傳田高廣クラリネットリサイタル【Clarinet Fascination】
お誘いを受けたのはいつだったか...。「テーホーさん、ボクを救ってよ」という、何とも不思議な誘い文句。
Tango、取り分けPiazzolla作品を
プログラムに入れる事になりますが、
今回はそれもClarinetとBandoneonの2人のみの曲がいくつも。ある意味テーホーにとっても、技術面や音楽面で、かなりのものを要求されるものでした。
更に傳田さんのお弟子さん、
春山俊介さんを交えての、
ツイン・クラリネットでの「Libertango」など、
終わってみると、
かなりのボリューム感のあるプロでした。
Tangoの1曲、1曲は短い曲なんですがね。
思えば傳田さんとの共演は、大なり小なり様々。Piazzolla作品も度々演奏。そう考えると、今回のリサイタルは、傳田さんが積み重ねてきたPiazzollaへの思いを、開花させたような演奏だったかも知れませぬ。
明らかに前回の(2011年11月4日参照)
Piazzollaへのアプローチとは違い、
傳田さん自身「今回は楽しめた」と仰っていました。
また特筆事項としては、Pianoの深沢雅美さんが素晴らしく、彼女にとっても前回とは大きく違い、Piazzollaの音楽を更に深く掘り下げる事が出来たのではないかと思います。
お忙しい中、お越し下さいましたお客様。有り難うございました。
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