、未だに「現代音楽」と呼ばれるものも数多くありまする。

 ま、今回は取り敢えず一般的に「現代音楽」と呼ばれる作品なので。

Takesama1中央が作曲者の遠藤雅夫先生。

啼鵬の敬愛する先生で、

直接作曲を習った事はないですし、

そんなに多くの時間、接触があったわけではないのですが、多くの事を学びました。お会いするのは昨年のお正月以来(2014年1月4日参照)。

 そして両脇のお2人さん。この日の演奏に限って言えば、「テクニックがあって、音楽性が素晴らしく」なんて語るのは、逆にナンセンスと思えるくらい、まず自然体。2人の息もピッタリで、一般的には難解に思われる「現代音楽」というジャンルを、聴衆に伝えるという点においても、非常にスマートに演奏していました。

 それは「この演奏だったら、この曲の良さが分かる!」といったもので、彼らはまず曲を隅々まで理解し、よく消化した上で我々聴衆に届けてくれたのでした。

 作曲家という立場からみた演奏家としては、この上ない人選と思われまする。そして、その場に立ち会う事の出来た聴衆の1人として、惜しみない拍手を贈りたいと思いました。

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コメント

素晴らしい演奏会だったことが、文面からひしひしと伝わります。
何といいますか、やはり良い演奏ってテクニックだけじゃないんですよね。
私も滅多に足を運ばなくなりましたが、演奏会に行くと「あそこのトロンボーンの音が…」とか言っている人に出会いますが、別に吹奏楽コンクール聴いている訳じゃないんだし、もっと大らかな気持ちで聴いたら?とアドバイスしたくなる方がいます。(というか、コンクールも大らかな気持ちで聴いたほうが、窮屈な感じはしませんがね。だって、私たちは別に審査しているわけじゃないんだし…)

ちなみに、私の中学校の音楽の師匠は、こういった演奏にめぐり合ったとき「電気が走る」と表現していました。私がその経験をしたと報告したら、「良かったね。それが音楽だよ。」と言ってくれた言葉が、今でも忘れられません。音楽も師匠も、めぐり合いって大切ですよね。

> 語る会さん
 現代音楽のコンサートは、何か「理解するために」聴く、といった感じになってしまうんですよ。今回の先生の曲は、「感じる」ものでした。そして後で先生に「僕も最近は、ああいった作風なんだ」と、ご自身の作風の変遷の話をされました。
 確かに作曲者は「作風」が年と共に変わっていく事が多いです。今後の先生の作品も楽しみです。

啼鵬さん、こんにちは。私も聴きにいきましたが、仰るとおり素晴らしかったですね。変かも知れませんが、パウル・クレーの画を思い起こさせるような演奏でした。とてもアーティスティック♪啼鵬さんの現代音楽の曲も聴いてみたいです!

> ear earさん
 アハハ、私の現代音楽の曲...。もう無理ですねぇ。学生時代に書いたものくらいしか...。

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