さよなら西武筑波店
先日西武筑波店が閉店しました。近年の売り上げは、ピーク時の半分だったとか。これで百貨店(デパート)のカテゴリーに入る茨城県内の店は、水戸の京成百貨店のみになってしまいました。かつてテーホーが「イトーヨーカ堂はデパートだ」と言い張っていたのは別として。
西武筑波店が出来たのは、つくば科学万博の年。1985年。この頃はまだつくば市じゃありません。なので「筑波店」と漢字でした。この万博以降、つくばの街は大発展を遂げるのですが、其れと同時に人々の価値観も変わり、「百貨店に行く」というアミューズメントは、単に「買い物に行く」という日常生活と変わりなくなり、そうなると競争に勝てなくなってきた...って、これはつくばに限った事では無いんですがね。
この西武筑波店が入っているつくばクレオスクエアは、かつて円形のエスカレーターがある事で有名でした。どんな構造になっているのか、買い物客がよく議論していたそうで。さすが博士の街。ちなみにつくば市には博士が5000人いると言われ、これは人口の2%!
「百貨店」に行くような生活スタイルでは無かったので、
西武筑波店に行ったのは、
決して多くありませぬ。それでも「北海道物産展」とかは行ったな。その他、特集モノでも(2012年6月8日参照)。
西武百貨店。恐らく百貨店マニアからすると、結構語り甲斐のある店かも。デパ地下と呼ばれる食品売り場がなんと1階に。普通1階にある化粧品売り場が2階に。¥100でも買い物をすれば駐車場が3時間無料なんて、あまり百貨店という格調を感じませんわね。入っているレストランも、百貨店クラスとは言い難かった...。
今後県内に、新たに百貨店が出来るとは思えないし、そもそも「百貨店」って、今後どうなっていくんだろ。
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