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2016年8月 2日 (火)

再会:2016ひろしま総文

 全国高等学校総合文化祭が茨城で開催されたのが2014年(2014年7月28日2014年7月29日参照)。啼鵬は講師を務めさせて頂いたのですが、そのときに出場した学校、今回も出場していました。私は残念ながら初日の午前中しか聴けなかったのですが、その中に登場。

Kosobun40th3 それもすぐに分かりました!

岐阜県立坂下高等学校のギター・マンドリン部。

少人数のアンサンブル(今大会最少)ながら、

指揮をする先生のなんて楽しそうなコト!

一昨年と全く同じ印象でした。

この団体は恐らく、その指揮者先生と一緒に音楽をやりたい、と希望する学生で構成されているに違いありませぬ。更に先生は生徒の2歩も3歩も前を行っていて、音楽ってこんなに素晴らしいんだ!という事を導き出しているように思えました。アタシもその先生の指揮で楽器を奏でたくなりました。

 そして香川県立善通寺第一高等学校の管弦楽部。相変わらず大所帯。今回は100名を越える超巨大オーケストラ! 前回も「オケと吹奏楽を足して2で割ってない」とコメントしましたが、今回もそう。弦楽器はフツー、と言うか人数配分からすれば少なめ。管楽器は優に吹奏楽コンクールA部門に出てもお釣りがくるくらい。

 見ればTubaは3人、EuphoniumやSaxophoneまでいて、それを編曲によってオケに組み込んでいるのがマエストロの先生。しかし演奏を聞いてみると、管楽器がブリブリ叫んでバランスの悪い合奏、なんて事は全然なくて、弦もきちんと聞こえ、抑制され音色重視の金管楽器群、彩りを添える木管楽器群と、普段の管弦楽では聞けないサウンド。

 これは編曲よりも、演奏する際のバランスをとる、マエストロ先生の手腕に他なりませぬ。楽器配置も管弦楽と吹奏楽を融合させた配置。例えばTubaはContrabassの前に並ばせるなど、恐らく相当試行錯誤した上での結論と見受けられまする。そしてそれらの熟慮が、きちんと結果として表れている。なんてスゴイOrchestraなんだ。

 こりゃ、来年も聴きに行くしかないな!

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