啼鵬作品に再会
2017年の啼鵬は委嘱作品の年。その世界初演のトップを切ったのが長野県塩尻志学館高等学校吹奏楽部。最終リハーサルにお邪魔した模様は以前記事で(2017年6月4日参照)。今回はコンクール前の最終指導。そう、彼らは拙作で今年のコンクールに挑みます。
当たり前と言えばそうなのですが、
今回の彼らの演奏、
前回とは別のバンド?と思えるほどの進歩。いや、進化か。これは指揮者先生の指導のたまものかと。演奏作品を追求する姿は、我々作曲家にとってはこの上ない喜びです。
そして今回、再会がありました。トレーナーとして指導に来ていたClarinet奏者、松山美甫さん。彼女はかつて啼鵬作品を演奏した事のある人で、言ってみれば今回は2度目の啼鵬作品。また彼女の出身校との共演は、啼鵬のキャリアの中では特記事項に値する出来事で、未だに語り継いでおりまする(2007年6月18日参照)。
高校卒業後、音大に進学。卒業して職業音楽家として頑張っている松山さんですが、今回の拙作に対する彼女の指摘は非常に的確で、また楽譜の読解力に優れ、曲の構造をしっかり理解しています。
あの頃高校生だった子が、こうして成長して、そして一緒に仕事をする。アタシもまだまだ勉強をしなくてはいけませぬ。
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