歌伴編曲
啼鵬の編曲仕事の多くはインスト系。室内楽からオーケストラ、吹奏楽や単一楽器の合奏など、形態も様々。これらの編曲と一線を画すのが「歌」の伴奏を編曲することです。これはソロ楽器を歌に差し替える、というものでは成り立たず、きちんと「歌伴」としての編曲を施さなくてはなりません。
ちなみにバンドもそう。昔なおとくんとていほうくんを立ち上げた頃、歌のバックもやったのですが、これが全然駄目ダメ。歌の後ろで好き勝手やってるだけ。今から思えばそのときの歌手、やりにくかっただろうなぁ。なおていも10年以上やったくらいから、各々がそれぞれの現場で色々覚えてきて、歌のバックバンドたるものがいかなるものか、分かってきたようでした。
啼鵬も近年、笹本玲奈さんのコンサートの音楽監督をやらせて頂いたりで、歌モノを少しずつ覚えてきました。今回もその笹本さんが、安蘭けいさんと共にオーケストラをバックにコンサート。その編曲を何曲か担当致しました。
オーケストラは日本フィルハーモニー交響楽団。
今年創立60周年を迎える日フィル。
共演したソリストによっては、啼鵬の編曲を演奏して頂いた事があるかも知れませんが、直接接触するのは初めてでした。コンサート・マスターは様々なシーンで何度もご一緒している、木野雅之さん。TubaにはOut of the Standardと共演して下さった柳生和大さんも(2010年12月21日参照)。DrumsにはDOZENというバンドでご一緒した三浦肇さんも。
明日の本番が楽しみです。
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