ウシ研Winter Concert Vol.3
Out of the Standardでご一緒しているだけでなく、他にも大小様々な音楽活動を共にしてきた岩手大学准教授、牛渡克之先生。彼の研究室主催のコンサートに賛助出演して参りました。
初めて盛岡で演奏したのも、
この舞台でした。
そのときは盛岡サックス・アンサンブルとの共演。彼らとはまた数年後に再会するのです(2012年2月17日参照)。
今回Vol.3とありますが、
毎年ウシ先生が熟考の末、
プログラムを決定。人選を進め、事務仕事もゴチャゴチャと大変。大学の先生らしく、音楽以外の仕事でいっぱいいっぱい、という感じのようです。
オケ中でViolinを弾く。
のは(どちらかと言うと)ついでで、
それだったらViolinの専門奏者を呼ぶだけで済む。
実は他の曲では違う楽器でのるため。
つまりは本来だと何人も呼ばなくてはならない賛助出演者を、アタシ1人で賄うという、牛渡研究室の経費節約に大いに貢献したのでありました。ちなみにViolinは1stだったので、こんな角度から指揮者を拝むのも久しぶり。
どちらも「バ」がつく楽器。
BandoneonとBanjo。
こんな楽器が入る曲なんてあるんかい?って思われる方、フツーの感覚です。本当はあとGuitarも弾くはずでしたが、そちらはPianoで既に練習していたので、そちらにお任せ。
曲はというと、Kurt Weillの「管楽合奏のための『小さな三文オペラ』」。あの有名なブレヒト劇「三文オペラ」の組曲版とでも言いましょうか。で、オリジナル指定でちゃんとBandoneonやBanjoが入っているのです。尤も「1人で持ち替えをしなさい」とはありませんケド。
しかし本当の原典版では、ほんの数人で演奏していて、各人が色々な持ち替えをしています。ま、テーホーが何人も必要ね。
あとの曲は、Mozartの「FluteとHarpのための協奏曲」、Ravelの「クープランの墓」。それらはViolinでのったってワケ。
スリー・ショット!
Flute嬢はどうやら弟ゴルゴと、
国立音大で被っているようでした。
オケの編成は小さかったですが、ホールの響きがそれを思わせない程、豊かにしてくれました。
2016年最初の本番は、このウシ研コン。雪のちらつく盛岡で、温かい演奏会に参加出来て、嬉しかったですね。学生の皆様、賛助の皆様、お疲れ様でした。
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今回もどうもありがとう。さすが啼鵬いつの間にかソリストと写真撮っているではないか!
投稿: うしし | 2016年1月13日 (水) 05時52分
> うししさん
こちらこそ、とても楽しい本番でした。これでBanjo歴にまた1つ追記が。
ソリストのお姉さん達は、帰りがけに。
投稿: ていほう | 2016年1月14日 (木) 07時12分