1本増えた弦
もう返してしまったのですが、啼鵬が使っていたContrabassは、通常の楽器とは違う、もっと低い音の出る楽器でした(2015年1月12日参照)。持ち主は一本茂樹君。
そうなると我が土浦交響楽団。Contrabassのレギュラー・メンバーはたくさんいるのに、通常の楽器しかありませぬ。これは何を意味するかというと、レパートリーの限定です。作曲家によってContrabassの扱いがまちまちで、一般的な楽器よりも低い音が出ないと出来ない曲もあるので、それらが選択肢から外れるってコト。
楽器を改造。
弦が1本増えました。
本来の改造は、
指板と呼ばれる黒い板(写真上部)を、
幅広いものに交換しますが、この楽器は元々幅が広めの指板だったので、そのまま弦を増やしたというワケ。
決して安くはない楽器にメスをいれるのは、
勇気のいる事ですが、
新作で最初から5弦Bassとして
作っている楽器ならともかく、
そうでない楽器はこうして改造。そう、オールドの名器も改造する場合もあります。
これでようやく1人。大曲をやるには、最低メンバーの半数はこういった、低い音の出る楽器でないと成立しませぬ。いや、本来は全員がそうでないといけない曲もあるのですが、我がオケ、次は誰が...!?
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