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2018年5月17日 (木)

こどもの日に巨人

 日本各地に、いや世界中にと言っても良いかも知れませんが、子ども達によるオーケストラがあります。取り分け千葉県はオーケストラのある小学校が多く、全国的に知られています。

 我が茨城にもいくつかあって、吹奏楽で有名な長生淳先生も在籍していた水戸ジュニアオーケストラ、昨年第1回定期演奏会を迎えた、県南地域としては2つ目となる筑波ジュニアオーケストラなど、結構頑張っていますね。

P_20180429_091819 先日東京プロムナード・フィルの演奏会場で見かけたポスター。

おぉ、我ら土浦交響楽団が、

今度の演奏会で取り上げる「巨人」。

市川市は大人のオーケストラも盛んですので、

千葉県という地域性を鑑みれば、

必然的に子どものオケも盛んになるのでしょう。

アマチュア・オーケストラに関わっている人ならば、

このプログラムを見て「おぉ!子どもが巨人かいな」と驚きを隠せないでしょうけど、実はContrabassの立場から言うと、最も初心者向けかも知れませぬ。あくまでContrabassのハナシ。

 3楽章冒頭のSoloを除けば、技術的に難しい部分は少なく、音も他のパートと被っている部分が殆ど。アタシもやってみて拍子抜け。前回Violaでのったのを思えば、雲泥の差です。なのでここ驚くべきは「子どもなのに1812年かい!」ってとこ。

 ま、何度も言うようですが、あくまでContrabassのハナシであって、Violinとかはチョー難しく、大人も相当手こずりまする。他にも簡単なパートはあるのかしら。

 ちなみに「1812年」の方は弦楽器は全般難しく、恐らく管楽器も「オレ、チョー楽チン」って人はあまりいないかと。やっぱスゲェ。千葉の子ども達。

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コメント

ジュニアと言っても、高校生とかもいらっしゃるのでしょうか?
あの3楽章のTuba-Soloの「まーたー落ちた」は聞いてみたいですね。
(かえってプレッシャーにも感じないのでしょうか?)

「1812年」は吹奏楽では、私が現役の頃はメジャーな曲でした。今じゃ、古臭いのか殆ど吹奏楽では聴かなくなったような気がします。

千葉県と言えば、もう10年以上前ですが、小学校のオーケストラが芥川也寸志さんの「交響管弦楽のための音楽」を暗譜で演奏しているのに驚いたことがあります。

やはりこれくらいのスキルが身に付いていないと、全国を相手に演奏するというのは難しいのかもしれませんね。恐れ入ります。

> 語る会さん
 ジュニアオケの傾向としては、弦楽器には割りと小さい子もいますが、やはり管楽器、特に木管は中高生が主力ですね。
 吹奏楽の世界は、10年くらいのスパンでブームがありますね。オケモノが流行って、猫も杓子もレスピーギやらラベルやら、バルトークなんて時代があったじゃないですか。ミュージカル系やオペラ系も流行りました。今はコンクール向け邦人作品でしょう。次は?

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